愛媛県サイクリングプロジェクト事務局が、「四国一周サイクリングChallenge!-2022 summer-」を開催中。今年は3組8名の若者が参加し、四国一周約1,000kmのロングツーリングを行っている。
同プロジェクトは2018年春に始まった若者応援プロジェクトの一環で、仲間との連携や地元の人との交流を通して、大人への成長を支援するというもの。スタートとゴールの場所は愛媛県庁(松山市)となっており、最後に出発した3組目がゴールするのは2022年9月16日(金)を予定している。
若者応援プロジェクト「四国一周サイクリングChallenge!-2022 summer-」開催
若者たちが四国一周約1,000kmに挑戦。台湾との友好を示す「ピース」を運んで絆をつなぐ
このプロジェクトは2018年春から始動し、“四国一周したという証明は、大人になったという証明だ。”というコンセプトのもと、四国一周約1,000kmのサイクリングにおける仲間との連携や地元の人との交流を通じた、若者の「大人への成長」を応援している。今回は3組8名の若者たちがスタートした。
今回2022年夏のチャレンジにおいて、若きサイクリストたちは四国一周・台湾一周の象徴であり友好の証でもある「ピース」をリレー形式で運びながら、四国一周の達成を目指す。
参加する皆さんには、四国一周チャレンジに向けた熱い想いを記してもらった。
チーム名「RCTCにねんず」
チーム名「関西大学自転車部ツアー班」
チーム名「双輪会の端くれ」
1組目が8/27(土)に愛媛県庁本館前の四国一周0kmモニュメントをスタート。最終3組目が9/16(金)に愛媛県庁にゴールの予定である。
チャレンジャーの皆さんには、四国一周サイクリングを通じて出会った「風景」や「食」などの写真をSNSで発信してもらっている。
そしてチャレンジャーと共に四国一周の旅を終えたピースは、新たなサイクリストたちに受け継がれ、今度は台湾を一周。サイクリストたちの想いをつなぎながら四国一周と台湾一周をW達成した後、ピースは愛媛に帰還し、四国一周0kmモニュメントの1ピースとして埋め込まれる予定だ。
【四国一周0kmモニュメントについて】
(一財)自転車新文化基金會(会長:羅祥安<トニー・ロー>氏)の協力を得て制作され、2022年3月、愛媛県庁本館前に設置しました。四国一周チャレンジのスタート地点を示すと同時に、四国一周サイクリングルート誕生のきっかけとなった台湾との交流の証でもある。
→モニュメントお披露目セレモニーの様子
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000032851.html
【四国一周サイクリングとは】
四国では美しい自然景観や食文化、遍路で育まれたおもてなしの文化など、サイクリングに適した地域資源を活かして、サイクリストを中心に国内外から誘客を図り、交流人口の拡大や地域活性化に取り組んでいる。その一環として、プロサイクリスト監修のもと約1,000kmの一周ルートを設定し、2017年11月から事前エントリー制の「四国一周サイクリング CHALLENGE 1,000kmプロジェクト」を開始。2022年8月現在4,033名がエントリー(うち1,574名が完走、80名が四国一周・台湾一周W達成)してサイクリングを楽しんでもらっている。
●四国一周サイクリング公式ホームページ
→https://cycling-island-shikoku.com/
●CHALLENGE 1,000kmプロジェクト
→https://cycling-island-shikoku.com/challenge_1000.html
「四国一周×台湾一周」自転車新文化交流の歴史
2011年11月、中村時広愛媛県知事は、「瀬戸内しまなみ海道」でのサイクリング文化の振興を図るため、サイクリング大国である台湾の台中市を訪問。中村知事は現地で、世界最大の自転車メーカー「ジャイアント・マニュファクチャリング」の会長であり、台湾の自転車文化の発展の立役者でもある劉金標(キング・リュー)氏と交流。この交流をきっかけに2014年10月、「瀬戸内しまなみ海道サイクリングコース」と台湾の「日月潭サイクリングコース」は姉妹自転車道の協定を結ぶことになった。
そして2017年3月、台湾全土を一周する旅「環島(ホァンダオ)」の文化にならって「四国一周サイクリングルート」が誕生。
現在も四国一周と台湾一周の両方を達成したサイクリストに「四国・台湾ダブル一周達成ジャージ」を進呈するなど、自転車を通じた交流が活発に行われている。
リリース提供元:愛媛県サイクリングプロジェクト事務局