富士山麓電気鉄道株式会社が、自転車やロードバイクと一緒に電車に乗ることができるサービス「富士急行線サイクルトレイン」を、2022年9月26日(月)から本格的に運行開始する。
これまで自転車の運搬は専用の袋に入れて乗車する必要があったが、同サービスが適用されることによって、気軽にサイクリングスポットへ移動が行えるようになる。
乗車時のルールなど詳細を確認のうえ、秋の富士五湖サイクリングをぜひ楽しんでほしい。
「富士急行線サイクルトレイン」 9/26(月)より本格導入
土休日は臨時列車『富士山サイクル号』も運行！
富士山麓電気鉄道株式会社では、“鉄道×自転車”という富士山の新しい観光スタイルの確立を目指して、自転車やロードバイクと一緒に電車に乗ることができるサービス「富士急行線サイクルトレイン」を、2022年9月26日(月)より本格導入する。
【ご案内ページ：https://www.fujikyu-railway.jp/cycletrain/ 】
東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースとなった山中湖をはじめとして、富士五湖周辺は、富士山の豊かな自然に囲まれており、サイクリストの中でも年々人気が高まっている。
「富士急行線サイクルトレイン」の運行を通して、鉄道利用による新たな移動手段の選択肢を提供することで、富士五湖観光のさらなる活性化につなげる狙いがある。
また、このサービスは、観光誘客の側面だけでなく、沿線地域にお住いの皆さまのお買い物や、お出掛けなどにおける日常生活の利便性向上という面も併せ持っており、幅広いお客様にご利用いただくことを目指している。
富士急行線では、今回の本格導入に向けて2021年6月から9月まで実証実験を行い、期間中にいただいたアンケートやお客さまのご意見をもとに検証を進めてきた。その結果をもとに、乗降駅やご利用可能時間を拡大して今回本格的にサービスを開始する。
なお、サイクルトレインの本格導入にあわせて、9月23日(金・祝)～11月26日(土)の土休日(※除外日あり)は、大月～河口湖を1往復する臨時列車『富士山サイクル号』を運行する。
【「富士急行線サイクルトレイン」本格導入について】
(1)概要
自転車を専用の袋に入れてお持ち込みいただく従来の方法ではなく、電車にそのまま自転車やロードバイクと一緒に乗車できるサービスだ。
(2)期間
2022年9月26日(月)～ 通年(※利用除外日を除く)
(3)区間
富士急行線「大月～河口湖間」
(4)乗降可能駅
上大月・禾生を除く全16駅
※大月駅は富士急行線ホームのみご利用可能。
(5)利用時間帯、対象列車
以下の時間帯の富士急行線車両の普通電車のみご利用頂ける。
※特急列車(富士回遊、富士山ビュー特急、フジサン特急)及びJR線直通列車(河口湖10：40発高尾行き、土休日は河口湖5：49発・6：15発東京行きと大月8：19発河口湖行き)はご利用いただけない。
(6)利用除外日
多客が見込まれる日程は除外日となる。
例)沿線祭事開催日、周辺コンサート開催日、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆期間、長期連休(3日以上)等
詳しくは富士急行線HPにてご案内。
(7)料金
無料(普通運賃のみで利用できる。)
(8)持ち込みについて
①持込車両 大月～富士山間での大月方1両(1号車)のみ ※一般客のご乗車も可能だ。
※持ち込みいただける車両にはこちらのステッカーが貼ってある。
②台数
1列車最大8台 (持込可能台数は、一人1台まで)
※最大積載数を超えた場合は後続の列車を利用しよう。
③禁止する自転車
・原動機付自転車、補助輪付自転車等や運行上支障する恐れのある特殊な自転車でのご利用はできない。汚れがひどい場合もお断りさせていただく。
【臨時列車「富士山サイクル号」について】
サイクルトレインの本格導入にあわせて、9月23日(金・祝)～11月26日(土)までの土休日は、大月～河口湖を1往復する臨時列車『富士山サイクル号』を運行する。
・運行日
9月23日(金・祝)～11月26日(土)までの土休日
※10月2日(日)は運転除外日。
・運行ダイヤ
<下り> 大月8時50分発 → 河口湖9時53分着
<上り> 河口湖14時32分発 → 大月15時32分着
・停車駅 各駅停車
※自転車を持参しない方もご乗車いただける。
～ご利用時のご注意～
<乗車前>
・列車が混雑している場合、持ち込みをお断りする事がある。その際は後続列車を利用しよう。
・4名様以上でご利用の場合は事前に問い合わせてほしい。
・事前に列車の混雑が予想される場合、終日または時間帯を定めて自転車の持ち込みをお断りすることがある。その際は事前にホームページ等でお知らせする。
・持ち込みは中学生以上の方に限定する。小学生以下のお客さまが自転車を持ち込む際は、保護者の同伴が必要だ。
<車内>
・スタンドのない自転車は 、専用ベルト等で自転車を手すりに固定したうえで、思わぬ揺れや急停車に備え、お客さまご自身で自転車を手で支えてほしい。
・スタンド付き自転車はベルト等での固定は不要だが、お客さまご自身で自転車を手で支えてほしい。
・一般の方も同車両をご利用になるため、迷惑とならないようご配慮をお願いする。
・車内やホーム上、駅構内を移動する際は絶対に自転車に乗らないでいただきたい。
・車内での自転車の分解・整備はできない。駅構内での分解・整備は可能だが、広い場所を利用し通路を塞がないなど、周囲のお客さまへのご配慮をお願いする。
<その他>
・お客さまが自転車を車内へ持ち込まれたことにより事故等が発生し、お客さまご自身あるいは他のお客さまに何らかの損害が発生した場合でも、同社では一切責任は負いかねますので留意してほしい。
【秋の行楽シーズン臨時列車の運転について】
富士急行線では、秋の行楽シーズンに富士五湖エリアへのお出かけに便利な臨時列車を運転する。世界遺産・富士山へのお出かけにぜひ利用してほしい。
富士五湖のサイクリングに便利な『富士山サイクル号』のほか、早朝から富士五湖エリアを満喫できる『富士五湖満喫号』を「富士登山電車」車両で運転する。お帰り時間に合わせた増発列車でも「富士登山電車」をご利用いただける。
<臨時列車『富士五湖満喫号』について>
○運行日
9月23日(金・祝)～11月26日(土)までの土休日
※10月2日(日)は運転除外日。
○運行ダイヤ
大月6 時06分発 → 河口湖7時13分着
○停車駅
各駅停車(普通乗車券のみでご利用可能)
<秋の増発列車(お帰りの時刻)>
○運行日
<普通列車> 9月23日(金・祝)24日(土)25日(日)/10月8日(土)9(日)10日(月・祝)
11月3日(木・祝)12日(土)13日(日)23日(水・祝)26日(土)
※普通列車 全車自由席
<特急列車> 10月1日(土)15日(土)16日(日)22日(土)23(日)29日(土)30日(日)
11月の運行日については決まり次第、富士急行線HPでお知らせする。
※特急列車 全車自由席(別途特急券が必要)
○運行ダイヤ
<普通列車> 河口湖16時30分発 → 大月17時26分着
<特急列車> 河口湖15時50分発 → 大月16時42分着
○停車駅
<普通列車> 各駅停車(普通乗車券のみでご利用いただける)
<特急列車> 河口湖・富士急ハイランド・富士山・下吉田・都留文科大学前・大月
※運行状況等により運行車両は予告なく変更となる場合がある。また、客室乗務員の添乗や車内販売もない。
●お客様のお問合わせ
富士急行線お問合せ窓口：0555-22-7133
リリース提供元：富士急行
