道の駅の特徴
宮崎県北部に位置する延岡市。古くから城下町として栄えてきた町で、市内には延岡城跡など歴史的建造物が多く残っている。また、東は日向灘、他は山に囲まれた自然豊かな地域でもあり、日豊海岸国定公園と祖母傾国定公園の二つの国定公園があることでも知られている。
『道の駅 北川はゆま』は東九州自動車道北川ICを降りてすぐの場所に位置しており、アクセスが抜群でR10からも行くことができる。駐車場は広く、バイク用の駐車場も用意されている。駅名の「はゆま」は、飛鳥時代の駅制度で道路上に設けられた駅に置かれた馬の「はゆま(早馬)」が由来となっているそうだ。敷地内には大きなからくり時計が設置されており、定時になると音楽と共に馬と男女の人形が動き出す。
道の駅施設には、物産館、お土産館、レストラン、テイクアウトコーナー、パン工房などがあり食事や買い物が楽しめる。物産館では、地元産農林産物やオリジナル商品などを販売。特に地元食材を使ったフルーツサンドや地元高校とコラボしたプリンなど、スイーツ類が充実。「月の塩唐揚げ」は人気No.1の惣菜だ。お土産館には延岡と宮崎の土産品、地酒などが豊富に取り揃えられている。
パン工房には店内焼きあげの焼きたてパンが種類豊富に並んでいる。人気No.1はメロンパン。
レストランでは定食や麺類、丼ものを提供。一番人気は日向灘で獲れた「生しらす丼」で、延岡発祥宮崎県のソウルフード「チキン南蛮定食」も人気がある。他にも宮崎牛のメニューも充実し、牛丼や肉そば・うどんなどを味わえる。
テイクアウトコーナーでは、コーヒーやドリンク類、ソフトクリーム、ホットスナックなどの軽食類を販売。宮崎マンゴーや日向夏などのご当地ソフト、月の塩を使ったフライドポテトなど、ここならではのメニューを楽しめる。
九州の東側を南北に横断する東九州自動車道。東九州道経由で北方延岡道路(R218バイパス)を使えば、ツーリングコースとして人気のある高千穂峡へのアクセスもしやすい。道の駅は東九州道の無料区間にあるので、食事や買い物など東九州道利用時の休憩スポットに最適だ。
施設紹介
道の駅施設には、物産館、お土産館、レストラン、テイクアウトコーナー、パン工房「はゆまベーカリー」、木工体験施設、コインシャワー(10分200円)がある。
名物&名産品
◆ひむか定食
レストラン人気メニューの一つで、宮崎県の郷土料理の冷や汁とソウルフードのチキン南蛮を一度に味わえるお得な定食。定食の名にある「ひむか」は、宮崎県の昔の国名「日向(ひむか)」から付けられている。
◆宮崎マンゴーソフトクリーム
テイクアウトコーナーで人気No.2の宮崎産マンゴーを使用したソフトクリーム。超濃厚マンゴーソフトに、さらにマンゴー果肉がトッピングされた贅沢な一品でマンゴーを満喫できる一品。食感はシャーベット系。
◆月の塩メロンパン
道の駅パン工房名物のメロンパン。北浦の「月の塩」を使用しており、バターの芳醇さな甘みと、ほのかな塩味、塩の旨味を楽しめる。外側はサクサクのクッキー生地、中はふんわりとした食感のメロンパン。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆道の駅北浦
R399沿いに位置。環境省が定める快水浴場100選の「九州No.1」に選ばれた「下阿蘇ビーチ」を一望できる道の駅。白い砂浜と青い海の絶景が楽しめ、砂浜にも降りることができる。北浦の海水を汲んで作った「月の塩」が名物で、月の塩を使ったソフトクリームも味わえる。
◆鏡山展望所
展望所からは眼下に日豊海岸を一望。西の方には祖母傾国定公園の山々を望むことができ、天気のよい日には四国まで見えることもある。山頂にはトレッキングコースがあるので、景色を満喫しながらの散策も可能だ。