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道の概要
日本三大鍾乳洞のひとつ「龍河洞」へのアクセス道路で、龍河洞と高知方面の野市町を結ぶ。北側は森林の中を走るが、三宝山周辺からは眼前に高知平野が広がる。この付近のつづら折りはこの道の真骨頂。距離は短いけれども大小様々なコーナーがあり、バイクを右に左へと倒しこみ走りごたえは十分にある。
三宝山の頂上付近にあったお城のような展望所は現在閉鎖されているため、素晴らしい景色をゆっくりと楽しむことはできない。眺望のいい場所は何ヶ所かあり、道路の直線部分にバイクを停めての撮影となる。間違ってもコーナー付近への駐車は厳禁! 他の車両から停めていることが確認できる場所に停めること。
せっかく眺めのよい道だけに駐車スペースだけでも確保してもらいたいが、夜間早朝の管理が大変なのだろう。
三宝山から龍河洞までは森林の中を走る緑の道路。道路の整備状態はあまりいいとはいえず、草木が道に侵略している部分や路面そのものもやや古い。有料道路から1997年4月に無料道路となり年月も経っているので、道路整備と管理はどこも大きな課題といえよう。
お薦めのシーズン
- 通年で楽しめる。青い太平洋を感じる夏が一番。台風など天気には注意。
周辺立ち寄りポイント
◆龍河洞
全長約4km(観光コースは約1km)の神秘の洞窟は、なんと1億7500万年の歳月を有してできた石灰岩の鍾乳洞。2019年夏から龍河洞の演出がパワーアップし、新しくなった照明や音響が冒険を盛り上げる。また観光コースだけではなく、ヘルメットにヘッドランプをつけ、ナビゲーターと共に真っ暗闇を進む冒険コース(予約制)や、龍河洞を形成してきた上龍河からの地下水の流れを感じながら進む「西本洞コース/水の洞窟」(予約制)がある。冒険好きにはいいかも。入場料1200円
※日本三大鍾乳洞:秋芳洞(山口) 龍河洞(高知) 龍泉洞(岩手)