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オイル交換で「性能復活!」を目指してスーパーゾイル注入
金属表面の再生でエンジンが若返る!?
手軽でポピュラーなメンテナンスであるエンジンオイル交換へ添加することで、強靭でなめらかな金属表面を再生してくれるのが『スーパーゾイル』だ。良い状態を維持できるのもメリットだが、今回は「再生」というのがパワーワード。少ない量で効果を発揮してくれるスーパーゾイルECOを使用する。先に結果を書くのも野暮だが、驚く結果が得られたのでお楽しみに!
スーパーゾイルを注入するテストカーの情報と特徴
ファミリーユースでもセミスポーツユースでも活躍して21万km
2008年に新車で購入してから16年、走行距離は210,000kmを突破しているストリームRSZ。カスタムは足回りが中心で、サスペンションもブレーキローターもモデューロをチョイス。エンジン、吸排気系はノーマルでロードセーリングな乗り方を楽しんでいる。ファミリーカーとしての乗り方も、スポーティーな乗り方も活躍している。月間の走行距離は1000〜2500kmだ。
高速も下道も問わずにトルク重視の乗り方
走行21万kmの内訳としては、高速も下道もだいたい半分ずつといったところ。30kmほどの距離ならば下道走行も多い。もちろん買い物などで短い距離を頻繁に走ることも少なくない。
ドライビングとしてはあまり「回す」タイプではない。トルクの強い3,000rpm〜4,500rpm付近で加速することが多く、パワーバンドである6,000rpmはあまり使わない。
購入から間もない頃にはサーキット走行も二度ほど行ったが、その後はなし。ほとんどストリートユースと言って良い。
燃費もフィーリングも流石に“お疲れ”でも年間2万キロを走る!
優秀なR20Aエンジンだが、210,000kmを超えているとさまざまな部分で「お疲れ」だなと感じる。低回転でのトルクも抜けていると感じるし、何より燃費の悪化は数字で出てくるので顕著だ。
新車から30,000kmくらいまでの燃費
高速 11.2km/L
下道 9.2km/L
合計平均 10.8km/L
21万kmを超えた現在の燃費
高速 10.2km/L
下道 8.1km/L
合計平均 8.8km/L
『高速』としているのは高速道路の使用頻度が半分以上の時、半分以上が下道の場合を『下道』とした。最近は下道メインとする機会が多めとなっているので、『合計平均』は下がり気味になっていることは考慮に入れておいていただきたい。とは言え、燃費は1km/L以上の低下となっているのは間違いない。特に高速メインの時は、大きな悪化が見られる。
そしてオイルが減ってしまうのも悩みのひとつだ。交換時期までに足すほどではないが、減ってしまうのは決して良くない。本来ならばオーバーホールを考えねばならないところだ。
実際にクルマのオイル交換作業をしてもらおう!
今回はいつもオイル交換をお願いしているイエローハット江戸川大杉店で作業をしてもらう。
使用するエンジンオイルはMAGMAX部分合成油5W-30とした。これは前回と同じオイル。オイルの減りを少しでも軽減するために、部分合成油をチョイスして、純正指定よりも粘度を高くした。
オイル交換の時に「入れてください」と依頼すれば、持ち込みでも対応してくれる。お店に置いてない場合は通販などで購入してから作業依頼しよう。
古いオイルを抜く
ドレンボルトを抜いて、古いオイルを抜く。オイルフィラーキャップを緩めたり、外したりという人もいるが、そこは好みだろう。今回は予約日までに距離が進んでしまって、前回から4,000kmほどでの交換。しっかりと汚れている。
オイルエレメントフィルターを交換する
初めて使用するエンジンオイルや添加剤を入れる場合はエレメントフィルターの交換がオススメ。だいたい0.5Lの違いがあるし、フレッシュなフィルターの方が性能を発揮しやすい。もちろん定期的にはオイル交換2回につき一回の交換が目安となる。交換時はフィルター部分からもオイルが出てくるので、広めのオイル受けが必要だ。
エンジンオイルとスーパーゾイルを入れる
ドレンボルトのパッキンは新品へ交換。ボルトはパーツクリーナーなどで綺麗にしてから再利用する。お店では高い位置まで上げて作業をするので、下回りの漏れなどを軽くチェックしてくれるのがうれしいところだ。
フレッシュなエンジンオイルとスーパーゾイルECOを注入するが、ここで好みの方法を聞かれる。方法として「ジョッキ内で混ぜてから注入する」のと「オイルを半分入れてから添加剤を入れ、残りのオイルを入れる」という2種類があるという。今回は直接注入してもらいたいので、後者を選んだ。
エンジンをかけて油量をチェック
エンジンをかけて、オイルエレメントへオイルが回ってからエンジンを止めて油量をチェックする。レベルの上限に合わせておくと不安がない。
オイル交換でスーパーゾイルを注入した後の変化はどうなった?
