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ルーミーのランクル300フェイスチェンジキットの名前は「ランドクルーミー」!
カスタムメーカー「ESB」より、トヨタのコンパクトトールワゴン「ルーミーカスタム」を、トヨタの最高級SUV、ランドクルーザー300風に変身する、フェイスチェンジキットが登場した。その名も「ランドクルーミー」。略して「ランクル」と遊び心たっぷりなネーミングとは裏腹に、緻密に計算したクオリティの高いスタイリングは必見だ!
パーツは、フロントバンパーとリアバンパーのみというシンプルさに加え、前後バンパーで17万6000円というコストパフォーマンスの高さも特筆すべきところ。ランクル300顔に変身できるランドクルーミーの魅力にフォーカスしたい!
ベースとなるトヨタ ルーミーは日本で一番売れたクルマ!
トヨタ ルーミーは、2016年に登場したトヨタのコンパクトトールワゴンだ。販売店違いで、トヨタ店はルーミー、トヨペット店とネッツ店ではタンクという名称の違いがあったが、2020年よりトヨタの国内販売体制が変わり、ルーミーに一本化されたという経緯を持っている。トヨタ ルーミーは、もともとダイハツが企画・開発を行ったトールがベース。そのOEMとして、トヨタがルーミー&タンク、スバルからジャスティとして販売された。
発売されて5年後となる2021年には、小型/普通乗用車の登録販売台数は、13万4321台(ダイハツ トール、スバル ジャスティをのぞく)。公表されている統計ではトヨタ ヤリスが19万1414台に続く、第2位。ちなみにヤリスにはヤリスクロス(9万8160台)も含まれているため、実質販売登録台数1位はルーミーとなる。
※社団法人日本自動車販売協会連合会調べ
広い室内に使い勝手も抜群! 充実の安全装備で至れり尽くせり!
では、そんなトヨタ ルーミーを、ESBはなぜ手掛けようと考えたのだろうか? その理由をESBに聞いてみた。
「中古車の数が多くて、面白いベース車を探すなかで行き着いたのがルーミーでした。最近、新車の供給が止まることが多く、新車を販売できない店が多いんです。そんな状況を打破するためにも、安定して供給できる程度のいい中古車が必要でした。その点、ルーミーは奥様が買い物や送迎の足として使い、3年で乗り換えることが多い。必然的に程度のよいクルマが多いんです」
「実際に乗ってみると、全長3700mm×全幅1670mmというボディに、最小回転半径も4.6~4.7mと取り回しがよい。全高1700mmを上回る室内は広く、スライドドアだから乗り降りしやすい。高速巡航ができるターボエンジンのほか、4WDの設定もあり。自動ブレーキやレーンキープなど安全装備やスマートキーなども装備されており、まさに探していたベース車でした」
程度のよい中古車が多く流通し、使い勝手や安全装備も抜かりないとなれば、カスタムして遊ぶ車両としては最適だったというわけだ。
ルーミーには設定のないアウトドアグレードを作り出す!
ESBといえば、レーシングからオフロード、旧車まで、独自のセンスで仕上げるボディパーツメーカーとして知られる存在だ。なかでもCLS FOXシリーズは、別のクルマに変身することをコンセプトに、ホンダ N-BOXやトヨタ プロボックスをランドローバー・ディフェンダーに変身するキットをはじめ、数々の名車を輩出してきた。
そんなESBが、次なるCLS FOXシリーズとして照準を定めたのが、ルーミーのエアログレード「ルーミーカスタム」だ。
「ヘッドライトやグリルまわりを見ていて、ランクル300顔が浮かんだんです。メーカー側にアウトドア仕様の設定がなかったことも後押しになりました」。
かくして、ノーマル車高はもとより、リフトアップ車に対し、ルーミーカスタムをランクル300顔に仕立てるキット「ランドクルーミー」の開発が始まった。
純正機能を損なわない緻密な作り込みで、ルーミーをランクル300顔に!
