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数字と体感に驚き!ディーゼル添加剤をランクルプラドに試してみた【割引クーポン付】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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燃料給油口から注ぐだけで、愛車のインジェクションシステムや燃焼室などに付着したスラッジやカーボンなどの“汚れ”を除去できる手軽さが、燃料添加剤の魅力だ。日本と同じく自動車メーカー大国として知られるドイツで、圧倒的な知名度を誇るLIQUI MOLY(リキモリ)の「スーパーディーゼル・アディティブ」は、その名のとおり「ディーゼルエンジンに特化」した燃料添加剤。早速、ランドクルーザー78プラドで試してみたいと思う。

目次

ドイツ生まれ、世界育ちのLIQUI MOLYとは?

LIQUI MOLY(リキモリ)の創業は1957年。数々の世界的な自動車メーカーを有するドイツで、社名にも「MOLY」として盛り込まれている、固体潤滑剤の二硫化モリブデン(MoS2)を含有するエンジンオイル添加剤のメーカーとして歩み始めた。この二硫化モリブデンの添加剤は、改良を受けながら現在まで70年近くも生産されているが、一方でLIQUI MOLYは、エンジンオイルや添加剤やケミカル類などの総合ブランドに発展。4000点を超える自動車化学製品を手がける世界最大規模のフルレンジサプライヤーとして、世界中で絶大な支持を集めている。

LIQUI MOLYは、ドイツを拠点に精力的な研究開発と高品質な原材料の確保、生産から納品におけるまでの厳格な品質テストを徹底し、世界の約150ヵ国で幅広く活躍するメーカーとなった。とくに2000年代に突入してから現在までの成長は著しく、モータースポーツシーンにおいても幅広く活躍。またエンジンオイルについては、欧米を中心とした各自動車メーカーが独自に設定している要件を満たしたアプルーバルオイルのラインアップが、非常に豊富なことでも知られる。

「給油口から入れるだけ」の手軽さが燃料添加剤の魅力

LIQUI MOLYの幅広い製品群の中には、カーケア用品や浸透潤滑剤など、同社製品の優れた品質を手軽に体感できるアイテムが数多くあるが、そのひとつとして注目したいのが燃料添加剤。つまり、ガソリンや軽油に混ぜることで機能する添加剤だ。使用方法は、燃料給油口から(規定量を)入れるだけ。これなら、メカやオイルなどの知識がない人や整備が苦手な人でも自分でできる!

LIQUI MOLYでは数々の燃料添加剤を手がけているが、中でもディーゼル車のオーナーにイチ推しなのが「スーパーディーゼル・アディティブ」。こちらは、最大75Lまでの軽油に250ml容量の製品1本を使用するディーゼル専用の燃料添加剤だ。軽油と混ざった「スーパーディーゼル・アディティブ」は、エンジンのインジェクションシステムや燃焼室に付着したカーボンやスラッジなどを除去し、新たな堆積物の形成を抑制エンジンノイズの低減、腐食や摩耗からの保護DPFの詰まり予防などの効果が期待できる。クリーニング後のコーティング効果は、走行距離換算で2000kmほど持続する。

さらにセタン価(※ガソリンのオクタン価に似たもので、セタン価が高いと自己着火の遅れが少なくディーゼルノックが起きづらい)を向上して、ディーゼル燃料の燃焼性能を改善。エンジンのスムースな始動も促す。また、エンジン内部をクリーンに保つことで、燃費向上有害物質の排出低減にもつながる。なお、「スーパーディーゼル・アディティブ」は遅効性で、付着した汚れを少しずつ溶かすように除去するので、汚れの塊が一気に落ちてエンジン内部で“悪さ”をするような心配も無用だ!

ちなみにLIQUI MOLYの燃料添加剤には、もちろんガソリン車用もある。このうち「インジェクションクリーナー」は、インジェクションシステムやインテークバルブ、点火プラグ、燃焼室などをケアし、付着したカーボンやスラッジを除去できる製品。新たな堆積物の形成を抑制すると同時に金属部分を保護して腐食を抑止し、 燃費向上に加えて燃焼効率改善やエンジンパフォーマンスの回復が期待できる。

アイドリング大好きな日本人こそ使うべき!?

