2024年12月、日産はセレナの”e-POWERハイウェイスターV”をベースとした「セレナ オーテック スポーツスペック」を発売しました。
セレナ オーテック スポーツスペックは、ミニバンであるにもかかわらずスポーティな走行性能で、上質なオーテック専用の装備が内外装に兼ね備えられているモデルです。
今回は、日産セレナオーテックスポーツスペックに関するSNSの反響を詳しくまとめて紹介していきます。
家族向けミニバンにスポーティさが加わった魅力的な外観!
セレナ オーテック スポーツスペックは、デザインや質感に、より上質でスポーティな装いを求める方に向けたプレミアムスポーティブランドになっているAUTECHによるスポーティなカスタマイズと高級感が兼ね備えられているモデルで、その外装デザインがSNS上で多くの反響を呼んでいます。
特にオーテック専用装備のフロントグリルに施されたメッキの反射が美しく、精悍な印象を与えているとの声が上がっていました。
また、ブルーに光るシグネチャーLEDがフロントデザインのアクセントとなり、夜間の視認性とともに、AUTECHらしいスポーティさを強調。SNSでもこのデザイン性の高さが評価されています。
さらに、エアロパーツのメタル調フィニッシュや、専用スポークフォルムのダーク金属調シルバーアルミホイールも精悍で、「車両全体のスタイリングにマッチしている」との声が上がっていました。
一方で外装デザインに対する否定的な意見もあり、一部のユーザーからは、「スポーティすぎてファミリー向けミニバンとしては過剰ではないか」との指摘もあります。
乗り心地と操縦性を両立させたサスペンションチューニング!
セレナ オーテック スポーツスペックは、e-POWERシステムをベースに専用チューニングが施されています。
これにより、加速フィーリングが向上しているため、「普段使いのアクセル開度でも力強さを感じられる」と評価されています。特に、スポーツモードでは明確な加速感が得られ、シートバックに背中が押し付けられるような力強さが感じられるとの声も上がっていました。
一方で、加速時の回生ブレーキの強さに不満な意見があり、スポーツモードでは回生ブレーキが強く、「同乗者に少し不快感を感じさせてしまうのでは?」と感じるユーザーもいるようです。
また走行性能に関しては、専用チューニングされたサスペンションやボディー補強により、「操縦安定性と上質な乗り味が両立されている」と高い評価を得ています。
中には、「コーナリング時のロールが抑えられて直進安定性が向上している」との声も見られました。
しかし一方で、走行中のサスペンションの硬さについて不満を持つユーザーも少なくありません。特に段差や凹凸のある路面では硬さを感じることがあるため、「同乗者の乗り心地が悪いと感じるかもしれない」という声も上がっています。
コストパフォーマンスの視点で見るスポーツスペックはいかに
セレナ オーテック スポーツスペックの価格設定について、SNS上ではさまざまな意見が交わされています。
このモデルは、ベースとなる「セレナ e-POWER ハイウェイスターV」の約370万円の価格に対し、カスタムモデル「オーテック」が約420万円、さらに「スポーツスペック」は約440万円に設定されています。
専用のサスペンションやボディ補強、17インチタイヤの装着など、走行性能の向上が図られた装備やチューニングが施されているにもかかわらず、価格差が約18万円程度であることから、SNSではコストパフォーマンスに優れているとの声が多く見られました。
特に、同クラスの他車種と比較しても、これだけの装備と性能向上が図られているモデルがこの価格帯で提供されるのは魅力的であると評価されています。
なお否定的な意見としては、ベースモデルからの価格上昇幅が大きいと感じるユーザーもいるようです。
ファミリー向けのミニバンとして考えると、予算オーバーしてしまうという指摘も上がっていました。またスポーツ性能を重視しないユーザーにとっては、これらの追加装備やチューニングが必ずしも必要ではないため、価格に見合った価値を感じにくいとの意見も散見されます。
このように、セレナ オーテック スポーツスペックは、スポーティーなデザインと走行性能を兼ね備えたモデルで、ファミリー層や走行性能を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
しかし、価格やスポーティーさが一部ユーザーには合わないという声も。購入を検討する際は、自身のニーズや好みに合わせて判断して購入するのが重要と言えるでしょう。