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クルマを操る楽しみが味わえるスポーツカー。トヨタGR86やスバルBRZは、頑張れば手が届くスポーツモデルとして人気を博している。ノーマルでも十分な性能を備えるが、カスタマイズによりさらに楽しいクルマへとアップデートできるのも大きな魅力といえるだろう。
問題はクルマのカスタムをするにも、エンジン、車体、足まわり、エクステリアなど範囲が広すぎて、クルマカスタムのビギナーにとってみたら、どこから手を掛ければいいのか分からないこと……。
そこで、日本を代表する総合チューニングメーカー、HKSにどのようにカスタマイズを進めていくのがオススメなのか、アドバイスをもらうことにした。
是非ともカスタマイズやチューニング参考にしてほしい!
カスタムを指南してくれるHKSとは?
静岡県富士宮市に本社を構える「HKS」は、主に自動車用アフターパーツを製造・販売している日本のメーカーだ。1973年に設立され、エンジンパーツやターボチャージャー、マフラー、サスペンション、エンジン制御装置(ECU)など、幅広い製品を手がけている。特に、ターボチャージャーやマフラーといった性能パーツの分野では、世界的にも高い評価を受けている。
これらHKSが製造した製品はレースカーやチューニングカーに使用されることも多く、高性能化やカスタムを目指すユーザーからも支持されている。モータースポーツにも積極的に参画しており、全日本ツーリングカー選手権(JTCC)、スーパーGT、ドラッグレース、タイムアタック、そしてD1グランプリ(ドリフト競技)で数々の成功を収めてきた。特に、HKSがチューニングした日産スカイラインGT-Rで、潤沢な資金をレースに投入しているワークマシンに勝ったことは語り草となっている。
これにとどまらず、三菱ランサーエボリューションなどの車両をはじめさまざまなレースシーンで多くの勝利や記録を達成している。これらのレース活動で培った技術は、市販パーツの開発にもフィードバックされており、HKS製品の高い信頼性と性能に繋がっているのだ。
また、HKSは自動車メーカー向けのパーツ製造にも携わっており、信頼性と性能を兼ね備えたパーツを提供。近年では、EV(電気自動車)やハイブリッドカー向けの製品も開発しており、時代に合わせた進化を続けている。
STAGE1 『足まわり』を変えて見た目も走りも激変!
カスタム界のリーディングカンパニーといって良い存在であるHKSが、手始めにカスタマイズする箇所としてあげているのが『足まわりの強化』だ。そもそもノーマル車両はいろんなひとが乗り、さまざまな道路条件で走ることを前提に設計されたもの。乗り心地を良くするため足まわりは柔らく設定され、大きな段差でも車体を擦ることがないよう車高は高めになっている。
そこで注目したいのが『ハイパーマックスS車高調』だ。
そのメリットは、車高や乗り心地(減衰力)を自在に変更できること。車高をノーマルよりも下げローダウンすると見た目のスポーティさは際立ち、カーブでクルマの傾き(ロール)が抑えられるなど、走りも安定するのだ。
足まわりの強化というと「快適性が犠牲になってしまうのでは……」と心配になるひともいると思うが、ハイパーマックスSは街中でも不快さを感じないほどよい硬さ。ダンパーの減衰力を調整すれば、もっと快適にしたり、よりスポーティにするなど、自分好みのフィーリングにアレンジできる。
自社工場で設計から開発、製造を行っているので、立案や設計、部品の製造、組立、検査、生産後の管理や検証など一貫生産体制を実現でき、結果として無駄な手間やコストをカットしつつ、高い信頼性の製品を適正価格で提供できる。3年6万km保証付きなのも、うれしいポイントだ。
STAGE2 排気系チューン『マフラー交換』でサウンド、ルックス、パワーなど全体的に変貌!
足まわりを強化したら、次は『排気系チューン』がオススメ。なかでも『マフラー交換』は費用対効果が大きいメニューといえる。なぜならサウンドやルックス、パワー&レスポンスのすべてが変化するからだ。
純正マフラーは音量を抑え込むために排気抵抗が大きい構造になっている。だからエンジンから排出された排気ガスがスムーズに流れにくい。
対して、HKSのスポーツマフラーは内部抵抗を減らした設計となっており、排気がストレスなく抜ける。だからパワー&レスポンスの向上にも繋がるし、スポーティなサウンドが楽しめる。またドレスアップ効果も侮れず、大径テールエンドに変わることでリヤビューの存在感が高まる。
GR86/BRZチューンに力が入るHKSでは、個性が異なる車検対応マフラーを計4タイプ用意。なかでも一番人気というのが『ハイパワースペックLⅡ』だ。左右出しとなるこのモデルは、薄肉のステンレス材を採用することでチタンマフラーに匹敵する軽さを実現したのが特徴。排気効率にも優れており、スポーティなサウンドが楽しめる。
ワンランク上のパワーを狙うならエキマニ交換がオススメ
ワンランク上のパワーを狙うなら『エキゾーストマニホールド(通称:エキマニ。ぐねぐねしたパイプの見た目から〝たこ足〟ともいわれる)』交換がオススメ。中間のトルクの谷間を解消でき、排気効率を高めることで高回転までエンジンがストレスなく回るようになる。ドライバーをやる気にさせる太いエキゾーストサウンドに生まれ変わるのもポイントだ。純正ECUのまま装着できるし、もちろん車検の心配もない。
STAGE3 吸気系『インテークチューン』でレスポンスアップ!
排気がスムーズに抜けるようなったら次は『吸気系チューン』だ。エンジンに冷たい空気を送り込む環境を整えるべく、『インテークチューン』に着手したい。なぜ冷たい空気をエンジンに送り込みたいのかと言えば、空気の温度が低いほどに空気の密度が高くなり、空気中に含まれる酸素の量も多くなるから。酸素が多ければガソリンはより燃えやすくなり、パワー&レスポンスがアップするのだ。
HKSではコールドエアインテークボックスとカーボンサクション、エアインテークダクトで構成される『コールドエアインテークフルキット』を用意している。
バンパー内に設けたダクトなどから取り入れた空気を密閉されたエアクリーナーボックスに送り込み、効率よくエンジンへと導くこのインテークシステム。エンジンルームの熱気による影響をシャットアウトし、吸気温度を低く、安定させることができる。パワー&レスポンスアップに繋がり、サーキットテストではストレートエンドの車速が明らかに伸びたという実走データもある。そうした機能面はもちろん、エンジンルームのドレスアップにもなると一石二鳥だ。
信頼のHKSパーツで、安心のカスタマイズを楽しもう!
駆け足でお届けしたGR86/BRZチューンのファーストステップ。車高調で足まわりを引き締めたうえで、エンジンの吸排気チューンを施せば、その走りやビジュアルは驚くほどの変化を遂げる。日常使いでも、これまで以上に楽しさを実感できるクルマに生まれ変わることは間違いない。ツボを押さえたカスタマイズで、愛車を自分色に染め上げてみよう!