道の駅の特徴
西は日本海、北は秋田県境に秀峰・鳥海山がある遊佐町は、庄内平野の北部、山形県の最北端の町。海と山、両方の美しい景観を楽しめ、日本海で獲れる天然の岩ガキやサクラマス、湧水で育つ庄内米、秋には鮭が遡上するなど、海の幸、山の幸と食が豊かな地域でもある。
道の駅は日本海側を南北に通るR7沿いに位置し、アクセスは抜群。駐車場は広々としており、直売所、特産品販売所、食堂、敷地内にラーメンやベーカリー工房などさまざまな店舗が揃っていて、多くの人が立ち寄る場所となっている。
道の駅メイン施設に入る特産品売り場では、庄内特産のだだちゃ豆の商品や、鮭の加工品など、地域の特産物の商品が数多く並ぶ。直売所では地元産の農産物・海産物を販売し、1年を通して多彩な旬の食材を買うことができる。鮮魚直売所では、魚介類を使った手作りの惣菜類も販売しており、購入した焼き魚や天ぷら、フライなどは食堂でご飯セットを注文して定食として味わえるのが嬉しい。
道の駅では地元の食を満喫できる。食堂では地域の特産品を使用した地産地消の食事を提供。定食やカレー、海鮮丼などを味わえ、中でもカキフライは道の駅のイチオシメニュー。ファーストフードコーナーでは、山形県産の「つや姫」のおにぎりや、山形名物の玉こんにゃく、店頭で焼く串焼きなど気軽に食べられる軽食メニューが充実。ラーメン店では飛び魚だしを使った特製スープのラーメンや手作りの餃子、ベーカリー工房では焼きたてパンが人気だ。
道の駅が面するR7は日本海、鳥海山に挟まれた山形県を南北に縦断するメインルートとなっている。山形県と秋田県をまたぐ鳥海ブルーラインは、眼下に日本海や庄内平野を望める絶景ルートでツーリングコースにもおすすめ。遊佐町のさまざまな味覚を楽しめる道の駅は、食事や休憩など、ツーリングの立ち寄りスポットに最適な場所だ。
施設紹介
農産物直売所、鮮魚直売所、特産品売場、食堂「ふらっと」、ファーストフード、ラーメン「味の駅」、ベーカリー工房「ほっほ」。
名物&名産品
◆天然岩ガキ
春から夏にかけて日本海沿岸でとれる岩ガキは、庄内浜の夏の味覚。鳥海山のミネラル豊富な湧水が流れ込む海で育つ岩ガキは、クリーミーで超濃厚!直売所では自分で選んだものをその場で剥いてもらい、すぐに食べられる。大人気商品で、夏季限定、数量限定品。
◆銀カレイ焼き
脂がのった銀ガレイを串に刺し、店頭でじっくりと焼き上げている。大きめの切り身でボリュームもしっかり。焼きたてが絶品だ。鮮魚直売所「元気な浜店」の大人気定番メニュー。食堂でご飯セットと一緒に定食で食べるのがおすすめ。
◆いくら丼と海鮮丼
オリジナルの調味液で味付けしたいくらを贅沢に使ったいくら丼。山形県産の「つや姫」のご飯に、遊佐町産のいくらがたっぷりとのっている。うに、いくら、マグロ、のどぐろなどがのった海鮮丼は食堂1番人気のメニュー。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆鳥海温泉 あぽん西浜
海浜のクロマツ林に湧く温泉。泉質はナトリウム塩化物泉で、体が芯から温まる。大浴場と露天風呂にはそれぞれ違う源泉の湯を使用しており、2種類の温泉を楽しめる。6時から営業し、料金は大人400円。鳥海温泉の源泉を利用した、24時間利用できる無料の足湯も設置されている。
◆鳥海ブルーライン
海抜ゼロから一気に1100メートルまで上がる、総延長 34.9kmの山岳観光道路。日本海をはじめ、天気のいい日には飛島や佐渡島、男鹿半島も望める絶景ルートで、鳥海山麓をクネクネと曲がる道は走りも楽しめる。紅葉の名所としても知られている。10月下旬~4月下旬は冬季閉鎖となる。