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【ホンダ】HAWK11とダックス125世界初公開の2台が大注目!【東京MCS】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

世界初公開となるHAWK11とダックス125の実車を見るために多くの来場者で活況を見せたHondaブース。原付二種モデルやミドルクラスが充実していたこともあり、若いライダーの姿も多い印象だった。

今回のHondaブースのテーマは「HondaGOで広がるバイクライフ」。ツーリングやメンテナンス、写真やツーリングスポットの共有など、バイクライフをより豊かに楽しくするスマートフォンアプリ「HondaGO RIDE」と連動した展示やノベルティがもらえるカプセルトイの設置など、これまでとはひと味違った仕掛けで来場者を楽しませた。

その他、話題の現行機種はカスタマイズモデルの展示も同時に行われ、熱心に展示車を見て、触れて、跨ってみる人たちで人の波が絶えることは無かった。

目次

流麗かつダイナミックなスタイリングの大人のためのカフェレーサーHAWK11

今回の東京モーターサイクルショーを象徴し、話題の中心にいたHAWK11。Hondaの「ホーク」と言えば70年代末期のCB400Tを思い起こす中年世代も多いかもしれないが、そのスタリングはどこか懐かしさを感じさせつつも非常に先進的なカフェレーサースタイルとなっている。

メインのターゲットはベテランライダーとされている通り、装飾を極力廃したシンプルなデザインと車体各部の上質な仕上がりは経験豊かな大人のライダーの審美眼に叶うものだ。

アフリカツインと共通するトルクフルな並列二気筒エンジンと低めのハンドル、前後17インチのホイールの車体構成からどんな走りが生み出されるのか、実車を目の当たりにして、早く乗ってみたいという想いが深くなった。

デザイン上の最大の特徴となるロケットカウルはFRP製。
水冷4ストローク並列2気筒1082ccエンジンに6速マニュアルトランスミッションが組み合わせられる。

カスタマイズモデルも同時に展示され、こちらは実際に跨ることができた。モノクロームのカラーリングでさらに引き締まったフォルムが強調されている。

エキゾーストはモリワキ製。ノーマルよりも小ぶりなサイレンサーで見た目にもスポーティな印象。
エンジンガードが装着されていた。車体のイメージを損なわない小さめのサイズ。

ビギナーからベテランまで熱視線! 往年のレジャーモデル「ダックス」が帰ってきた

Hondaを象徴する小排気量のレジャーモデルがまた復活を果たしてくれた!「ダックス」と言えば、モンキー、ゴリラと共にレジャーモデルとして一世を風靡し、アメリカンダックスやマイティダックス、ノーティダックスと多くの派生モデルも存在した人気機種である。

特徴的な鋼板プレス製バックボーンフレームのデザインはそのままに125ccエンジンを採用しつつサイズもひと回り大きくなった新生ダックス125は、前後ディスクブレーキの豪華な足回りで、タンデムも楽しめる余裕を得た。

これでHondaの原付二種のバリエーションがさらに拡大することになる。エントリーモデルにこういった魅力的なモデルが増えることでバイク人気の裾野はさらに拡大することになるだろう。

トルクフルな空冷4ストローク123cc単気筒エンジン。クラッチ操作がいらない遠心4速ミッションを採用。

ヘッドライトやテールなど灯火類はLEDを採用する。

往年のロゴもちゃんと引き継がれている。誰もが笑顔になってしまうような愛らしいデザインだ。
シートはタンデムも可能なロングタイプ。グラブバーも標準装備する。

カスタムパーツもスタンバイOK!

