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【洗車する時に気をつけること】車体を傷つけずピカピカにするには?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

洗車は、愛車を美しく保つために欠かせない手入れのひとつ。しかし、誰かに教えてもらうことはなく、自分流でなんとなくしている人も多いのではないでしょうか。

クルマをきれいにするには手間がかかりますが、ポイントを押さえれば効率がよくなるだけでなく、愛車へのダメージを減らすこともできます。では、クルマを傷つけずに美しく洗車するには、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。

目次

愛車を美しく保つために……洗車する時のコツについて

まずクルマを洗うときは、「上から下へ」が基本。これは、取り払ったほこりや砂は下へ沈んでいき、水や洗剤も下に流れ落ちるためです。もしも先に下の部分を掃除し、そのあとに上部の汚れを落としてしまうと、せっかくきれいにした下側が汚れ、二度手間になってしまいます。

そのため​​掃除の順番はまずルーフから始め、ドアやボンネットへ移っていくことになります。

ところが、クルマでもっとも汚れているタイヤなどの足回りの掃除はかなり厄介。タイヤホイールを掃除すると、泥や砂、鉄粉、タールピッチなどさまざまな汚れが跳ね上がってしまいます。そこで、足回りから先に掃除をすませたあとに上から下へ……と、順番を工夫して洗うのがコツです。

では、具体的な洗車の手順を見ていきましょう。

クルマ全体に水をかける

まず、クルマについたほこりや砂、泥などを水で流しておきます。こうしておくことで、シャンプーで洗うときに砂粒などが混ざらなくなり、ボディが傷つくのを防ぐことができます。

水をかける順番は上から下へに従い、屋根と窓ガラスから始めて、ボンネットやドア、後部へと続けるとよいでしょう。またタイヤホイールの大きな汚れも、水をかけて落としておきます。

このとき、バケツではなくホースを使うと水を流す量が均一になり、かつ流し続けられるので合理的です。

カーシャンプーを泡立てる

シャンプーを適量バケツに入れ、水を加えて水流の勢いを使い泡立てていきます。

このとき、ホースノズルを円を描くように動かして水面の全体に水流を当てるのが、うまく泡立てるコツ。シャワーノズルを使えば、よりきめ細かい泡をつくることができます。

シャンプーの泡は、ボディについた汚れを包んで取り去ってくれるので、できるだけ細かい泡をたっぷりつくるのがポイントです。また、水にシャンプーを加えるのではなくシャンプーに水を注ぐと、大量に泡立てることができます。

タイヤホイールを先に洗う

続いて、スポンジにカーシャンプーの泡をつけて洗います。たくさん泡を使い、スポンジが少しつぶれるくらいの力加減でこすりましょう。

硬いブラシなどで強くこするのは、汚れが落ちるどころか傷がつく原因にもなるのでお勧めできません。

ボディを洗う

いきなりクルマをこするのではなく、洗う面にたっぷり泡をのせてから、スポンジで泡を広げるようになでていきます。こうすることで泡がクッションとなり、スポンジの摩擦でボディが傷つくリスクを減らせます。

また、洗ううちに汚れたスポンジをそのまま使い続けると、取った汚れがボディに戻り傷をつけかねません。こまめにスポンジをバケツのなかで絞り、砂などの汚れを吐き出させることが大切です。

クルマをすすぎ、クロスで水滴を拭く

泡を残すとシミになる場合もあるので、洗い残しのないようしっかりと洗い流します。ドアの端やボディの繋ぎ目、タイヤハウスなどの泡が残りやすい部位は特に注力するとよいでしょう。

なお、すすいだ水滴はその場で蒸発していきますが、乾ききるとボディに跡が残ることもあるため、素早く拭きあげるスピード感が大切。また、クロスは吸収力の高いものを使用するのがポイントです。

また、効率よく傷つけずに洗車するためには道具選びも大切です。硬い素材のものでボディをこすると傷をつける可能性があるので、スポンジとクロスは、ボディに使うものとホイール用とを分けて用意するとよいでしょう。

手洗い洗車は時間と手間がかかるものの、自身の目で汚れを確かめながら落とすことができるので、すみずみまできれいに仕上げられるのが魅力です。

なお、愛車を洗車するなら水滴が蒸発しにくい曇り日を選ぶのもポイント。また、「せっかくきれいにしたにもかかわらずほこりや砂がついてしまった……」なんてことにならないよう、風が強い日の洗車は避けるのが無難です。

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