JAF福岡支部は、事前の防災知識を周知させるために結成した「クルマの冠水被害を減らすっ隊」の提供コンテンツに、冠水想定箇所の現地解説を追加したと発表した。また、提供コンテンツでは、冠水路走行の問題点を検証するテストや、水没時の脱出方法として適切な道具の検証なども紹介している。これにより、ドライバーの安全意識向上を目的としている。
【JAF福岡】早い梅雨入り、早めの備え!福岡県内の「ここが危ない」を「クルマの冠水被害を減らすっ隊」が徹底解説
JAF福岡支部(支部長 内野 伸一)は九州地方の例年より早い梅雨入りを受け、福岡県のドライバーに対し「クルマの冠水被害を減らすっ隊」より注意を呼びかけています。
福岡県では「令和2年7月豪雨(2020年)」によって自動車が冠水する被害が相次ぎ、7月の1カ月間に603件の冠水に関するロードサービス救援要請がありました。JAF福岡支部は昨年、事前の防災知識を広く県内に周知させたいとの思いから「クルマの冠水被害を減らすっ隊」を結成し、イベントやメディアなどで「クルマに関する防災」についてのポイントをお伝えしてきました。
今年は昨年のコンテンツに加え、取材の際にご要望をいただければ、メンバーが実際に県内の「冠水想定箇所(アンダーパスなど)」に一緒に出向いて、身近にある危険について解説します。
クルマの冠水被害を防ぐため、県内の危険箇所、冠水道路に遭遇した際の対処法などを広くお知らせし、一人ひとりの安全意識向上につなげていきます。
■「クルマの冠水被害を減らすっ隊」提供コンテンツ
・県内「冠水想定箇所」現地解説【NEW】
・冠水時に車両ドアにどの程度の水圧がかかるのかを疑似体感できる「冠水時車両ドア」
・冠水時にクルマの窓を割る「ガラス割りハンマー」
・冠水時の車両内部を疑似体験できる「VR(バーチャルリアリティー)」
・冠水路での走行を再現した「冠水路走行体験プール」動画提供
その他、JAFユーザーテストなどの動画素材も提供可能
<添付>動画などの提供可能コンテンツ詳細内容
■JAFユーザーテスト:冠水路走行テスト
冠水路走行の問題点を検証するテスト。
集中豪雨などでアンダーパス(道路の下をくぐる構造になっている立体交差)が冠水した場合を想定し、車両が冠水路を走りきれるかを検証。
https://jaf.link/2UhN4eL
■JAFユーザーテスト:水没時、何を使えば窓が割れるのか?
車両水没時にドアや窓が開かないことを想定し、車内にありそうなもの5点と脱出用ハンマー3点で窓を割ることが可能かどうかをテストし、 脱出方法として適切な道具を検証。
https://jaf.link/3kcTfZc
※JAFユーザーテストの動画は番組内で使用可能です
動画のダウンロードは1枚目下の「お問合わせエントリーフォーム」から申請してください。
申請項目「素材ダウンロードアカウント登録有無」は有りに☑を入れてください。
上記ユーザーテスト以外にも多数掲載しています。
■JAFインストラクターによる、対面やオンラインでの注意呼びかけ対応可能です
普段は交通安全のインストラクターとして活動し、ロードサービス経験もあり、クルマのトラブルを熟知している職員が、具体的なエピソードを交えて解説します。
実際に冠水被害が起きたアンダーパス現地での取材、 オンラインでの取材など、幅広く対応可能です。
JAFご当地情報もチェック!
知っておけば安心!「クルマの冠水被害減らすっ隊」からの注意ポイント
https://jaf.or.jp/common/area/2023/kyushu/fukuoka/local-news/0531-2
リリース提供元:一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)【地方】