新型ダックス125はカスタマイズモデルも2台展示された。

「パールネビュラレッド」のカラーリングのカスタマイズ車は、要所のアルミビレットパーツやリアショックの換装、エアロバイザーなどの装着によって、スポーティなイメージを強めている。

「パールカデットグレー」のカスタマイズ車。ダックスのキュートなスタイリングを引き立てつつ、アウトドアを意識した仕様だ。

フレームの上にマウントされたセンターキャリアはドレスアップ性も高い。
ツーリングバッグは車体サイドにマウント。おしゃれなグラフィックが印象的だ。
スクランブラーマフラーは、クロームメッキカバーでクラシカルなイメージ。

スーパーカブシリーズも豊富に展示!

エンジンと足回りをリファインしたスーパーカブ110

トルクを増強した新エンジンとフロントディスクブレーキ、前後キャストホイールで、より走りの質を高めたスーパーカブ110も展示された。

前後キャストホイールの採用によってタイヤはチューブレスとなり、より耐久性を高めている。

2022年モデルのクロスカブ110

新しいエンジンとフロントディスクブレーキ、前後キャストホイールを採用した2022年モデルのクロスカブ110。新色「マットアーマードグリーンメタリック」のカラーリングはアウトドアにも映えそうだ。

ニューカラーで登場したCT125ハンターカブ

C125ハンターカブの新色もお披露目となった。「パールオーガニックグリーン」はパステルがかった美しい色味で、CT125の新たな魅力を提案する。

C125カスタマイズモデル

C125のカスタマイズ車はクラシックなイメージのモナカマフラーが装着されていた。

ダックスと共にHonda原付二種の人気を加速させるモンキーとグロムのカスタマイズモデルも多くの注目を集めていた。

デビュー間もないNT1100が2つの魅力で登場!

クラッチ操作の必要ないDCTミッションを採用したスポーツツアラー「NT1100」も展示された。多機能なタッチパネル式メーターの採用や、5つの中から選択できるライディングモード、ライダーをアシストする多彩な電子制御など、新時代のツーリングモデルと言うべき先進性を秘めている。

フォグライトやフルパニアを装着したカスタマイズ車も展示された。長距離の旅を快適に楽しむための仕様だ。

デビュー以来人気の絶えないクルーザー「レブル」

レブル1100は装着パーツまでブラックに統一されたクールなカスタム車と、大型フェアリング、サドルバッグを装着したツーリング仕様が展示された。

レブル250も、多彩なアクセサリーやカスタマイズパーツを装着したスタイルで展示され、多くの注目を集めていた。

GB350/Sはツーリングでの利便性を高めた仕様と、カフェレーサームードを高めたカスタマイズ車を展示。甲乙つけ難い魅力を放っていた。

アフリカツインはアクセサリーパーツを多数装着したカスタマイズ車が登場。フルパニアの巨体はブース内でも抜群の存在感。

アドベンチャーモデルの「X-ADV」もオプション満載の姿でワイルドな魅力を深めている。

「CBR900RR Fireblade」の発売30周年を記念するアニバーサリーイヤーということで「CBR1000RR-R FIREBLADE SP 30th Anniversary」と揃って特設ブースに並んだ。2台並んだHonda伝統のトリコロールカラーは多くの来場者の注目を集めた。

スペシャルパーツを満載した「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」に跨って、スパルタンなポジションを体験してみる来場者も多かった。

昨年の全日本ST600シリーズを戦ったCBR600RRの実車も展示されていた。

ビジネス向けの電動二輪車が3台一挙に並ぶ。EV時代の本格化を感じさせた。

WEBで広がるバイクの新しい楽しみ方

今年のHondaブースは、スマートフォンアプリ「HondaGO RIDE」と連動した企画や、今年3月にオープンしたHonda純正アクセサリーやカスタマイズパーツ、さらにオリジナルアパレル、ウェアのオンラインショップ「HondaGO BIKE GEAR」と連動した展示も行われた。

街乗りやアウトドアなどシーンに合わせたウェアのコーディネイトは、非常に参考になる。

こうしたバーチャルとリアルを融合させた新しい見せ方も、多くの来場者に好評だったようだ。

HondaGO BKE GEARのサイトはこちら

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