道の駅の特徴
道の駅がある名護市は沖縄本島北部ある市。那覇空港からR58を北上し約2時間、那覇ICから沖縄自動車道を利用すると約1時間30分の場所にある、本島北部地域の中心都市だ。名護市といえば、北海道日本ハムファイターズの春季キャンプが行われる場所として知られている。
道の駅はR58号沿いに位置。沖縄県第1号の道の駅で、沖縄のおいしいグルメが揃い、アクセスも抜群ということがあり、常に多くの人が訪れる人気のスポットとなっている。2021年7月には、名護東道路の開通と同時に道の駅の道路情報ターミナルがリニューアルオープン。それに伴い海側駐車場が新たにできて、那覇方面から向かう人は海側駐車場を利用し、上空通路を通って物産センター側に渡るように変更となった。
道の駅のメイン施設「やんばる物産センター」にはサーターアンダギー店や、じぇらーと工房、天ぷら店、パーラー、パン工房など多彩な店舗が揃い、バラエティ豊かな沖縄グルメを満喫できる。フードコートでは、ステーキやタコライス、沖縄そばなどお腹も満足する食事を楽しめる。
売店には沖縄県12の市町村の名産品コーナーがあり、お土産品は充実の品揃え。泡盛コーナーもあり、種類豊富に取り揃えている。
R58を使って沖縄北部に移動する際は、必ず道の駅の前を通過することになり、沖縄の特産物が揃う道の駅は、食事や買い物、休憩に最適の場所となっている。新たにできた情報ターミナルの屋上は展望テラスとなっており、名護湾と沖縄の海を一望することができる。夕日を眺めるスポットでもあるので、通過の際には立ち寄ってみては。
施設紹介
やんばる物産センターには、餅・まんじゅう屋「えびす」、パン工房「ラ・ガール」、パーラー、天ぷら屋、沖縄銘菓サーターアンダギー「三矢」、外間かまぼこ、おっぱじぇらーと工房、チョコもち工房、フードコート、売店が営業する。
名物&名産品
◆もずくの天ぷら
沖縄では天ぷらはおかずとしてではなく、おやつ感覚で食べるそうで、魚やイカ、紅ショウガのてんぷらなど全て1個100円で販売し、中でも沖縄最北端の島「伊平屋島」のもずくを使用したもずくの天ぷらが人気No.1!店内で揚げているので、揚げたて熱々をいただける。
◆許田そば
そばと名前に付くがそば粉は一切使わず、中華麺のような製法を用い小麦粉で作った麺を使用。沖縄県の郷土料理のひとつでもある。店によってスープや麺の形状が異なる。道の駅では軟骨ソーキと三枚肉がトッピングされた沖縄そばを味わえる。
◆おっぱじぇらーと工房
やんばる産の濃厚な牛乳を使用した種類豊富なジェラートや、飲むヨーグルト、牛乳、カフェオレ、ソフトクリームなどを販売。ジェラートは、紅いも、マンゴー、パッション・マンゴー・ヨーグルト、シークヮーサーヨーグルト、泡盛レーズンなど、沖縄らしいフレーバーも揃う。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆古宇利大橋
名護市の屋我地島と、今帰仁村の古宇利島を結ぶ全長1960mの橋。エメラルドグリーンの海の上を走る絶景ロード。古宇利大橋を渡ってすぐ左手には、古宇利ビーチがあり、砂浜から橋を見ることができる。通行無料の橋では県内2番目の長さ。
◆今帰仁城跡
本部半島にあるグスクで、古代の城跡を見ることができる。標高100mにある城跡を囲むように石灰岩の石垣の城壁が残っている。高台から見る東シナ海と城壁の姿が美しい。世界遺産に認定されている。1月中旬から2月初めにはカンヒザクラが咲く桜の名所でもある。