とはいえ、ルーミーカスタムをランクル300風にするのは簡単ではなかった。ランクル300に対して圧倒的に幅が狭く、縦長な顔立ちのルーミーカスタム。それをドッシリとした顔立ちのランクル300風に変身したランドクルーミーをじっくりとチェックしてみたい。
まずはフェイスから。ランクル300顔にするうえで意識したというのが、横方向へのデザインだ。別体の純正バンパーグリルを移植し、その周囲にダクト風に広がったガーニッシュを配置。塗り分けを前提にしたデザインで、ワイド感を表現するとともに、ランクル300感を高めている。
ボトムは、モデリスタのランクル300をオマージュ。純正フォグ&デイライトを両サイドに移植。純正が縦に並んでいるのに対し、デイライトを両端いっぱいに、フォグをその内側上段に配置。バンパー形状は横方向に張りを持たせ、ボトムを巻き込んだデザインを採用している。センサー類はそのまま移植するため、純正機能を一切損なわないのもポイントだ。
純正パーツを巧みに取り込み、後付け感のないリアスタイル
リアバンパーも、モデリスタのランクル300をオマージュしながら、独自のアイデアを投入。左右フェンダーとバンパーの3分割で構成する純正バンパーに対し、フェンダー部は純正をそのまま使用し、バンパーのみを製作。そのうえでセンターにディフューザー形状を取り込んだ動きのある内巻き形状に仕立てている。リフレクターを純正から移植。コーナーセンサーもそのまま使用している。
純正よりも張り出しを抑え、ボトムの高さを純正同様の高さにすることで、純正サイドパートとラインを合わせているのもいい。小ぶりながら緻密なデザインワークにより、視線をボトムに惹きつけつつ、トータルデザインを整える役目を担っている。
ちなみに撮影車は、サイドに車名を取り込んだマットブラックのラッピングをプラス。パーツとしては用意していないが、オフロード感を高めるカスタムだ。
“シンデレラフィット”するオリジナルスチールホイール TC-01
足元には、ESBのオリジナルスチールホイール「TC-01」(15×6.0J +30)を装着。そのまま取り付けるだけで、フェンダーからハミ出ることなく、まさに“シンデレラフィット!”なマッチングぶりも必見だ。
タイヤには純正よりも一回り大きな「165/65R 15」のオールテレンタイヤを装着。ESBからオリジナルで用意されている30mmアップするスプリングと合わせることで、オフロード感たっぷりなスタイリングを手に入れている。
専用設計したFOXマットで車中泊を極楽に!
もう1つ、忘れてはいけないのが、車中泊に必須の専用マット。FOXマットと名付けられたこのマットは、ルーミーの室内形状に合わせて製作されたフルフラットマットだ。ルーミーの特徴の一つが、リアシートを床下収納できること。折りたたんだリアシートの背面とカーゴフロアがフラットになり、広大なカーゴスペースが生まれるというものだ。そのフラットフロアにFOXマットを敷き詰めることで、快適なベッドスペースに早変わりする。
使用しない時はリアシート背面に収納できるのもいい。製作は、フルフラットマットの老舗メーカー「シンケ」。肉厚かつ丈夫なつくりのマットで、長期間の使用にも耐えられるスグレモノだ。
ちなみに、FOXマットを敷いた車中泊モードの際に便利なのが、ルーフボックスだ。室内の荷物をルーフボックスに収納すれば、室内をゆったり使えるわけだ。装着しているのは、INNOの2025モデルのルーフボックス。薄くて幅広いボックスで、INNOキャリアと合わせれば、脱着も簡単にできる。
賢くスタイリッシュにルーミーカスタムをランクル300風に変身!
こうやって仕上がったCLS FOXシリーズのランドクルーミー。フロントバンパーとリアバンパーのみの交換で、ランクル300風のスタイリングが手に入る。あまりの完成度の高さに、純正のアウトドア仕様グレードかと見間違うほど。リーズナブルで賢く、他とは違うスタイリッシュなアウトドア仕様のルーミーに乗りたいならば、要チェックの1台だ。
対応は、トヨタ ルーミーカスタムと、ダイハツ トールカスタム、スバル ジャスティ。
令和3年式以前の前期型ルーミーカスタムには、後期型用グリル&バンパーグリルを手に入れれば装着できる。