ビー・エム・ダブリュー株式会社は、プレミアム・セグメントにおけるミドル・クラス・セダン「BMW 5シリーズ」のラインアップに、ハイ・パフォーマンス・セダン「BMW M5(エムファイブ)」の新型モデル(全面改良)を追加し、全国のBMW正規ディーラーにおいて販売を開始した。
同モデルは、4.4LのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンに、BMW M5へは初めてとなるM専用プラグイン・ハイブリッド・システムであるM HYBRIDシステムを搭載。さらに、先代モデル同様にM専用4輪駆動システム「M xDrive」を搭載するなど、サーキット走行における高い運動性能と、ラグジュアリー・スポーツ・セダンとしての優れた安全性および快適性の要素を合わせ持つ、唯一無二のモデルとなっている。
新型BMW M5誕生
高性能V8エンジン+電動モーターを搭載したM専用プラグイン・ハイブリッド・システム「M HYBRIDシステム」を採用
システム・トータル 535kW / 1,000Nmを発揮するBMW M史上最強パワーでサーキット走行を可能とするダイナミックなパフォーマンスを実現
車両本体価格19,980,000円: 先代モデルより性能および標準装備向上も価格据え置き
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: 長谷川正敏)は、プレミアム・セグメントにおけるミドル・クラス・セダン「BMW 5シリーズ」のラインアップに、ハイ・パフォーマンス・セダン「BMW M5(エムファイブ)」の新型モデル(全面改良)を追加し、全国のBMW正規ディーラーにおいて、本日より販売を開始する。納車開始は、本年11月中旬以降を予定している。
ハイ・パフォーマンス車両を手掛けるBMW M社が開発したBMW M5は、プレミアム・セグメントにおける高性能セダンとして、1984年に初代モデルが登場し、今回発表の新型BMW M5は第7世代となる。BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはレーシング・カーの技術を採用し市販車でありながらサーキットでの本格的な走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つは公道における高いスポーツ走行性能とプレミアム・カーとしての快適性の両方を妥協なく高めたMパフォーマンス・モデルであり、今回発表の新型BMW M5は、Mハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられる。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
- 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
- *は、以前に発表済みのモデルとなります。
第7世代の新型BMW M5は、4.4LのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンに、BMW M5へは初めてとなるM専用プラグイン・ハイブリッド・システムであるM HYBRIDシステムを搭載し、さらに、先代モデル同様にM専用4輪駆動システム「M xDrive」を搭載するなど、サーキット走行における最高の運動性能と、プレミアム・セグメントにおけるラグジュアリー・スポーツ・セダンとしての優れた安全性および快適性の要素を合わせ持つ、唯一無二のモデルである。そして、デザインと走行性能の両面において一目でMモデルであると実感出来る力強さを持ち、Mモデルの象徴的な存在となっている。
新型BMW M5は、昨年発表の第7世代のBMW 5シリーズ同様に、日本においては、BMW社が初めて国土交通省からの認可を取得した、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」の搭載等、最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも有し、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能である。Apple CarPlayへの対応、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性が大幅に高められたモデルである。また、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能であり、さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能である。なお、新型BMW M5は、先代モデル同様に、ドイツのディンゴルフィング工場において、生産が行なわれる。
デザイン
新しいデザイン言語により、新型BMW M5は、スポーティさに加えエレガンスとセダンらしい格式あるBMW 5シリーズをベースに、Mモデルらしい、更なる存在感を強調している。
フロント・デザインは、M専用エアロ・バンパーやガーニッシュ、夜間走行時にBMWブランドの象徴である造形を印象的にライトアップするBMWアイコニック・グローを備えたM専用ブラック・キドニー・グリル、BMW 5シリーズより75mmワイドなフロント・フェンダーが特徴的である。
