クルマやバイク、アメリカンカルチャーが好きな人なら一度は耳にしたことがある「ホットロッドカスタムショー」。毎年12月初旬に横浜で開催されるこのイベントは、カスタム車両の展示やアメリカンカルチャーを体感できる、日本最大級のカスタムイベントだ。
2024年12月1日に神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催され、日本国内のみならず海外からもカスタムされたクルマやバイクが会場に並んだ。
ホットロッドカスタムショーといえば、アメ車をカスタムしたものが並んでいるイメージだが、実は国産車をカスタムしたもの会場に結構展示されいるのだ。
それではそれらクルマの中でも国産の車両を紹介していこう!
国産の旧車はコンパクトながらも存在感が違う!
トヨタ コロナ 1500 デラックス(1961年製)
さまざまにカスタムされたクルマ、バイクが並ぶホットロッドカスタムショー。クルマは圧倒的にアメ車が多い中で、国産車両をカスタムしたものも展示。国産車両の数は多くないものの、存在感は大きかった。
プリンス スカイライン(54B)
キズナモータースがフルレストアしたプリンス スカイライン(54B)
トヨタ タウンエース(KR10)
トヨタ タウンエース(KR10)をペイントして独自の世界観を演出していた。1976年製のタウンエースには、ヤマハのストロボラインとハンドペイントが施され、ペイントのかすれ具合が郷愁を誘う。
トヨタ クラウンピックアップ 1970年製
クラウンにピックアップトラックが存在していたことを知らない方もいるかもしれない。初代のクラウン ピックアップは1955年に登場。シングルキャブ以外にダブルキャブもラインナップされた。
2代目は1962年に、最終モデルとなる3代目は1967年に登場。今回カスタム車両として展示されたのは最終モデルの3代目だ。
ニッサン S30
50年近く前の車両とは思えない美しさで多くの人が足を止め見入っていたニッサン フェアレディZ(S30)。
スズキ キャリイ
1980年製のスズキ キャリイをベースに、屋台のラーメン屋使用にカスタム。一見すると「くるまやラーメン?」と思ってしまうが、実際には「くるまとラーメン」。ホイールがラーメンを模していたり、オリジナルのアパレルを展開していたりと、こだわりと愛を感じる1台だ。
ホンダ シビック
1992年製のホンダ シビックをStr8autoworksがカスタム。デモカーではなくオーナーカー!
1000馬力を想定したフルチューンが施されている。
旧車以外にも個性的な国産車を紹介!
アメリカンカルチャーを体験
ホットロッドカスタムショーは、単なる車両展示イベントではない。アメリカンヴィンテージカルチャーを体験できる多彩なブースも魅力の一つ。
職人によるカスタムペイントや細いラインで描かれるピンストライピングの技術が間近で見られたり、オリジナル刺繍で自分だけのスカジャンを作れるショップなども出店。
会場特価で販売されているウエア類も多数あり、それを買うだけでも入場料分はモトを取れるほど!?
クルマ、バイク好きは必見のイベント!
年々勢いを増しているホットロッドカスタムショーは、クルマ好き、バイク好き、アメカジ好きなら是非とも足を運んでみてほしい!