道の駅の特徴
小菅村は県東部にあり東京都奥多摩町に隣接。大自然に囲まれた村で多摩川最上流に位置し、多摩川源流の村として知られている。道の駅は山の上の開けた場所にあり、開放感が抜群。新鮮な山の空気と山の景色を楽しめる。周辺にはツーリングに人気なコースが多く、バイク駐輪場も広々と用意されているので、休日には多くのライダーが集まる道の駅となっている。
道の駅には物産館、レストランがあり、日帰り温泉施設の「小菅の湯」、自然の地形を活用した「フォレストアドベンチャー」が隣接。RVパークも設置され、1日中過ごせる場所となっている。
物産館では地元の特産品を販売。清流で育ったワサビ、ヒマラヤヒラタケなどの地元産の農産物、特産の山女魚のアンチョビや、ワサビ漬けなど漬物類、クラフトビールなど、多彩な品が豊富に揃っている。パン工房で焼かれたパンや弁当類も並び、名物の「チャ―ちゃんまんじゅう」は大人気で、夕方には売り切れることも。レストランでは小菅村の食材を使った料理を提供、石窯焼きのピザやパスタなど本格イタリアンを楽しめる。テイクアウトコーナーでは、ソフトクリームやコロッケなどの軽食のほか、ピザの注文もできる。
道の駅までは都心から約2時間と近く、小菅村まではどのルートを使っても走りを楽しむことができる。中央自動車道・大月ICからは国道138号を使えば約30分で行くことができ、青梅方面から国道411号を使って奥多摩を抜けるルートは定番のツーリングコース。檜原街道からの奥多摩周遊道路経由は走りを楽しめると人気の道。おすすめは中央自動車道・上野原ICから県道33号、県道18号を経由する山中を通るルートで、ちょっとしたワインディングもあり走りも楽しめる(途中に集落があるので、くれぐれも走行には注意)。どのルートを使っても立ち寄りやすい場所にあるので、休憩に訪れるライダーが多い道の駅となっている。
施設紹介
道の駅施設としては物産館と「源流レストラン」がある。
名物&名産品
◆チャーちゃんまんじゅう
小菅村の名物の村のおばあちゃん手作りのおまんじゅう。よもぎ、ネギ味噌、きんぴらなど小菅の食材を使った中身の餡は種類が豊富で、甘いものから食事系までずらりと並ぶ。自家製のあんこは時間をかけて作ったこだわりのもの。チャーちゃんとは作り手のおばあちゃんの愛称のこと。
◆ヤマメ
民間で初めてヤマメの養殖に成功した小菅村では、今でも3軒の養殖場でヤマメが養殖されている。道の駅物産館前ではヤマメの塩焼きを販売。炭火で焼かれたヤマメは、ふっくらジューシーで頭からしっぽまで食べられる。テイクアウトコーナーでは、山女魚を頭から尻尾まで使った「ヤマメのカリカリ揚げ」物産館ではヤマメで作った「山女魚のアンチョビ」を販売する。
◆源流レストランの石窯ピザ
石窯で焼き上げた本格ピザ。味は全部で4種類で、トッピングには小菅村の食材が使用されている。ヤマメのアンチョビピザは、程よい塩気のあるヤマメのアンチョビがクリームと相性抜群で、ヒマラヤヒラタケが味と食感のアクセントになっていて絶品。カリッと焼かれた生地もおいしい。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆小菅の湯
道の駅に隣接。pH9.98の高アルカリ性温泉で、お肌がスベスベになることから「美人の湯」として人気。内湯、露天風呂、五右衛門風呂、寝湯、サウナなど9種の浴槽を楽しめ、水風呂は源泉掛け流し。休憩所・食事処も完備するので、風呂上がりにゆっくりと休むことができる。入浴料金大人750円。
◆奥多摩湖
東京から一番近い国立公園の秩父多摩甲斐国立公園の奥に位置している湖。湖畔では、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季の風景を楽しむことができる。奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場からは、奥多摩湖を眼下に望むことができる。