JAFは9月15日(木)にシルバーウィーク期間中のクルマ移動に際し、ドライバーへ注意を呼び掛けるため、昨年10月1日(金)~10月31日(日) に出動したパンク・バーストの救援における調査結果を公開した。昨年10月の1ヶ月間で異物を踏んだことによるタイヤのパンク・バーストは8,700件を超えており、JAFが実施したロードサービスのうち、タイヤに関するトラブルは全体の20%を占めている。秋の行楽シーズンに備え、事前の点検をしておこう。
釘・ネジなどを踏んだことによるパンク・バースト件数昨年の10月は1カ月で約9,000件!
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 坂口正芳)は9月15日(木)にシルバーウィーク期間中のクルマ移動に際し、ドライバーへ注意を呼び掛けるため、昨年10月1日(金)~10月31日(日) に出動したパンク・バーストの救援における調査結果を公開いたします。
■昨年の10月1カ月間で異物を踏んだことによるタイヤのパンク・バーストは8,700件越え!
2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)にJAFが実施したロードサービスのうち、タイヤに関するトラブルは2番目に多く、全体の約20%を占めています。
そのうち、2021年10月1日(金)~10月31日(日)の1カ月間にJAFが出動したタイヤトラブルを調査したところ、釘・ネジなどを踏んだことが原因と判明しているパンク・バースト件数は全国で8,754件ありました。
■YouTubeにてパンク応急修理キットの使い方を公開!
パンク応急修理キットは近年、収納スペースの向上等の理由により多くのクルマが備えています。それにともない、JAFは2022年7月にパンク応急修理キットの使い方に関する動画をYouTubeで公開しています。
動画では、修理の方法だけでなく、修理にどれだけの時間がかかるかも検証し、普段運転をされない方でも20分程度で修理が完了することが判明しました。実際の交通場面で突然パンクした場合、状況によっては適切に対応することが難しいこともあるため、事前に取扱説明書を確認し、パンク応急修理キットの収納場所や使用方法を知っておきましょう。
また、作業に不安を感じたり、安全な環境が確保できないという場合は、無理をせず、JAFへ救援要請をしましょう。
参考:JAFユーザーテスト
▼パンク応急修理キットでどこまで修理できる?
資料編:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/tire/emergency-repair
動画編:https://www.youtube.com/watch?v=NezktMn4xEI
■幅広いタイヤ関連トラブルへの対応に向け、タイヤ貸し出しサービスを実施!
釘などを踏んでタイヤに穴が開いてしまった場合、その穴をふさぐ「応急修理」にて一時的に走行可能な状態へ修理することができますが、バーストや側面が損傷してしまった場合は他のタイヤに交換しなければ、走行を続けることができません。ご旅行やお出かけなどでお急ぎの場合は時間のロスにつながりかねませんし、急な交換が必要になるため次に装着するタイヤをじっくりと選ぶこともできません。
そのためJAFでは、2016年より応急修理が不可能なバーストやタイヤ側面の損傷に対応することを目的に各都道府県(一部地域を除く)においてタイヤの貸し出しサービスを実施し、全国に拡大しています。
タイヤ貸し出しサービスを受けることにより、トラブル後も安心してドライブをお楽しみいただけます。また、路上等危険な場所での待ち時間が短縮され、一層安心安全なサービスをうけることが可能となります。
※タイヤサイズ等により対応できない場合がございます。
▼タイヤ貸し出しサービスの詳細はこちらから
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/contents/tire
タイヤのパンクは誰にでも起こり得るトラブルです。パンクをはじめとするトラブルを未然に防ぐためにも、お出かけ前は忘れずに車の日常点検をしましょう。
リリース提供元:JAF