MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!かつては福島県民だった男、さすライダーです。
福島県は現在僕が住んでいる北海道、そして岩手県に次ぐ日本で3番目に大きな都道府県で、とても一日二日程度では走り尽くせないほどのボリュームがあります!
しかし、だからと言ってそう簡単に連休なんて取れないし、そもそも住んでる場所から遠いし…ぶっちゃけ「福島県をたった1日で満喫できるおすすめ場所」ってないの?
はい!そんな大変ワガママなお客様にピッタリのツーリングコースがございます!その名も「磐梯吾妻スカイライン」別名「日本のアリゾナ」とも呼ばれている道で、ここを走れば「福島県を満喫した」ってことになります(多分)

磐梯吾妻スカイラインとは?
福島県が誇る日本100名山の磐梯山と安達太良山、そして雄大な吾妻連峰を横目に走れる日本屈指の絶景ワインディングロードが「磐梯吾妻スカイライン」です。
福島市に属する高湯温泉から土湯峠へと抜ける、全長約29kmの「元有料観光道路」で、現在は県道70号線として無料化されています。
平均の標高が1,350mと極めて高いことが特徴で、その最高到達地点は実に1,622mにも及ぶ…いわゆる「天空の道」と呼ぶのにふさわしい道です!
ちなみに最大のハイライト区間は荒涼とした火山地帯を貫く「浄土平」で、まるで他の惑星に来たかのようなインパクト大の光景に目を奪われます… が、決して目を奪われず運転に集中しましょうね(汗)
実走レポート:高湯温泉〜つばくろ谷駐車場
磐梯吾妻スカイラインの北の入り口となるのが「高湯温泉」で、開湯400年の歴史ある温泉地です。
駐車場完備の共同浴場「あったか湯」なら500円で日帰り入浴ができるので、ここでひとっ風呂浴びてサッパリしてから「磐梯吾妻アタック」に挑むのもいいかもしれません。
ちなみに昔はここから「高湯ゲート」で通行料を支払って進む必要がありましたが、現在はそのまま進むだけで自動的に磐梯吾妻スカイラインへと入れます。
ってことで、走りはじめはどちらかといえば道幅の狭い、曲がりくねった山道が続きますが…しばらく走ると高さ80mの渓谷にかかる一本橋「不動沢橋」を一望できる「つばくろ谷駐車場」へとたどり着きます!
ここは仮に2人以上のツーリングなら「バイクで不動沢橋を走るカッコいい俺」な写真を交互に撮影できるライダーに人気の場所で、公衆トイレもあるので安心して(?)相方の撮影待ちができます。
しかし、僕のように集団行動を苦手とする「生粋のソロツーライダー」の皆様に至っては、普通の絶景スポットとして処理する必要があります…(タイマー撮影は面倒)
実走レポート:つばくろ谷駐車場〜浄土平
つばくろ谷駐車場を出発すると徐々に展望が開けてきて、いよいよ磐梯吾妻スカイラインの最大のハイライト区間「浄土平」へと突入します!
ちなみに僕の中では「日本のアリゾナ」というより「火星(行ったことないけど)」という表現の方がしっくりきますが…どちらにしろ決して日常では出会うことのない「凄まじい光景」に目を奪われそうに…って、決して目を奪われずに運転に集中しましょうね(大事なことなので2回目です)
浄土平で愛車と今世紀最大級の「非日常感あふれる走り」を存分に味わった後は、磐梯吾妻スカイラインを走るライダーの94.2%(さすライダー調べ)が立ち寄る「浄土平PA」が見えてきます。
ここは数ある磐梯吾妻スカイラインのPAの中でも最大の規模を誇る場所で、広い駐車場とトイレ、それから食堂と売店と休憩所を完備したレストハウス、さらにはビジターセンターと設備が充実しています!
ちなみにバイクは駐車料金として200円が必要ですが、安心の専用スペースに駐輪できるので喜んでお支払いしましょう(そもそも安いし)
そして、僕のように歩くのが好きなライダーは、所要時間1時間と少々時間を要しますが…目の前に聳え立つダイナミックな「吾妻小富士」の火口まで行けるトレッキングコースを強くおすすめします!
実走レポート:浄土平〜土湯峠(ゴール)
浄土平を過ぎると再び曲がりくねった山道に突入しますが、やはりそこは車ではなくバイクなので…純粋にワインディングを走る楽しみは最後まで続きます!
そして、かつて入場ゲートがあった「土湯峠」付近まで来ると「日本の道100選」と書かれた案内板のある開けた場所があるので、ここが磐梯吾妻スカイラインの終点となります。
もちろんここで記念撮影をするのがライダーの定番で、後はここから南下して「猪苗代湖」へと向かうのもライダーの定番です…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