道の概要
大分県湯布院の水分峠から阿蘇の一宮町を結ぶ県道11号が、九州随一、日本でも有数のワインディングロード『やまなみハイウェイ』である。
北側の森林地帯を走り終えると、突然視界が開けくじゅう連山を望む広大な飯田高原にはいり、阿蘇外輪山を駆け降りる変化に富んだ道路は、ツーリング心をくすぐる珠玉の快走路だ。
総距離約50キロのうち、一番の快走部分は朝日台から始まる飯田高原だ。とりわけ長者原の噴煙上がる久住山に突き進む直線道路は有名で、迫力ある景色は何者にも代え難い魅力を持つ。ぜひ早朝車の少ない時間帯に走りたい。もちろん撮影も。飯田高原周辺はやまなみハイウェイの中でレジャー施設や飲食関係のお店が一番充実している。日程的に余裕があれば、ゆったりと自然に触れ合う時間をするのもいいだろう。
長者原を過ぎ、急勾配のタイトコーナーを登り、牧ノ戸峠から南は、いよいよ阿蘇山を見ながら雄大な高原を走るコースになる。緑のじゅうたんを敷きつめた草原の道をかいくぐって外輪山に向う。そして外輪山を下るところにある城山展望台からは、阿弥陀仏が横たわる阿蘇の全景が目の前に現れる。
初めてこの道を走ると、ここは日本かと必ず思うくらい、北海道とはまた違う雄大な大自然を感じる。日本の北と南に絶景道路が待っている。
お薦めのシーズン
- 年間を通して四季それぞれに楽しめるが、緑輝く夏がお薦め。
周辺立ち寄りポイント
◆九重“夢”大吊り橋
ルートから少し離れるが、県道40号沿いにある日本一の高さ173mを誇る歩道専用の吊り橋。入場料500円。
◆飯田高原
やまなみハイウェイの中でお店やレジャー施設が最も充実している。スイーツ(ソフトクリーム・ジェラード)、肉料理など評価の高いお店が街道沿いに並んでいるので、事前にチェックするとよい。
◆長者原道標
久住山に向って走る直線道路にある道標。撮影必須の場所。
◆牧ノ戸展望台
駐車場から近い展望台が2箇所ある。
◆やまなみハイウェイ展望台
駐車スペースは少ないが、九重連山と阿蘇山五岳を一望できる場所。案内看板はなくカーブのふくらみに作られた駐車スペースという感じなので見過ごすこともあるかもしれないが、走っていれば誰もが気づく絶景場所。
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