お久しぶりです、くどぅちゃんです。全国的に暖かさが増し『春全開』と言ったところでしょうか。バイカーならばツーリングに行く機会も増えるだけに「お気に入りのギアで全身を固めて颯爽と走るオレorアタシって…何かカッコイイ!」と妄想している方々も多いのではないでしょうか。
かく言う私もその類なんですが、現在着用しているメッシュジャケットは相当使い込んでいるだけに、そろそろ新しい“今風”のヤツに買い換えたいな~なんて考えてたら、イイのがありました! それが今回ご紹介する『ヘンリービギンズ フィールドメッシュジャケット』です。
テキスタイル生地とメッシュ生地を合わせたハイブリッド仕様
このジャケットはナイロン由来の軽くてしなやかなテキスタイル生地と、通気性に優れたメッシュ生地を合わせたハイブリッド仕様。ライディング時に風が当たりやすい箇所には風防効果が期待できるテキスタイル生地を配置して体温を下げすぎないように、そして胸下から背中、腕の内側にかけてはメッシュ生地を配置して風通しを良くすると同時に、汗をかくことで発生する水分を外気へと放出し、ムレを防ぐといった工夫が施されています。
フードは着脱式を採用
襟周りにはテキスタイル生地によるフードを装備。右側にはヘンリービギンズの頭文字である『h』がプリントされています。ちなみに、ボタン&ベルクロテープによる着脱式なので、用途や好みに合わせて外すこともできます。
ジッパータブ装備でグローブ着用時でも操作しやすい
フロントやポケットのジッパーにはジッパータブを装備。グローブをはめたままでも開閉操作がしやすく、胸元を開けて風通しを良くしたり、ポケットに入れた小物を取り出したりするときに慌てずスムーズに行うことができます。
細かい気配りでバイカーをサポート
袖口もベルクロテープの無段階締め込み式なので、手首周りがスッキリしたモノからプロテクション効果が高いゴツいモノまで、あらゆるタイプのグローブと合わせることができます。そしてフロントジッパーの箱部分にはベルクロテープ製のカバーが装着されていて、バイクにまたがったときにタンクに擦れてキズが付くことを防止してくれます。また、裾の両サイドにはドローコードを装備し、身体への密着性を高めて外気の侵入をシャットアウトできます。
プロテクターはオプション装着でグレードアップ可能
プロテクターは肩、肘、脊椎の5ヶ所に装備していますが、オプション装備でより安全性を高めたSAS-TECプロテクター(欧州規格EN1621-1レベル2クリア)に変更することもできます。グレーカラーのペア販売モデルはパンチング加工が施され、肩、肘、膝に使用することができます。イエローカラーの単体販売モデルは着用時はソフトな感触ながらも、万が一衝撃が加わったときには瞬時に硬化してバイカーを守ってくれます。肩、肘、膝に使用可能で、背中プロテクターもラインナップされています。
オプションの胸部プロテクター挿入スペースも用意
胸元の左右内側に、ヤケに大きな内ポケットがあるな…と思ったら、実はオプションのSAS-TEC胸部プロテクターを挿入するためのスペース。このプロテクターはチェストプロテクターの欧州規格であるprEN1621-3レベル1をクリアしており、同時にJMCAが推奨する胸部プロテクターレベル1の安全性も獲得しています。こちらも普段はソフトな装着感ながら、衝撃が加わると一瞬で硬化して胸部への大きなダメージを抑制してくれるので、ぜひともジャケットと一緒に購入してほしい安全装備です。
バイクから降りて街中を歩いても“敬遠されない”オトナなデザインが魅力
メッシュジャケットに限らずですが、これまでのバイク用ジャケットはド派手というか…バイクに乗っていない人が見たら「…ヒーローモノのコスプレ!?」と敬遠してしまいそうなモノが多かったのは事実でしょう。しかし、ここ数年はデザインやカラーが徐々に見直され、バイクから降りてカフェなどの洒落たスポットに入っても違和感のない、落ち着いたデザインのジャケットも増えてきました。
今回紹介した『ヘンリービギンズ フィールドメッシュジャケット』もその一例で、バイク乗車時の安全性の確保はもちろん街中にも自然に溶け込む“今風”のデザインに仕上がっていると思います。新たなメッシュジャケットをお探しのアナタも、ぜひ検討してみてください。私なら、そうします!
文:工藤日高
写真:宮里弘江
レンタル車両協力:モトフリークウイリー那覇店 098-851-8982