本田技研工業株式会社は、LGエナジーソリューションとEV用リチウムイオンバッテリー生産の合弁会社を正式に設立したと発表した。同合弁会社による新工場は、2024年末までの建設完了を目指しており、2025年中には北米で生産販売されるEV用にリチウムイオンバッテリーの量産を開始し、全量を北米工場へ供給する予定だ。
LGエナジーソリューションとHondaによる、EV用バッテリー生産合弁会社の設立について
LGエナジーソリューション(以下、LGES)と本田技研工業株式会社(以下、Honda)は、EV用リチウムイオンバッテリー生産の合弁会社を正式に設立しました。
当合弁会社による新工場は、今年初頭の着工を経て、2024年末までの建設完了を目指します。その後、2025年中に、北米で生産販売されるEV用にリチウムイオンバッテリーの量産を開始し、全量をHondaの北米工場へ供給する予定です。年間生産能力は40GWhを目指しています。
【新合弁会社の概要】
社名:L-H Battery Company, Inc.※所在地:米国オハイオ州ジェファーソンヴィル資本金:2億1千万USドル(出資比率:LGES 51%、Honda 49%)役員構成:CEO Robert H. Lee(ロバート・リー)<LGES>
COO Rick Riggle(リック・リグル)<Honda>
※ 今後、変更となる可能性があります
L-H Battery Company, Inc. CEO ロバート・リーのコメント
「LGエナジーソリューションは、安定した財務基盤、競争力の高い品質、幅広いグローバル展開に支えられた生産能力など、この合弁を成功させるために必要なアセットを全て備えています。北米でのHondaのEVの販売を成功に導くため、両社の知見を結集して最高品質のバッテリーを提供するとともに、質の高い雇用の創出や地域社会への貢献を通じて、ここ米国オハイオ州で発展していくことを目指します。」
L-H Battery Company, Inc. COO リック・リグルのコメント
「このたびLGエナジーソリューションとHondaによる、EV用バッテリー生産の合弁会社が米国オハイオ州に正式に設立されたことは、私たちが目指す電動化の未来に向けた大きな一歩です。LGエナジーソリューションという強力なパートナーと共に歩み、オハイオ州の地域社会と強い関係を築いていくことを楽しみにしています。」
リリース提供元:本田技研工業株式会社