「スーパーディーゼル・アディティブ」を推す理由は多数あるが、そのひとつは、「日本人が無類のアイドリング好き」という点にある。海外の先進国では、駐車時のアイドリングに対して厳しい罰金が定められている国が少なくない。これに対して日本では、多くの自治体で同じくアイドリングを禁止する条例が定められているのだが、兵庫県などのごく一部を除けば、罰金のない勧告程度の罰則。つまりとてもユルい。この結果、日本ではアイドリングストップ機能をOFFにしてまで、どんなときもアイドリングしていたいドライバーが多くいる。

そこで問題になるのはアイドリングによる地球環境への負荷……も当然ながらそうなのだが、不完全燃焼による「エンジンへの悪影響」だ。アイドリング時の平均的なエンジン温度は、走行中と比べてやや低い状態になりやすく、これが不完全燃焼を招く場合がある。そして不完全燃焼は、環境負荷を高めるだけでなく、ススの発生やエンジンオイルの寿命短縮にもつながりやすい

中でも、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)を搭載した現代のディーゼルエンジンは、不完全燃焼によるクルマへの悪影響が大きい。というのも、インテークや燃焼室で発生したススが、そのままフィルターが目詰まりする原因となってしまうのだ。そしてDPFの故障による洗浄や交換には、ともすれば100万円規模の多額な費用が発生。定期的な「スーパーディーゼル・アディティブ」の使用は、これを抑止できる可能性が高まる。「ついアイドリングしがち……」なんてディーゼル車のオーナーには、とくに使ってもらいたい!!

もちろん定期的なエンジンオイル交換も大切

「スーパーディーゼル・アディティブ」は高性能を誇るが、当然ながらこれさえ入れておけばノーメンテナンスになるというわけではない。あくまでも「軽油に混ぜる燃料添加剤」であり、エンジンオイルについては別途ケアする必要がある。しかしLIQUI MOLYならこの点も安心。前述のように、同社はメーカー承認製品を含む多彩なエンジンオイルを手がけている。

中でも現在人気となっているのが、フリクションコントロール技術を高めた新世代のMOLYGEN(モリジェン)シリーズ。高品質のベースオイルに、金属摩擦を飛躍的に抑える有機モリブデン化合物をベースとする添加剤が配合されており、金属表面に被膜を形成して摩擦を極限まで低減し、エンジン内部の金属を摩耗から保護する。パッケージだけでなくオイルそのものも蛍光グリーンで、いかにも“化学の力”で愛車のエンジンを守ってくれそうだ。

実録 78プラドに燃料添加剤を注入

では、「スーパーディーゼル・アディティブ」はどれほどスゴいのか? 今回は、1995年式で走行距離29万6000kmのトヨタ・ランドクルーザープラド(エンジンは吸排気系を含めフルノーマル)で試してみた。テストでは、「エンジンフラッシュプラス」を使用したエンジンオイル交換前のフラッシングと、「モリジェン・ニュージェネレーション 10W-40」へのエンジンオイル交換も実施。それと同時に「スーパーディーゼル・アディティブ」を軽油に添加した。

これらの相乗効果により、まず明確な違いが生まれたのは静粛性車内に響くノイズ、車外で聞くエンジン音とも、かなり静かになった。高速道路の走行中こそ、風切り音などが影響して変化は感じ取れなかったが、アイドリング時や一般道走行中の静粛性向上は圧倒的。試しに、スマホアプリを使用して同条件でアイドリング時の騒音を計測してみたが、「モリジェン・ニュージェネレーション 10W-40」と「スーパーディーゼル・アディティブ」の使用により、数値は大幅に低減(下記参照)していた!!

「スーパーディーゼル・アディティブ」は遅効性ということで、400km程度走行後に、ここまでの始動性に関する変化について振り返ってみたが、こちらは以前より少し良くなったかなという程度。またエンジンのレスポンスについては、一般道ではそれほど違いがないように思ったが、高速道路での吹け上がりは軽くなったように思う。ただしいずれも、400km使用する間にドライバーが徐々に慣れてしまった可能性があり、実際はもっと大きな違いがあるのかもしれない。

そして、静粛性向上と同時に驚かされたのは、燃費性能の改善。こちらは完全な同一条件比較ではないが、以前は5.3~5.5km/L(高速6.0~6.5km/L)が平均だった燃費が、なんと6.3km/L(高速7.1km/L)まで2割ほどアップした。今の時代、軽油とはいえかなり高い。2000kmごとに「スーパーディーゼル・アディティブ」を入れるとしても、その間の燃料消費が30L以上も抑えられるなら、添加しているほうがお得という衝撃の結果になった!! 

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