リア・デザインにおいては、Mカーボン・リア・スポイラー、M専用リア・バンパーには専用デザインのディヒューザーが施され、Mスポーツ・エギゾースト・システム、BMW 5シリーズより48mmワイドなリア・フェンダーと相まって、精悍な佇まいを表現している。
インテリアにおいては、BMW特有の駆けぬける歓びを感じられ、長距離走行においては、高次元の快適性を提供するデザイン・エレメントが採用されている。 広々としたスペース、随所に取り入れられたモダンな機能、高次元のオーディオ性能、高品質で精密に加工された素材、素晴らしい完成度、高度なデジタル・サービスがインテリアの雰囲気を特徴づけている。
新型BMW M5の運転席は、先代モデルに比べてボタン類が大幅に削減され、無駄を省いた洗練された印象を与えている。BMWカーブド・ディスプレイは、最新の12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成されている。インストルメント・パネル中央からドア・トリムを立体的なクリスタル面が貫くBMWインタラクション・バーを標準装備し、Mカラーのアンビエント・ライティングをはじめ、ドライバーの好みの走行モードに応じて室内空間をアーティステックに演出する。Mモデル専用のMマルチ・ファンクション・シート、M専用装備品を随所に採用することにより、室内においても、Mモデルであることを主張している。
パワートレイン
新型BMW M5は、最高出力585PS(430kW)/5,600-6,500rpm、最大トルク750Nm /1,800-5,400rpmを発揮する高効率なモーター・スポーツ・テクノロジー直結のクロスバンク型を持つ4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、さらに、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用した電池容量22.1kWhを持つ、197PS(145kW)を発揮する電気モーターを搭載するM専用プラグイン・ハイブリッド・システム「M HYBRIDシステム」を搭載している。
クロスバンク型のツイン・ターボ・エンジンは、1/1000秒を争う、サーキット走行直結の技術の1つであり、ツイン・スクロール・ターボ2機を、向かい合うシリンダーの排気管を敢えて跨いで配置することで、ターボに排気のパワーが、遅れずに干渉することなく理想的な間隔で加わるため、鋭いレスポンスとスムーズな力強い加速を実現する事が可能である。
新型BMW M5においては、BMW Mモデル専用に開発された8速Mステップトロニック・トランスミッションのハウジングに電気モーターを組み込み、BMWグループが特許を取得したプリ・ギアリングにより、電気モーターが発生するトルクを高性能6気筒ツイン・ターボ・エンジン相当の450Nmまで増強させる事が可能となり、システム・トータルの最高出力727PS(535kW)、最大トルク1,000Nmを発揮することで、電気自動車を除き、BMW XM Label同様にBMW史上最強のパワー・ユニットを搭載するモデルの1つである。電気のみでの走行も可能であり、約70kmまで、ゼロ・エミッションで走行する。
全ての数値は、欧州仕様値となります。
ドライビング・ダイナミクス
ダイナミックな走行性能、あらゆる運転状況における抜群の安定性、高精度なハンドリング性能、優れた乗り心地、世界最高のドライビング・ダイナミクスの実現を目指し、ロング・ホイールベース、フロント・アクスルとリア・アクスルのトレッド幅の拡大、バランスの取れた約50:50の前後重量配分、インテリジェントな軽量構造、ボディとシャシーの接続剛性の向上等に加え、新型BMW M5には、様々なMモデル専用の最先端シャシー・テクノロジーを採用している。センシングと同時に最短時間で直接制御されるホイール・スリップ・テクノロジー、統合ブレーキ・システム、可変ステアリング・レシオを備えたスポーツ・ステアリング、アダプティブMサスペンション、アクティブMディファレンシャル、BMW M5初となる4輪操舵を可能とするインテグレーテッド・アクティブ・ステアリングを標準装備し、サーキットにおける本格的かつダイナミックな走行性能と、快適な乗り心地とを極めて高い次元で両立することで、サーキット走行においても、通常走行においても、新時代の「駆けぬける歓び」を実現している。
4輪駆動システムM xDrive
高性能エンジンのパワーは、Mモデル専用4輪駆動システムM xDriveを介して路面に伝達される。M xDriveは、インテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御されている。さらに、車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)が装備されており、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで多様な楽しみを提供する。基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮する。Mダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)では、リア・アクスルへの駆動トルク配分が増加し、リヤ・ホイールのスリップ許容量が大きくなることで、より多様なハンドリングを楽しむことが可能になる。
