北欧のEV車両普及率は50％以上?! スウェーデン発のEVバイクがゴールドウインから登場!!

2023年2月6日2023年2月7日

カーボンニュートラルが世界的に叫ばれ、脱ガソリンエンジンが進められている。
その一つの解決策として普及が進んでいるのがEV車両だ。

北欧諸国はEV化がとくに進んでおり、2021年の新車販売台数を見ると、ノルウェーが83％、アイスランド48％、スウェーデン40％、フィンランド28％と驚きのEV車両比率となっている。

では、日本国内のEV普及率はどうなのかといえば1〜2％……。
国内バイクメーカーもEV車両の開発は進めているところだが、
種類も少なく商業向けモデルがメインだ。

そんなEV車両先進国のひとつスウェーデンのEVバイクメーカー『CAKE 0 emission AB』社の車両が2023年春にWEB限定で販売される。

しかもこのEVバイクを販売するのが、ライディングウエアでおなじみのゴールドウインだというのだから驚きだ。

車重はどのモデルも100kg以下で、おおよそ50ccスクーターと同じ程度。この軽量な車体でありながら、トルクフルでエキサイティングな走りを楽しめるという。

EVバイクメーカー『CAKE』とは？

これまでのバイクという形にとらわれない独創的なスタイルが印象的な車両を製造販売する『CAKE』は、2016年に設立されたスウェーデンの会社だ。

ゼロエミッション社会へ移行するのを促すべく、FANな要素を持ち合わせたEVバイクを作ることを目標に、2018年1月に最初のモデルであるカルクが誕生。

すると、2019年、2020年には世界的に権威のあるデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」や「IF デザインアワード」、唯一の国際的な自動車業界のデザイン賞「オートモーティブブランドコンテストアワード」といった名だたる賞を獲得していった。

ゼロエミッション社会に向け、刺激的で高品質なEVバイクを精力的に開発している、要注目なメーカーなのだ。

ゴールドウインがEVバイクを取り扱う理由

ライディングアパレルでおなじみのゴールドウインは環境問題に早くから取り組んでおり、今から20年以上前に、スポーツアパレル業界で初めて環境マネジメントシステム（ISO14001）を取得している。

ゴールドウインが展開するモーターサイクル事業でも環境配慮を重要な課題と捉えており、CAKEの展開するクリーンでサステナブルを考慮したバイク作りの理念と共通しているからなのだ。

オフロード好き必見のカルク、拡張性のあるオッサなど、どれも個性的！

ゴールドウインが取り扱う主要モデルは、舗装路からダートまで楽しめる『Kalk& (カルクアンド)』、ユーザーのニーズを満たしてくれる1,000を超えるアクセサリをフレームへ簡単に固定できる『Osa+ (オッサプラス)』、街なかをクリーンに移動できる原付きモデル『Makka range (マッカレンジ)』といった車両だ。

機能美に満ちたCAKEのプロダクトデザインは、シンプルゆえ自然や都市の風景にもすっと溶け込んでくれるはずだ。