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約1000円激安ポリッシャーでバイクを磨いてみたら驚きの輝きに!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクや車の塗装というものは何層も塗料が塗り重ねられているのですが、塗装のツヤを大きく左右するのがトップコートと呼ばれる仕上げのクリア層になります。

新車の塗装でも顕微鏡レベルで見ればクリア層表面は凸凹しているので、これをプロが磨いて平滑にすると新車はさらに輝きを増します。作業工程を目の当たりにすると本当に明確に磨き前後で違いが現れます。

言うまでも無く、新車から長くが経過した塗装のクリア層には無数の傷が入っており、それが見た目の悪さを助長します。

しかし、そんな塗装面でもしっかりコンパウンドで磨きを入れると、新車並というかプロが磨くと本当に新車以上の輝きを放つこともあります。

目次

塗装面の磨きにはスキルも大事だが道具も大事

磨きは手作業ではどんなに時間と手間をかけても限界があります。特に燃料タンクやカウルなど大きな塗装部品の磨きは手でやっても均一な力加減にならず、苦労の割に結果に結びつきません。

しかし、ポリッシャーを使えばこれが一瞬で想像以上に綺麗になります!

専用電動ポリッシャーはでかくて重くて高額!

ひと昔前より電動ポリッシャーは安くなりましたが、でかいし、うるさいし、重いし、これはよほどディープなDIY趣味をお持ちではないと自前で買うことはできないと思います。

もっと手軽に安いポリッシャーは無いものかと、また密林散策をしていて見つけたのがこの商品です。

 ポリッシャーバフ 研磨スポンジ スポンジバフ 22個セット

ようは、電動ドリルの先にポリッシャーパッドを装着できるのがこの商品でありまして、同様の商品がいくつかの業者から出品されておりました。これが、お値段1190円で翌日届くってどういう世の中なんでしょう!?

全5色でそれぞれ硬さや切削性が違うようなのですが、触った感じは全部一緒に感じます。色だけ替えてる疑惑を抱きました。

マジックテープでスポンジパッドを付け替えて使用します。

バックアップパッド(ドリルに取り付ける土台の部品)は2個が同梱されていました。

各ご家庭にある電動ドリルの先に装着してください。私はドリルが欲しい!

なんかビジネスの格言みたいな、な~んもためにならない言葉で「顧客の欲しいのはドリルでは無くて穴だ!」とかいうのありますが、私は断然穴よりドリルが欲しい派なので、ドリルを自宅に何個か持っているのですが、各ご家庭にひとつくらいはあるものですよね?電動ドリル。

電動ドリルの先端に「刃」の代わりにポリッシャーパッドを固定して使うわけです。

実際に何十年も前のボロ部品を磨いてみる

いつか自分でDIY板金塗装をして再生しようと思っている部品を磨いてみることにします。鉄の塗装部品です。

磨く部分との違いがわかるように例によってマスキングしました。

使用するコンパウンドは塗装仕上げ用のコンパウンドです。ワックスなどは含んでいないので、塗装本来のごまかし無しの艶が現れます。DIYレベルであれば、コンパウンドはホームセンターとかでも手に入る安いやつでも大丈夫であります。

たくさん付けると飛び散りますのでほどほどで。

軽く塗装面を水拭きした後でほんのりコンパウンド付けて磨きます。

絶妙サイズで作業性は超良好!

スポンジパッドがコンパクトで軽いし、電動ドリルのモーターはパワーがあまり無いので、結果的に作業性が良いという結果に。

写真の部分の磨きなら1~2分も磨けば

仕上げにマイクロファイバークロスで磨きます。

ものすんごい輝いてしまった……。

めっちゃ映り込む!

写真だと分かりづらいが左未磨きの部分とは雲泥の差でした。

続いて本気のポリッシャーで本気磨きしてみた

今度は板金塗装業者が仕上げ磨きに使うような道具を使って磨いてその差を確認してみることにします。

まずはフィルム状の研磨ペーパーでクリアを削って均してしまいま〜す。

次にハイパワーな電動ポリッシャーでビャーっと研いじゃいま〜す!

さらにさらに微粒子コンパウンドで仕上げま〜す!

今回はウールパッド→スポンジパッドで作業を進めました。

マイクロファイバーでコンパウンドを拭き取っていくと新車並みの塗装面が現れていきます!

作業前後で差が如実に現れるので磨きって楽しいんですよね~。

仕上がりの美しさは専用ポリッシャーに軍配が上がるが……

磨いた部分は表面の微細なスクラッチ傷が消えて、まるで新車のような輝きとなってしまいました。

写真では分かりづらいですが……

マスキングを剥がしてみるとポリッシングした部分と未磨き部との差は歴然であります。

また、電動ポリッシャーと激安簡易ドリルポリッシャーとの仕上がりの違いはわずかであると感じました。これは元の塗装の状態にもよると思いますし、作業工程の違いにもよるとは思いますが。

恐るべき激安簡易ポリッシャー!

プロ用の電動ポリッシャーってパワーがありすぎるので、全身を使ってポリッシャーを持たなければならないし、誤って傷を入れてしまうミスも起こしやすいんです(その分、短時間で確実に輝きますが)。

それに、車のボディとかに使用する前提なのでサイズがバイクに合わないこともあるんです。

そこへいくと激安簡易ポリッシャーは力はないけどサイズはちょうどいいし、手作業よりかは確実に綺麗になる。

ドリルがバッテリー式ならコードレスで使えるし、ほんとにバイクならこれで充分やん?って気持ちになりました。

車のドアノブ周辺の小キズとかこれでちょっと磨けば確実に綺麗になるし、これまじオススメです。ビビりました。

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