さらに、DSCオフ時に選択可能な後輪駆動「2WDモード」では、クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、熟練したドライバー自らが車両を操作する歓びをダイレクトに味わうことが可能になっている。
走行状況に応じてカスタマイズ可能なドライブロジック付きの新型8速トランスミッション
新型BMW M5のスポーツ走行をサポートするのが、ドライブロジック付き新型8速Mステップトロニック・トランスミッションである。ドライバーは、ドライブロジック選択スイッチによって、シフト特性を3段階から選択し、状況に応じた最適なギヤ比設定とレスポンスが得られ、思い通りの走りを体験することが可能となる。「モード1」は効率的な走りをサポートし、「モード2」ではシフト時間を短縮し、俊敏な走りを実現する。さらに、「モード3」はシフト時間を最大限短縮するため、マニュアル・シフトに慣れたドライバーであれば、複数のギヤを飛び越えたシフト・ダウンも可能で、急カーブの手前などで一気に1速ギヤまで落とすなど、サーキットでのスポーティでアグレッシブな走りに適した設定となっている。また、「モード3」では、エンジンがリミットに達したときの強制シフト・アップも行わないため、最大限自由に車両を操作することが可能になる。
ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載
BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載されている。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路*1での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムである。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能*2となる。
*1: 高速自動車国道法に定める高速自動車国道、及び指定都市高速道路に分類される道路が対象。
*2: SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル2の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要。
安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」、完全自動駐車が可能となる「パーキング・アシスト・プロフェショナル」を標準装備
高性能カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備としている。
標準装備となるパーキング・アシスト・プロフェッショナルには、時速35km以下で車両が直前に前進したルート最大200mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト・プロフェッショナル機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
さらに、新型BMW M5には、駐車時に、ステアリング、アクセル、ブレーキ操作が一切不要な「パーキング・サポート・プロフェッショナル」が、標準装備となる。自宅駐車場、勤務先駐車場を車両に登録しておくことで、駐車スペースが近づくと、車両が自動で検知し、検知後は、完全自動駐車が可能となる。
駐車場所の記録は最大10ヵ所の登録が可能であり、最大200mまでの駐車操作(合計600mまで)を記録できる為、狭いスペースで複雑な切り替えしが必要な場合でも正確に再現することが可能である。
また、駐車スペースの幅が狭い場合はドライバーが下車し、車外よりスマートフォンでコントロールすることができる「リモート・パーキング」機能によりスマートかつ快適に駐車操作を行うことも可能である。
車両全方向に対応したBMWドライブ・レコーダー
新型BMW M5には、車載カメラを使用した全方向(前後&左右)記録可能なBMWドライブ・レコーダーを標準装備している。後付けのドライブ・レコーダーと異なり、車両後方の映像もウィンドー越しではなく直接撮影するので、あおり運転等の危険運転車両と遭遇した際に、車両のナンバーも鮮明に記録すると同時に、サイドのカメラで幅寄せの映像記録にも対応する。また、前方カメラを使ってドライビング中に前方の美しい景色を記録することも可能である。
車両の異常をスマートフォンに知らせるアラーム・システム
車両の盗難や車上荒らし等の被害を事前に防止するアラーム・システムを標準装備している。車両がロック中に異常を検知した場合、登録されているスマートフォンに通知を行うと同時に、車両周辺および車両室内の映像もスマートフォン上で確認することが可能である。
最新のBMW iDriveおよびBMWオペレーティング・システム8.5
進化したBMWカーブド・ディスプレイと「QuickSelect」機能を備えた制御システムも、新型BMW 5シリーズの特徴の1つである。BMWオペレーティング・システム8.5をベースにしており、運転席側に機能アイコンを縦に並べた再設計されたホーム画面を備えている。「QuickSelect」機能により、サブ・メニューに切り替えることなく機能に直接アクセスできるため、メニュー構造が大幅に改良され、操作しやすくしている。新しいBMW iDriveは、BMWカーブド・ディスプレイおよびBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントとも組み合わされ、一貫して、タッチ・ディスプレイと言語で操作できるように設計されている。
