道の駅の特徴
深浦町は青森県の西南部に位置し、南は秋田県に接する県境の町。日本海に面し夕日スポットが点在。世界遺産に登録された「白神山地」や津軽国定公園の「十二湖」などがある場所としても知られている。
道の駅は深浦町のほぼ真ん中、青森市内から約2時間、能代南ICから約1時間30分の場所に位置。日本海の目の前に建ち、赤色のイカの看板が目印で「かそせいか焼き村」の愛称で親しまれている。目の前の海は「風合瀬海岸」という美しい砂浜の海岸で、夏には多くの海水浴の人で賑わう場所だ。
『道の駅ふかうら』には直売所、食堂、いか焼き小屋があり、屋外のいか焼き小屋で焼かれた「いか焼き」は道の駅の名物でもある。直売所の鮮魚コーナーには深浦産の新鮮な鮮魚が格安で、ずらりと並ぶ。海産物加工品、手作りの弁当や惣菜、餅なども販売。特産品コーナーには地元産の野菜や山菜、深浦特産の「ふかうら雪人参」を使った加工品も揃う。
食堂では海を眺めながら、地元産の鮮魚を使った食事を楽しめる。日替わりの海鮮丼や、もずくラーメンなどのほか、深浦町は県内有数のマグロの産地でもあり、数量限定でマグロ丼も味わえる。
道の駅は国道101号に面し、アクセスは抜群。周辺には風合瀬鳥居崎の弁天島や大島などの奇岩や、千畳敷海岸など絶景スポットが数多く、青い海を眺めながら走る絶景ロードが続いている。日本屈指のローカル路線の五能線と並走しているので、時間によってはのどかな風景の中を走る列車の姿を見ることもできる。道の駅はそんな絶景を楽しめるツーリングコースの食事や休憩場所として、最適なスポットだ。
施設紹介
建物内には直売所と食堂、屋外にいか焼き小屋がある。シャワーの利用は7~8月のみ。
名物&名産品
◆イカ焼き
青森県では1年中イカが水揚げされ、漁獲量も全国2番目の多さを誇る。日本海産の新鮮なイカを一夜干してから、炭火でじっくり焼いた生干しの焼きいか。肉厚のイカはプリッとしつつもやわらかく、旨味もたっぷり。小屋からは香ばしい香りが漂ってくる。
◆深浦町産の海産物
1年を通して鮮魚やサザエなど多彩な魚介類が、格安の地元価格で店頭に並ぶ。「えご草」やギバサなどの海藻類も豊富。食堂では、深浦町産の魚を使用した日替わりの海鮮丼や漬け丼を提供。リーズナブルな価格でコスパ抜群だ。夏にはウニも味わえる。
◆飯寿し
浜のお母さん手作りの味。イカの中にご飯を詰めて乳酸発酵させて作った飯寿司はまろやかな味わい。青森県の郷土料理で、なれ寿司の一種。イカ以外にも、タコ、サケ、ハタハタなど種類が豊富。作る人によって味が変わるので、食べ比べしても。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆北金ヶ沢の大イチョウ
樹齢1000年以上の大イチョウ。高さ約31m、幹周りが約22mもあり、その大きさは日本最大級。11~11月下旬の紅葉の時期には葉が黄金に色付いた美しい姿を見られ、夜にはライトアップもされる。2004年に国の天然記念物にも指定。
◆黄金崎不老ふ死温泉
全国屈指の人気の温泉。波打ち際の露天風呂は、目の前がすぐ日本海!海面と同じ目線で温泉に浸かることができる。海辺の露天風呂は混浴と女性用が用意されている。茶褐色の温泉は源泉掛け流し。お料金は大人600円、露天風呂は8:00~16:00まで入浴可。