ビー・エム・ダブリュー株式会社は、 BMW iXが史上初となる電気自動車のデザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したと発表した。デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーの受賞は昨年の BMW4シリーズに引き続き2年連続となった。これまでのBMWデザインとは全く異なる世界観・方向性であり、従来のデザインは残しながらも大胆かつモダンで存在感ある外観や、ラウンジを彷彿させる優雅なインテリアなどが高く評価された。
BMW iXが「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞
史上初: 電気自動車のデザイン・カー・オブ・ザ・イヤー受賞 /// BMW グループからのデザイン・カー・オブ・ザ・イヤーの受賞は昨年の BMW 4 シリーズに引き続き 2 年連続
一般社団法人「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員会主催(実行委員長: 清水謙一)の2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、BMWの次世代自動車BMW iXは、一次選考において、上位10モデルとなる10ベスト・カーの栄冠に輝くと共に、本日に開票が行なわれた最終選考会において、秀でた内外装デザインを持つクルマである「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。
BMW iXは、大胆かつモダン、さらには、最小限をコンセプトに、フロント・デザインにおいては、BMWのデザインを特徴づけるキドニー・グリルを大型化し、キャラクターを強調しつつ、BMWラインアップの中で最もスリムなヘッドライトのデザインを採用することで、次世代のイメージを彷彿とさせている。リヤ・デザインにおいては、ヘッドライト同様に薄くシャープなリヤ・ライトを採用しデザインの一体感を表現しつつ、エアロダイナミクスを追求したディフューザーや、リヤ・トレッドをワイドにすることで、存在感を表している。
インテリアにおいても、次世代を彷彿とさせるデザイン・エレメントを多く取り入れている。BMWモデルとしては初めて、メーター・パネルとコントロール・ディスプレイを一体化させ、デザインを際立たせていると共に、形状を湾曲したカーブド・ディスプレイとすることで、操作性、視認性を高めている。多くのボダン類を廃止し、送風口をスリム化することで、運転席回りをすっきりとさせつつ、BMW特有のiDriveコントローラーを他モデル同様に装備することで、抜群の操作性を誇っている。また、六角形のステアリング・ホイールを、BMWモデルとして初めて採用するなど、革新性も表現している。ヘッドレスト一体型のシートの採用、大人5名乗車でも、後席においてもゆったりとした室内空間を誇るなど、まるで上質なラウンジで過ごすようなリラックスした空間を提供している。
今回の受賞理由は、以下の通りである。
「これまでのBMWデザインとは全く異なる世界観・方向性、リスクを恐れずに変化なくして新たな時代を作ることはできないという考え方で新たな境地を開いた。垂直でほぼ全面的に囲い込まれたBMWキドニー・グリルなど、従来のデザイン言語を踏まえながら、革新的な取り組みを高く評価したという声が聞かれた。またラウンジを彷彿させる優雅なインテリアについても従来の自動車の概念を覆すものという評価も集まった。これらのデザイン・エレメントが、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員によって評価され、今回の栄誉ある賞の受賞となった。」
BMWグループにおける日本カー・オブ・ザ・イヤー過去11年の受賞歴
インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
● 2012-2013日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW 3シリーズ
● 2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー/グラン ツアラー
● 2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW 3シリーズ セダン
デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
● 2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW 4シリーズ
● 2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW iX
テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー(旧: イノベーション部門賞)
● 2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW i3
パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー(旧: エモーショナル部門賞)
● 2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW M2クーペ
● 2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー: BMW X2
リリース提供元:BMW Group PressClub Japan