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40年以上前のクルマなのに今もなお人を惹きつける! DMC デロリアン【みんなのクルマ】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

モトメガネカーズの『みんなのクルマ』ではみなさんの愛車を写真とコメントで紹介していくコンテンツ。

WEBからご自身で投稿できるほかに、イベントなどへモトメガネ編集部がお邪魔して、あなたの愛車を撮影いたします。

東京都江東区のA PIT AUTOBACS SHINONOMEで2024年8月18日に開催された「モーニングミーティング」。この時のテーマは「トヨタ GR」。会場にはGRの名前が冠されたモデルが早朝にもかかわらず多数集結! 

その会場の片隅に、あのデロリアンが止まっていたのです。ついつい声を掛けちゃいました。

目次

オーナーのプロフィール

お名前:下原 修
年齢:57歳
車両名:DMC デロリアン
年式:1981年式
主な使用シーン:ドライブ
所有歴:24年(2024年時点)
総走行距離:111,221mile(約18万km)
年間走行距離:一定ではないが、週に100kmほど走行している

※本記事は投稿内容そのままを掲載しております。ご了承ください。

この車両を購入する際に決めてとなったポイント

「映画の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観て、惚れ込み1台目を1994年にカリフォルニアから個人輸入にて購入しました。その後、仕事でイタリアへ転勤し、デロリアンに乗れない日々が続いたんです。そこでスイスの友人のショップから車両を購入したんです。購入してからは、ヨーロッパのいろいろなところへ走りに行きましたよ。
日本に帰国するときにその車両を持ち帰り、現在に至ります。この車両の所有歴は20年以上ですね」。

デロリアンのフロントのトランクには、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティ・マクフライが着ていたデニムジャケット、救命胴衣としていじられていたオレンジのダウンベスト、チェックシャツ、さらにはシューレースが自動で締まる機能が衝撃だったエアマグのレプリカも!! 映画への愛を感じます。

デロリアンの部品は入手可能なの?

「ほとんどの部品は新品で手に入ります。タイヤが最も入手困難ですね」。

新品のパーツが手に入る!?その理由とは

デロリアンを作ったデロリアン・モーター・カンパニー(DMC)は、経営破綻によって1982年に生産を終了し解散しています。

しかし、現在も「デロリアン」の名前を引き継ぐ企業が存在しており、主にDMC-12の修理やメンテナンス、パーツの供給を行っているのです。その企業は「デロリアン・モーター・カンパニー・テキサス」として、米国テキサス州に拠点を構えており、オリジナルパーツやリプロダクションパーツを取り扱っています。世界中のデロリアンオーナーたちはこれらのサポートを受けて車両を維持しているのです。また、オーナーコミュニティも強力で、オンラインやイベントを通じて情報やパーツが交換されています。

そのため、デロリアンは1981年から1982年にかけて約9,000台が生産され、40年以上経過した現在でも約6,500台程度が現存すると言われています。

良い点・こだわりのポイント

「デザインの完成度が高く、長年経っても色あせないかっこよさ」

映画で一躍有名になったデロリアン。どんなメーカーが、どの様な目的で作ったの?

デロリアンと聞くと、多くの人が映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したタイムマシンとしての姿を思い浮かべることでしょう。しかし、この車は実際に存在した「デロリアン・モーター・カンパニー(DMC)」というメーカーが製造したクルマです。

DMCは、ゼネラルモーターズ(GM)の幹部としてキャリアを積んでいたジョン・デロリアンが、自らの理想的なスポーツカーを作り上げるためにGMを退社し立ち上げた会社。

DMCの目的は、環境に配慮しつつスタイリッシュで耐久性のある車を作ることでした。このビジョンを形にしたのが「デロリアン」というモデルであり、1981年に生産が開始されました。ユニークな外観やガルウィングドアなど斬新なデザインに注目が集まった一方、実際の販売は苦戦を強いられることに……。

デロリアンの基本をチェック

デロリアンDMC-12は、独自のデザインと映画への登場によって有名になりましたが、クルマとしての基本的な仕様も興味深い特徴を持っています。

デザインはジウジアーロ、設計はコーリン・チャップマン!

ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)は、イタリア出身の有名なカーデザイナーで、数多くの名車を手掛けてきたデザイン界の巨匠です。デロリアンのように一目で印象に残る車を手がけてきたほか、フォルクスワーゲン・ゴルフやフィアット・パンダ、ランチア・デルタなど、実用的でありながらエレガントなクルマも数多くデザインしています。

設計をしたのはコーリン・チャップマン(Colin Chapman)。イギリス出身の自動車エンジニアであり、ロータス・カーズの創設者。1928年に生まれ、軽量なスポーツカーの設計で知られています。彼は「軽量化はすべてに優先する」という哲学を持ち、シンプルで軽量な設計を追求しました。チャップマンは、F1でも大成功を収め、ロータスチームを率いて複数のチャンピオンシップを獲得しています。その革新的な設計思想は、現在でもモータースポーツや自動車デザインに大きな影響を与えています。

搭載するエンジン

デロリアンに搭載されたエンジンは、プジョー、ルノー、ボルボの3社が共同開発した「PRV V6エンジン」です。排気量は2.85リッター、V型6気筒エンジンで、130馬力を発揮。当初はミッドシップレイアウトを予定されていましたが、生産段階でRR(リヤエンジン・リヤドライブ)に変更されました。

ステンレスボディと言われるけれど、それは間違い!

デロリアンというと、「ステンレスボディ」とよく言われていますが、それは間違い。
フレームにはスチールを採用し、そのフレームの上にFRP製のボディシェルが載せられています。さらにその上に印象的な外観を作り出しているステンレス製の外装が装着されている訳です。

A PIT AUTOBACS SHINONOMEが開催する 
「モーニングミーティング」とは?

A PIT AUTOBACS SHINONOMEが開催しているモーニングミーティングとは、テーマを決めて、そのテーマに合致したモデルが集まるミーティングだ。テーマに即したメーカーの展示ブースや車両が置かれている他は、特別何をするというわけでもなく、同じテーマの車両を愛するオーナー同士の交流を深めるというもの。ゆるい内容だから、気軽に参加できるのが良いところ!

開催場所:A PIT AUTOBACS SHINONOME(〒135-0062 東京都江東区東雲2-7-20)
開催時間:7:00〜9:00
※今後のイベントの詳細と予定はこちらでチェック!

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