2024年10月31日に発売されて、多くの注目を集めているレクサスのエントリーモデル「LBX」。
高級感とコンパクトさを兼ね備えているこのモデルは、SNSで賛否両論を巻き起こしながら議論の的になっています。
そこで今回は、SNS上で見られるLBXへの反響を詳しくまとめて、どのような声が上がっているのかを深掘りして紹介していきます。
コンパクトでも妥協なし!モダンでスポーティーなシルエット!
LBXはレクサスらしい高級感を保ちながらも日常使いに適したデザインとなっている点が評価されており、「コンパクトなのにレクサスの高級感を感じる!」という声も多数上がっています。
また、従来のスピンドルグリルを進化させた新デザインを採用することでレクサスらしい高級感を感じるフロントマスクになっており、これには「新しい時代のレクサスを感じさせるデザイン」「うまく縮小されたスピンドルグリルは洗練されている」といった声も。
さらに、ヘッドランプやテールランプがL字型のシグネチャーライトや一文字ランプになっている点に対しては、「先進的で洗練された印象」と好評価するユーザーも少なくありません。
一方で、 全体的なデザインに対して「他のレクサスモデルとデザインが似ているため差別化が足りてない」という厳しい意見が見られました。
上質な素材感!ユーザーが感じる「プレミアム感」
LBXの内装は、コンパクトなボディーでありながらもレクサスらしい上質で豪華なインテリアとなっている点が高く評価されているようです。
水平基調のインパネからドアトリムまで連続するデザインのほか、ステッチの細部にまでこだわった仕上がりが「小さな高級車」としての魅力を引き立てます。また、アンビエントイルミネーションの採用により、モダンで洗練された空間を演出しています。
SNS上では「内装もレクサスらしい高級感」「インテリアの造りもやはり高級!」「LBX、インテリア好みだわ」といったポジティブな意見が多く見られました。
さらに、各地のモビリティショーで実車を確認したユーザーからは、「手触りのよさはさすがレクサス」「内装の質感はかなり上」「サドルタンはやっぱり高級感があっていいなぁ」といった感想も。
一方で、一部ユーザーからは「デザインはいいけど、車幅が……」「この幅の広さはどうにかならないものなんだろうか」と、全幅1,825mmの車幅に対する懸念の声も見られます。
コンパクトなのにラグジュアリー!?気になる価格帯は?
ちなみにコンパクトSUVである「LBX」はレクサスの中で最も小型で、ボディーサイズは全長4,190mm、全幅1,825mm、全高1,545mmに設定されています。
このサイズから、「都内で駐車スペースが限られているなか、このサイズはありがたい」という都市部での取り回しのよさを評価する声が多く見られました。
気になるLBXの価格帯は、グレードによって違いはあるものの420万〜720万。価格帯の幅はあるものの、「この価格帯でレクサスブランドに手が届くのは嬉しい!」という声も少なくありません。
一方で、サイズ感や価格について「コンパクトすぎるからファミリーカーには向かない」「ラグジュアリー感が希薄で、価格に見合わないと感じる」といった、厳しい意見も見られました。
新時代のハイブリッド!!レクサス初の小型SUVの走行性能!
LBXは1.5リッター直列3気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。
このシステムは、トヨタ・ヤリスシリーズのものをベースにしつつ、レクサス専用のチューニングとなっており、バッテリー性能の向上で中間加速が強化され、エンジンの高回転時には「楽器のような高音」を奏でるよう調整されています。
低速から中速域でのトルクはスムーズで「街乗りから高速道路の巡航もストレスを感じにくい」という声が上がっています。さらに静粛性については「エンジン音や振動が少なくて、車内快適」と賞賛する声も見られました。
しかし、「パワーはもう少しほしい」「高速道路での加速性能がやや不満」と、パワートレインに対しての不満を持つ人もいるようです。他にも細部の装備やエンジン音について、改善の余地を求める声が多数上がっていました。
このようにレクサスLBXは、ラグジュアリーなコンパクトSUVとして新たな市場を開拓する意欲的なモデルです。SNS上の意見からもわかるように、その独自の魅力は多くの支持を集める一方で、改善の余地がある点も浮き彫りになっていました。
特に、デザインや燃費性能については高評価が集まる一方、サイズや価格設定に対しては賛否が分かれています。
今後、レクサスがこれらの意見を反映してどのように進化させていくかに注目が集まります。