2024年10月16日にスズキから発売されたコンパクトSUVである新型フロンクスは、その斬新なデザインと高い運転性能が注目を集めています。
今回はSNS上でのレビューをもとに、新型フロンクスにはどのような魅力があるのか深掘りして紹介していきます。
存在感を放つシルエット!!新ジャンルのクーペSUV
新型フロンクスは、洗練された都会的なクーペSUVスタイルを基調としながらも、独自の特徴を取り入れている点が注目を集めています。
たとえば特徴的な形状の「777型のライト」が搭載されたフロントデザインについて、SNSでは「未来感がある」「先進的だな」と評価する声がある一方で、一部ユーザーからは「派手すぎない?」「個性的なデザインだから万人受けしにくいかも」といった声も見られました。
また、全長約4mのコンパクトボディでありながら、しっかりとしたSUVらしいプロポーションを備え、都会的かつ上質な雰囲気を演出している点も好評のようです。
「小さな高級車」という愛称がつけられるほど、その存在感が評価される一方、「やや車高が低めに見える」との意見も一部で見られ、SUVとしてのイメージを議論する声もありました。
モダンと実用性が交差する、フロンクスの洗練されたインテリア!
内装では、質感や機能性が注目されている模様です。
ステアリングホイールは本革巻きで高級感があり、パドルシフトを標準装備している点が好評です。
加えて、温度と風量調整がスイッチ操作でおこなえるエアコンパネルは、操作性のよさを高く評価されています。多くのクルマがタッチ式パネルに移行する中で、こうした配慮は「運転中での使いやすさを重視している」として好感を持たれています。
一方で、内装色に関しては意見が分かれています。
現在の日本仕様ではブラック×ボルドーの配色が採用されていますが、「好みが分かれる」という意見から「シンプルなブラック単色も選べるようになったらな」という声も見られました。
また後部座席のスペースも比較的広めに設計されており、「コンパクトSUVとしては十分な快適性がある」との評価も。さらにシートヒーターも標準装備されており、寒冷地での使用を想定した機能が喜ばれているようです。
ただし、後席の天井がやや低いとの指摘もあり、一部ユーザーからは「長時間のドライブでは窮屈さを感じるかも」という懸念の声も挙がっています。
ちなみに荷室についても使いやすさと実用性の両立が図られており、「日常使いに十分な容量がある」と高く評価されています。特に、シートを倒した際のフラットなスペースはアウトドアや買い物など多用途に適しているとされています。
一方で、「背が高い荷物を入れると天井スペースが少し狭く感じる」という指摘もあり、積載物によっては制限を感じる場合もあるようです。
街を駆けるコンパクトSUVの俊敏性は?
また走行性能では、1.5Lエンジンとマイルドハイブリッドシステムによるバランスの取れた点が高評価を得ています。
特に6速ATと組み合わせた滑らかな加速や、4WDの安定した走行性能に関しては、多くのユーザーが満足しています。しかし、静粛性については意見が分かれており、「車内の静けさが期待してたよりもイマイチかも」と感じるユーザーも少なくありません。
また、「低重心設計のおかげでコーナリング時に車体が安定している」との声もあり、特に曲がりくねった道や高速道路でのパフォーマンスが好評のようです。ステアリングの手応えも適度で運転しやすいとされているものの、一部では「少し重い」と感じる意見も見られました。
さらに4WDモデルに対しては、「FFモデルよりも重厚感があり、接地感がよい」とのポジティブな意見がほとんど。
一方で、FFと4WDの違いを「一般的な走行ではそれほど明確に感じられない」とする声もあり、用途や地域による選択が必要だと指摘されています。
このように新型フロンクスは、スタイリッシュで高性能なコンパクトSUVとして評価されていますが、そのデザインやサイズ、装備の過剰さに関しては賛否が分かれるところとなっていることがわかりました。
しかし、都市部での取り回しやすさや快適な乗り心地、スポーティな走行性能といったポイントは多くのユーザーにとって魅力的であり、今後さらに人気が高まる可能性を秘めたクルマといえるかもしれません。