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クルマの社外ホイールの選び方とメリット・デメリットを徹底解説

車のカスタマイズにおいて、ホイールの選択は非常に重要です。この記事では、自動車用社外ホイールの種類や選び方、そしてそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

目次

自動車用の社外ホイールとは?

社外ホイールの基本的な役割

社外ホイールとは、自動車の純正ホイールとは異なる、アフターマーケットで販売されているホイールのことを指します。純正ホイールは自動車メーカーが設計・製造したもので、車種やグレードによってデザインや性能が異なります。一方、社外ホイールは、さまざまなメーカーから多種多様なデザインや性能のホイールが販売されており、ユーザーは自分の好みに合わせて自由に選択することができます。

適用される規定と法律

社外ホイールは、自動車の性能や外観を向上させるために使用されます。しかし、ホイールを変更する場合には、法律や保安基準に適合している必要があります。例えば、ホイールのサイズやオフセット、タイヤのサイズなど、法律で定められた範囲内でなければなりません。また、ホイールを変更することで、自動車の走行性能や安全性が変化する場合もあるため、専門知識を持った整備工場で適切な取り付けを行うことが重要です。

ホイールの種類とその特徴

スポークホイール

スポークホイールは、中心部から外側に伸びるスポークと呼ばれる棒状の部品で構成されたホイールです。こちらは、軽量で剛性が高く放熱性にも長けるので、スポーツ走行やサーキット走行に適しています。シンプルなデザインで飽きがこず純正ホイールにも採用される事が多いタイプです。

メッシュホイール

メッシュホイールは、スポークが網目状に組み合わされたホイールです。スポークの太さや形状によって、さまざまなデザインがあります。構造が複雑なため洗車時のお手入れに手間が掛かりますが、デザイン性も高くラグジュアリー感を演出してくれるため、高級セダンやSUVなどに特に人気なタイプです。

ディッシュホイール

ディッシュホイールは、中心部が深く、外側に広がった形状のホイールです。ディッシュの深さや形状によってデザインも多岐ですが、その名の通り「お皿」のような「面で魅せる」デザインは圧倒的な存在感があり他を凌駕する迫力を持っています。

フィンホイール

フィンホイールは 細いスポークが放射状に伸びた形状となります。スポークホイールが5~10本のスポークで構成されているのに比べ、フィンホイールはそれ以上の多数のスポークで構成されており、繊細でエレガントなデザインが魅力のホイールです。

ホイールの製造方法とその特徴

鍛造ホイール

・製造方法
鍛造ホイールは、高温で加熱したアルミニウムや他の金属をプレスで圧縮して成形する方法です。このプロセスにより、金属の結晶構造が強化されます。

・メリット
【強度が高い】 金属の結晶が整然と並ぶため、強度が増し耐久性が向上します。
【軽量】強度が高い割に軽く作れるため、性能向上や燃費改善に寄与します。
【衝撃吸収性が良い】衝撃をより効率的に吸収し、走行性能が向上します。

・デメリット
【コストが高い】高度な技術と設備が必要で、製造コストが高くなります。
【製造時間が長い】高温での鍛造プロセスが時間を要するため、製造期間が長くなることがあります。

鋳造ホイール

・製造方法
鋳造ホイールは、溶かした金属を型に流し込み、冷やして固化させる方法です。鋳造には「重力鋳造」と「高圧鋳造」の2種類があります。

・メリット
【コストが低い】製造工程が比較的単純で、設備や材料費が低く抑えられます。
【デザイン度が高い】複雑な形状やデザインを容易に実現できます。
【製造が迅速】型に流し込んで冷やすだけなので、製造が比較的早く行えます。

・デメリット
【強度が劣る】結晶構造が不均一になりやすく、鍛造ホイールよりも強度が劣る場合があります。
【重量が増す】強度を補うために厚みを増すことがあり、結果としてホイールが重くなることがあります。

ホイール選びのポイント

用途に応じたホイール選び

ホイールを選ぶ際には、まず自分の用途を明確にすることが重要です。例えば、街乗りメインでドレスアップ重視であれば、デザイン性の高いホイールを選ぶのがおすすめです。一方、スポーツ走行やサーキット走行をメインとする場合は、軽量で剛性が高いホイールを選ぶのがおすすめです。

◆街乗りメインでドレスアップ重視の場合
・デザイン性の高いホイールを選ぶ
・車体のカラーやデザインに合わせたホイールを選ぶ
・落ち着いたデザインのホイールを選ぶ

◆スポーツ走行やサーキット走行メインの場合
・軽量で剛性が高いホイールを選ぶ
・ブレーキ性能を高めるホイールを選ぶ
・タイヤのグリップ力を高めるホイールを選ぶ

予算に合わせたホイール選択

ホイールは価格帯が幅広く、数万円から数十万円のものまであります。予算に合わせて、最適なホイールを選ぶことが重要です。

◆予算が少ない場合
・中古ホイールを検討する
・安価なメーカーのホイールを選ぶ
・シンプルなデザインのホイールを選ぶ

◆予算がある場合
・高品質なメーカーのホイールを選ぶ
・軽量で剛性が高いホイールを選ぶ
・デザイン性の高いホイールを選ぶ

プロの意見を参考に

ホイール選びに迷った場合は、専門知識を持った整備工場やショップのスタッフに相談するのがおすすめです。プロの意見を参考にすることで、自分の用途や予算に合った最適なホイールを選ぶことができます。

車検に注意しよう

社外ホイールに履き替える際に注意しなければいけないのが「車検に通過するのか」という安全面の担保です。車検時にはもちろんホイールも検査され、ホイール現品にJWL(JWL-T)表示がないと不合格となります。

JWL(またはJWL-T)とは何?
という方もいらっしゃると思いますので簡単に下記に記します。

・JWL
JWLは「Japan Light Alloy Wheel」の略称です。乗用車に装着する軽合金製ホイールのための技術基準です。対象は純正装着と社外のアルミホイール(ジュラルミン等の軽金属製も含む)で、スチールホイールは除外となります。

・JWL-T
こちらはトラックやバスに装着する軽合金製ホイールのための安全基準です。JWLとは別に存在する理由は、乗用車に比べトラックやバスの方が車重があり、走行距離も長く使用条件が過酷など、ホイールに加わる負荷が非常に高く、同一基準では安全性に欠けるからです。こちらもスチールホイールは除外です。

まとめ

社外ホイールへの交換は、自動車の性能や外観を向上させることができるとても有効な手段です。一方で、適切なサイズや剛性面で注意が必要です。ホイールを選ぶ際には、自分の用途や予算などを考慮して、プロショップやカー用品店に相談しながら慎重に検討することが重要です。

この記事では、社外ホイールの選び方やメリット・デメリットについて解説しました。この記事を参考にして、自分に最適なホイールを見つけましょう。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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