MENU
カテゴリー
モトメガネ バイク買取一括査定

公式SNS

悪天候のなか表彰台を獲得 トヨタ「スーパーフォーミュラ第3戦」の結果発表

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

トヨタ自動車株式会社は、スポーツランドSUGOで行われたスーパーフォーミュラの第3戦の結果を発表した。

同レースは、悪天候によるアクシデントが多発したため短縮終了となった。結果は、予選3番手の坪井翔選手が2戦連続の3位表彰台を獲得。大湯選手が5位に入り、TGRへの移籍後初の入賞を果たした。また、山下選手が6位。国本選手、小高選手は2ポジションアップで7位、8位に入り、小林選手が15番手グリッドから5ポジションアップで10位入賞となった。

目次

悪天候でレースは短縮終了。坪井が3位表彰台。大湯、山下、小高、国本、小林が入賞

スポーツランドSUGOで行われたスーパーフォーミュラの第3戦は悪天候によるアクシデントが多発し、短縮終了。予選3番手の坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が2戦連続の3位表彰台を獲得しました。大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、山下健太(KONDO RACING)、国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、小高一斗(KONDO RACING)、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)が厳しいコンディションの中で入賞を果たしました。

2024年シーズン全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦が6月22日(土)23日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。
前戦オートポリス大会から約1か月のインターバルを経て、舞台は九州から東北へと大きく移動します。
今季のスーパーフォーミュラでのTOYOTA GAZOO Racing(TGR)勢は、ここまでの2戦、開幕戦鈴鹿で山下が2位、前戦オートポリスでは坪井が3位と表彰台を獲得するも、未だ未勝利。今季初勝利を目指し、今大会に臨みました。
今大会、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの19号車は、TGR-DC育成ドライバーである平良響がドライブすることとなりました。沖縄出身の平良は、2020年のFIA-F4チャンピオンを獲得し、昨年はスーパーフォーミュラ・ライツでランキング2位。SUPER GTでも活躍する若手ドライバーです。
今大会はシーズン唯一の東北でのスーパーフォーミュラ開催であり、周辺地域全体のお祭りとしてイベントを盛り上げました。
また、SUGOはオートバイの全日本選手権大会開催地でもあり、今大会は二輪トライアルバイクのレジェンドライダーによるパフォーマンスや場内ゲスト解説など、4輪、2輪の枠を越えた企画でファンの皆様にモータースポーツの楽しさを伝えました。
その他、昨年より行われている子供達によるモータースポーツ関連の職業体験「Out of KidZania in SUPER FORMULA」や、キッズカート教室などお子様の楽しめる企画、水素給電を使ったコーヒーの提供、レース会場でカメラを気軽に楽しめる写真共有サービス「SUPER FORMULAフォトサポ」など、家族連れのお客様も楽しめる様々な企画が好評を博していました。

予選

22日(土)は好天に恵まれ、真夏のような暑さとなりました。午前中のフリー走行を経て、午後2時から気温31度、路面温度は50度という厳しいコンディションの中で、ノックアウト方式の予選が行われました。
Q1は2組に分かれて実施。A組では坪井が最初に1分6秒162と好タイムをマークし暫定トップに。その後野尻智紀(TEAM MUGEN)にかわされるもこのセッション2番手。午前中のフリー走行でトップタイムをマークするなど好調な大湯は1分6秒448で4番手。山下も6番手となり、TGR勢は3台がQ2に進出。
ル・マン24時間レースを終えて帰国したばかりの小林も一旦はQ2進出圏内に着けましたが、最後にライバルにかわされ8番手。今大会デビューで注目を浴びる平良は、午前中の90分間のフリー走行のみで一発アタックに臨み、1分6秒台に入れる走りを見せましたが、10番手に終わり、Q2進出はなりませんでした。
B組ではチェッカーラップで各車目まぐるしく順位が入れ替わり、昨年の第5戦SUGOでも決勝で4位を獲得した大嶋がトップと1000分の1秒差で2番手タイム。阪口が3番手。小高もセクター2で全体ベストをマークする速さで4番手。国本が5番手につけ、TGR勢は4台がトップ6に入りました。大嶋、小高、国本は今季初のQ2進出。一方で福住が8番手、笹原もフリー走行のタイムに及ばず9番手でQ1敗退となりました。
Q2ではさらにコンディションが向上し、上位のタイムは1分5秒台に突入。坪井がTGR勢最上位の3番手グリッドを獲得。大湯が5番手、山下は大湯と0.025秒差の6番手。大嶋8番手、国本9番手、小高が10番手。阪口はアタック中にS字コーナーで縁石に乗り痛恨のコースオフ。12番手となりました。

