決勝レースでぶっちぎりの速さを見せたZ900RS
5月14日、15日の二日間に渡り、筑波サーキットで開催された『テイスト・オブ・ツクバ(T.O.T.)2022皐月ステージ』。基本的に鉄フレームのマシンで争われるこのレースは、カスタムバイクの世界で人気のモデルが多数エントリーするため人気が高い。さながら、カスタムバイクによる異種格闘技戦といった様相で、エントラントも観客もヒートアップ。
いわゆるサンデーレースにカテゴライズされるイベントなのだが、パーツメーカーやカスタムショップが威信をかけてチューニングしたマシンを送り込み非常にレベルの高いレースとなっている。
そのTOT、2022年5月の大会で、ひときわ注目を集めていたのが、YSS ARCHI Racing with againから、STREET FIGHTERクラスにエントリーしたZ900RS。同クラスは、世界的に人気のネオクラシックマシンで争われる。YSS ARCHI Racing with againのZ900RSは、予選でトップタイムを記録。決勝レースでもブッチ切りの速さを見せる。コースレコードを叩き出し、2位に8秒もの大差をつけて完全優勝を果たした。
激戦のT.O.T.を制したZ900RSレーサーと
全く同じサスペンションが入手可能!
このマシンに装着されているのがYSSのサスペンション。性能とコストパフォーマンスの高さから、カスタムフリークの間で人気のYSSだが、全日本選手権や鈴鹿8耐といったトップレースでレーシングサービスを展開。T.O.T.でもシェアを拡大中で、このSTREET FIGHTERクラスでの勝利で益々支持率が上がりそうだ。
そして、この優勝を記念して、Z900RS用YSSリアサスペンションのスペシャルエディションが限定30セットで販売されることが決定した。
YSS Z900RS ’18-’22 MS456 with HPA(16万0600円)軽量で放熱製に優れるアルミビレットボディに、大径φ45mmピストンを装備して精密で安定した減衰力を発揮。
フルアジャスタブルタイプで伸側減衰力は1系統、圧側減衰力は高速側と低速側それぞれ2系統の調整が可能。全長は-5mm〜+5mmの範囲で調整可能で、車高調整機能も装備。
YSSではストリート向けのZ900RSリアサスペンションもラインナップしているが、別体式のリザーブタンクと油圧式スプリングプリロードコントローラーの両方を装備するのは、こちらのスペシャルエディションのみとなっている。出荷時にオーダーすれば、ブラックスプリングも選択可能。
このリアサスペンション、ただものではない。カラーなどの意匠を変えただけの、ありがちな“スペシャル”ではない。なんと、T.O.T.優勝車両と全く同スペックで販売されるというのだ。
YSSにはZ900RS用のリアサスペンションがラインナップされているが、そちらはストリートスペック。スペシャルエディションでは、よりハードなスプリングとダンパーの基本設定が与えられ、スポーツライディングにフォーカスした仕様となっている。装着するだけでレースに参戦可能という訳だ。
また、購入時に希望すれば、スプリングプリロードやダンピングアジャスターのセッティングを、TOTを走ったマシンと同じにして出荷してくれるという。T.O.T.優勝車のセッティングのまま、ストリートを走るのは推奨できないというから本格的だ。
これは見逃せない!
T.O.T.勝利記念キャンペーン
スペシャルエディションの発売に合わせて、お得なキャンペーンも開催中。購入者特典としてYSS特性TシャツとYSS特性キャップが付属する。
他のYSSパーツとの特別パッケージも用意され、スペシャルエディションのZ900RS用リアサスペンション、Z900RS用のフロントフォークカットリッジキット、Z900RS用のステアリングダンパーの3点がセットされた「T.O.T.優勝モデル フルパッケージ(33万1100円)」には、YSS JAPANの母体であるPMCのオリジナルパーツブランド「ARCHI」のオンラインショップで利用できる、3万円分のスペシャルクーポンまでプレゼント。本物のレーシングスペックパーツを、おトクに手に入れることができる、またとないチャンス。これは見逃せない。