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パワフルさと軽量コンパクトな車体が絶妙にバランスしたストリートファイター!スズキ【GSX-8S】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

【brand pickup】
今年、各地で開催されたモーターサイクルショーのスズキブースで一際人気を集めていたGSX-8S。それもそのはず、見た目からもアグレッシブなデザインの車体には新開発エンジンを搭載しており、スズキがラインナップするミドルクラスをさらに盛り上げる最新モデルなのだ。今回はそんな今大注目のGSX-8Sをお借りすることができたので、実際に見て・触れて・走った感想を紹介していこう。

目次

SUZUKI / GSX-8S : impression

フロント周りからサイドシュラウド、テールカウルまでのデザインが全体をシャープかつスタイリッシュな印象にまとめており、コンパクトながら跳ね上がったリア上がりのテール周りのシルエットも今時らしいシルエットを生み出している。

兄弟モデルにあたるGSX-S1000譲りの近未来的なヘッドライトデザインもインパクト抜群で、ヘッドライト・テールランプ共にLEDを採用しており、テールランプがシートカウルから伸びたリアフェンダー部にレイアウトされていることで、リア周りがコンパクトにまとまって見えるのも特徴的だ。

ワイドなハンドル位置によってコックピットからもストリートファイター然としたスタイリングを感じられ、ハンドル中央にレイアウトされたメーターには5インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用しており、デジタル表示の速度計に加えてアナログ表示のタコメーターは視認性が良く、さらに明暗によってデイモード(白)とナイトモード(黒)の表示モードが自動で切り替わるだけでなく、手動で変えることもできる。

足周りにはフロント120/70ZR17、リヤ180/55ZR17ダンロップ製SPORTMAX RoadSport2を装着しており、フロントに装備されたKYB製倒立フロントフォーク(ストローク量130mm)とリアに装備された専用設計のKYB製リンク式モノショックサスペンションがしなやかに動き、ホイールには軽量なアルミ製キャストホイールを採用することによって軽快なハンドリングを実現。

エンジンには270°位相クランクを採用した新型775cm3エンジンを搭載しており、低回転から高回転まで滑らかな吹け上がりが気持ちいい。また、シフトアップ&ダウンが可能な双方向クイックシフトシステムを搭載しているほか、最新の電子制御システムも多数搭載している。

【SPEC】
全長 / 全幅 / 全高 : 2,115mm / 775mm / 1,105mm
シート高 : 810mm
装備重量 : 202kg
最高出力 : 59kW〈80PS〉 / 8,500rpm
燃料消費率(WMTCモード値) : 23.4km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時
排気量 : 775cm3
価格 : 1,067,000円(税込)

バイクを操る基礎となる操作が面白い!

ワンプッシュで始動が可能なスズキイージースタートシステムによって、スターターボタンを一度押すだけでパラレルツインエンジンが小気味良く始動。

クラッチレバーを握り、軽い感覚で1速に入れたら低速からパワフルに飛び出していく。電子スロットルのおかげで極低速域の微妙なスロットルワークも的確に操作することができ、新開発エンジンのクランク部に量産二輪車初となるバランサーを2軸配置したスズキクロスバランサーを搭載していることによって、高回転時も振動が少なく、どこからでもスムーズに加速していく感覚はちょっと異次元だ。こうして欲しい時に欲しいだけパワーを出力できる感覚はGSX-8Sのアグレッシブな見た目そのもので、街中からワインディングに至るまで、シフトアップや加速、ブレーキングなど、まさにバイクを操る基礎となる操作が面白い1台となっている。

さらに、ミドルクラスながら装備重量202kgという軽量・コンパクトな車体は押し歩く時だけでなく、長時間の移動時も疲れにくいことに加え、ローRPMアシストも装備されているのでツーリング先での思わぬ未舗装路やUターンをする事があっても安心だ。

いつもの生活を彩ってくれるキャラクター性が魅力

シート高は810mmと見た目の印象ほど高くなく、実際にまたがってみるとスリムなシート形状によって足付き性は更に良く感じられる。

ステップ位置も高すぎず、ハンドルも遠すぎないのでライディングポジションが窮屈に感じることはなく、走りを楽しみたい時にも操作性が高い。

最初に乗って感じた思いっきり走りを楽しみたくなるバイクという印象は間違いないのだが、このバイクにはデザインや乗り味、価格感を含めたフレンドリーさがあり、どんなシーンでもライフスタイルの一部としていつもの生活を彩ってくれるキャラクター性というのが一番の魅力なのかもしれない。


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