さらに、最新のBMWオペレーティング・システム8.5により、新型BMW M5においては、AirConsoleプラットフォームを用いた革新的な車内ゲームの使用*を可能にしている。ドライバーと同乗者は、車両が停止している際、スマートフォンをコントローラーとして、14.9インチのセンター・ディスプレイを使用しての対戦型ゲームをプレイすることが可能である。
*: パーソナルeSIMまたはBMW Bluetooth SIMカードリーダーを使用した5Gデータ通信でのみ利用可能です。パーソナルeSIMでの接続には株式会社NTTドコモの「ワンナンバーサービス」対象料金プランへの契約が必要です。BMW Bluetooth SIMカードリーダーを使用する場合は、別途データ通信用SIMカードの契約が必要です。
コネクティビティ
コネクティビティにおいても優位性は高く、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能である。Apple CarPlayやSpotifyへの対応、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、大きな利便性がある。また、BMWデジタル・キー・プラスの標準装備により、車両のキーを持たずとも、対応のスマートフォン、スマートウォッチを携行していれば、車両に近づくだけでロック解除が可能であり、さらに車室内にロック解除に使用したデバイスがあるだけで、エンジンの始動も可能である。
BMWコネクテッド・ドライブ
BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2021年夏には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。
3年間の主要メインテナンスが無償となるBMWサービス・インクルーシブ・プラス
3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。この「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」は、2016年よりBMW全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより安心なドライブを提供している。
充実した標準装備と戦略的な価格設定
日本仕様において、独自に高性能、高品質、高機能装備を標準装着とした上で、車両本体価格を従来モデルの19,980,000円に据え置く戦略的な価格にて販売する。
高性能面では、世界標準装備のパノラマ・ルールに比べ30kgもの軽量化と車体重心の低下を実現するカーボン強化樹脂製のルーフを標準装備とし、高品質面では、BMW Individualレザー・メリノ・シートやアルカンターラ・ヘッドライナーに加え、最高の音響空間を提供するBowers & Wilkinsダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムを標準装備している。高機能面では、アクティブ・シート・ベンチレーション(前席)や4ゾーン・エアコンディショニングを標準装備し、スポーティなMモデルながらも、BMWラグジュアリー・モデルに相応しい快適性を提供する。
BMW 5シリーズについて
1972年に初代モデルが誕生したBMW 5シリーズは、プレミアム・セグメントにおけるミドル・クラスのセダンとして、世界で最も成功しているビジネス・セダンの代名詞となっている。2023年発表のBMW 5シリーズは第8世代目であり、約7年ぶりのフルモデル・チェンジを行ない、BMW伝統のデザインを踏襲しつつ、コンセプトを一新し、格式のある存在感とエレガントさを同時に高めている。また、走行性能面では、約半世紀の歴史の中で初めて、電気のみで走行する電気自動車BMW i5を量販モデル、Mパフォーマンス・モデルの2モデルを同時にラインアップしている。さらに、BMW 5シリーズにおいて初となる48Vマイルド・ハイブリッド・システムを、ガソリンおよびディーゼル・エンジン搭載モデルに搭載する等、パワートレインを充実させている。更に、先進のデジタル技術で、高い安心、安全、快適な機能を提供し、そのプレミアム・ミドル・クラスのセダンをリードする地位を揺るぎないものとしている。
主な車両諸元
- BMW M5
全長5,096mm、全幅2,156mm、全高1,510mm、ホイールベース3,006mm、排気量4,395cc、 V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力585PS(430kW)/5,600-6,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-5,400rpm、電気モーター出力197PS(145kW)、電気モーター・トルク280Nm、システム・トータル最高出力727PS(535kW)、システム・トータル最大トルク1,000Nm
全ての数値は、欧州仕様値となります。
リリース提供元:ビー・エム・ダブリュー株式会社