ナロースタイルのボディに太めのタイヤを履いたRebel250。シンプルなスタイルと足つきの良さといったことから、瞬く間に人気モデルとなったRebel250。
今回はそのRebel250の『音』に注目してみた。
歯切れがよく心地よい排気サウンド
Rebel250のエンジンは、水冷4ストロークDOHC4バルブエンジンを搭載。
DOHCとはエンジンのシリンダーヘッド上に吸気、排気用にそれぞれ独立した2本のカムシャフトを持つ形式のこと。
効率的に吸気、排気が行なえることから、高回転・高出力が望める。
ホンダのエンジンらしい高回転域まで気持ちよく回る仕様となっているが、エンジンは低回転域でもトルクフルで扱いやすい味付け。エンジンのメカニカル音や心地よい排気サウンドと相まって、躍動的なパルスを感じることができる。
軽量かつ690mmの低いシート高により、年齢や体格にとらわれず幅広い層のライダーが楽しめるパッケージは、初代レブルのパッケージを彷彿とさせる。
多くのライダーを魅了しているのはこんな理由があるからだろう。
始動&クラクション
最新の車両とあって、セルスターターを押すだけで軽くエンジンは始動。
なお、バッテリーが弱っているとなかなかエンジンがかからないためにセルスターターを長く押しがち。
でもこれはセルモーターやバッテリーに負荷が余計にかかる行為なのでよくない行為だ。
長くても5秒程度にとどめたい。
クラクションは標準的な音。
もう少し高級感のある音であってもいいとは思うが、あくまでも緊急時に使うものなのでさほどこだわるところではないのかもしれない。
走行音
Rebel250のギヤは6速で、アイドリング時は1500rpm程度で、時速100kmでの巡航時のエンジン回転数は5900rpm程度。
スロットルを開ける楽しみを演出するパルス感を表現するため、内部構造を最適化したマフラーを採用しているだけあって、どの速度域でも気持ちよい。
街乗りからツーリングまで幅広く対応する素直な乗り味で、ビギナーはもちろんスーパースポーツを持つユーザーのセカンドマシンとしても違った世界を見せてれるのでおすすめだ。
まさに、気軽に長く付き合えるマシンといえよう。