交換〜100kmで変化は感じるが、まだ自信が持てない
交換してもらったあとは、すぐさまガソリンスタンドへ直行。満タンにしてその後の燃費チェックができるようにした。正直に言ってしまうと、交換直後から出足のスムーズさなどを感じることができる。ただ、エンジンオイルがフレッシュになった恩恵も無視できない。違いは強く感じるのに、いまいち確信が持てないでいる。オイル自体は二度目の使用なのだが、前回も交換直後は出足の良さに驚いた。ここで確定的な評価するのはやめておくことにした。
100km〜200km燃費、静粛性、出足の変化が大きくなっていく
今回はちょっと特殊で、200kmを少し過ぎたところまで高速道路を利用する機会がなかった。さらに普段は避ける下道渋滞も多かったし、何より給油のタイミングが200kmほどになったのがあまりない。通常だと450〜500kmくらいでの給油となるので、非常に偏った走り方をしていた。燃費が悪くなる条件は揃っている。
7.91km/L
ちょっと驚いてしまった。当初に紹介した燃費8.1km/Lの「下道」という項目は、半分以上下道だった場合の燃費をすべて合計して、割ったもの。つまり完全下道オンリーではない。部分的に高速道路を使用しているケースも含まれている。完全に下道で渋滞にも長時間巻き込まれていたことを考えると、想像よりも良い燃費になっている。
走りのフィーリングの変化にも徐々に自信が持てるようになった。まずエンジン音がかなり静かになったということ。カーオーディオの音量が「1」下がった。この検証には家族にも協力してもらった。下がっているのに、聞こえ方は以前と変わらないという答えだった。ストップしてからの発進も「スッ」と出る出足の良さにも自信が持てた。これは優しい発進をする時に鮮明に感じられる。長い渋滞のおかげで感じ取れたのだと、渋滞さえもプラスに捉えることができた。
交換から750km、1400kmで変化は確信へ!
早めの給油は京都へと走るためだった。妻の実家がある京都へは年に2〜3回は走る。愛車のストリームRSZが新車だった頃から、定期的に走っているのでバロメーターになる。とは言え、新車時の燃費との比較はそう簡単ではない。高速道路も環境が大きく変わったからだ。こういった部分を考慮に入れて、京都へと向かって走った。
加速で感じられる変化
とにかく感動的だったのは、加速時の吹け上がりの良さ、そしてその時の静かさだ。トルクバンドの4,500rpm付近への入り方が以前とは全然違う。アクセルをがんばって踏まなくても自然と滑らかに入っていく。エンジン音も「ガァー」から「グォー」という感じで安心感のあるものへと変わっていた。
スピードが乗った後の加速も良い。レーンチェンジの時や遅い車がいなくなった時にスッと踏めばスッと加速してくれる。新車時に気に入っていた「ロードセーリング感」が蘇ってきたようだ。
リニアに反応してくれるアクセルレスポンスは、コーナリングにも大きく影響する。イメージ通りの加速ができるからこそ、減速をすることが嫌でなくなる。結果として気持ちよくて楽しいドライビングにつながる。とにかく楽しい!楽しさも手伝ったとは思うが、ドライバーの疲労もかなり軽減された。途中の休憩がいつもと比べて1回ほど少なく目的地へ到着。もう少し走れそうな余力を残しての到着だった。イメージ通りに車が反応してくれることが、これほど疲労を軽減してくれるとは意外だった。逆に言えば、少し前まで疲れる車を走らせていたのだと思うと「もっと早くに入れておけばなぁ……」と悔しい想いが込み上げる。
燃費で確信できる変化
昔に比べて高速道路が整備され、走行距離が少なくなった京都往き。かつては500kmオーバーだったものが、今は480kmほど。お陰で到着してからも給油せずに買い物や観光で車を走らせる。543kmで給油をしたが、これは家路を辿り始める時だった。
10.7km/L
この燃費が算出されて新車の時を思い出した。燃費にこだわってエコランした時に12.5km/Lを記録したが、普通に走っていれば11km/L台の中盤から後半が平均値だった。もう少しで11という数字に辿り着ける。
帰り道はちょうど良い交通状況だった。交通量は少なめで、それでいてガラガラではないので適度に落ち着いて運転することができた。一番燃費の良いスピードで走っている時間が長かった。自宅に着いてもガソリン残量には余裕がある。翌日から下道のみでのドライブを重ねた。そして580kmを越えたところで給油を行う。
11.8km/L
本当に驚いた! これはもう新車時代の燃費と同じだと言って良い。燃費にだけこだわって運転したら、さらに上の数字が実現しただろう。「金属表面の再生の恩恵」という言葉が、はっきりと頭に浮かび上がった。
スーパーゾイルECOを注入してから1400km走ったところでオイルレベルをチェックしたが、オイルの減りはない。
まとめ:新車時代を彷彿とさせるエンジンの若返りに成功!
はっきり言って「期待以上の若返り」がエンジンに起きた。フィーリング、燃費、オイルの減りと全てが解決してしまうとは、正直思っていなかった。今回のレポートは1400km走行の時点で終了とさせていただくが、この後が非常に楽しみでならない。そして次のオイル交換でもスーパーゾイルECOを注入したいと思っている。継続して金属表面の再生を行うことで、どういったカーライフとなるか? もちろん別のエンジンになることはないので、向上には限度があるだろう。ただ、どれだけこのパフォーマンスが続くのかという点で興味が湧いてくる。現在「絶好調」という車両ならばより良い維持を、ちょっと「疲れてきたな」という年季の入った車両は若返りを、期待できると思う。ぜひ一度体験してみてほしい。