決勝

23日(日)は前日からの予報通り、朝から雨模様。スーパーフォーミュラとしては2022年の第7戦もてぎ以来、SF23に車両が替わってからは初のウェットコンディションでのレースとなりました。
このため、レース前に8分間で予定されていたウォームアップ走行を20分に延長する措置が取られましたが、このウォームアップ走行中にクラッシュ車両が発生し、セッションは赤旗中断。また、このアクシデントにより破損したバリアの修復中にサーキットを非常に濃い霧が覆い、レースのスケジュールは予定よりも大きく遅れることとなりました。
当初の予定よりも1時間5分遅れの午後3時35分、セーフティカー先導でレースが開始され、5周を終えたところでセーフティカーが退去し本格戦がスタート。しかし、このスタート直後、8番手スタートの大嶋が最終コーナーでクラッシュ。大嶋は無事でしたが、これにより再度セーフティカーが導入されることとなりました。
レースは13周目に再スタート。3位の坪井は高く舞い上がる水煙をかいくぐり、前を行く岩佐歩夢(TEAM MUGEN)に並びかけますが逆転には至らず。
その後方では、視界が悪く、滑りやすい難コンディションにもかかわらず国本、小高、小林らがポジションアップを果たしましたが、入賞圏内を争っていた阪口が最終コーナーでクラッシュ。幸い阪口も無事でしたが、このクラッシュでバリアが破損したこともあり、修復と車両排除のためにレースは赤旗中断。
その後、バリアの修復に時間がかかり、ドライバーの安全確保のためにレース再開は行われず、12周目をもって短縮終了となることが発表されました。
規定により、レースはハーフポイントながら成立。結局、坪井が2戦連続での3位表彰台。大湯が5位に入り、TGRへの移籍後初の入賞を果たしました。山下が6位。国本、小高は2ポジションアップで7位、8位に入り、共に今季初のポイント獲得。小林が15番手グリッドから5ポジションアップで10位入賞となりました。

VANTELIN TEAM TOM’S 36号車 ドライバー 坪井翔:

一応スタートはしたものの、アクシデント多発で、走っている側としては、正直、結構後ろの方は全く見えないだろうし、危ない状況であったという意味で、ドライバーの安全を守るための中断という判断は仕方ないとは思います。ウェットに関しては、鈴鹿の開幕の前のテストであまり調子が良くなかったので不安だったんですが、今日のレースで調子が良さそうなのはわかったので、そういう意味ではポジティブな材料にはなりました。1年に1回しかない仙台でのレースで、皆さんの前で思いっきりレースができなかったのは残念ですが、これで2戦連続表彰台ということで、ポジティブに捉えて、後半戦に向けて弾みをつけていければいいかなと思います。

2戦連続の3位表彰台を獲得した坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S #36)
5位に入り今季初ポイントを獲得した大湯都史樹
(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING #39)
6位でフィニッシュし3戦連続入賞の山下健太(KONDO RACING #3)
予定より1時間以上遅れて難コンディションの下セーフティカー先導でスタート

全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦 結果表

ドライバーズポイント
(第3戦終了時)

リリース提供元:トヨタ自動車株式会社

カテゴリー

モトメガネ バイク買取一括査定

目次