レンタルのグロムを使った5時間の耐久レース
「カフェ耐」とは、ライダーズカフェやバイク好きな飲食店がお客さんたちと一緒にモータースポーツを楽しむと同時に、お店同士横のつながりも深めることを目的とした耐久レースのこと。
使うのは125ccのホンダ・グロムのレンタルバイクだ。
サーキットビギナーからベテランまで楽しめると好評の元WGPライダー・青木拓磨さんが主催する「Let’sレン耐」の競技フォーマットを元に、カフェ耐独自のアレンジを加えたレギュレーションで開催。
4月に第1回目がサーキット秋ヶ瀬で行われ、今回が2回目となる。
参加店舗が10店舗から17店舗に増え、出走台数も25台から35台へと大幅に増加しての開催となった。
サーキットビギナーも楽しめるよう、ブリーフィングで詳細を説明
レース前には、サーキットを走ったことがないビギナーにもわかるようにサーキットを走る上での基本的なルールやマナーを説明。
さらにカフェ耐独自のルールが解説されるなど、ていねいなブリーフィングが行なわれた。
参加チームにはカフェ耐らしい楽しいネーミングも!
ルマン式スタートから5時間後のゴールを目指す!
記念撮影のあと、いよいよスタート。
スタート形式は、コースサイドに待機しているライダーがスタートの合図ともにコースの反対側に停めてあるにマシンに向かって走るル・マン式。ミニバイクとはいえ35台の同時スタートはなかなか迫力がある。
ここから5時間先のチェッカー目指してチーム一丸となってひた走るのだ。
誰もが楽しく走れるよう特別ルールを設定
カフェ耐独自のルールとして、コースの一部(高速S字コーナー)に追い越し禁止区間を設定。ライダーのスキルの差により速度差が生じやすいところなので、万一の事態が起きにくいよう考慮してのこと。
また転倒したらペナルティとして5000円の罰金とパーツ代が請求される。これはレンタルバイクだからといって手荒に扱われることを防ぐため。また熱くなりすぎて、自分の限界を越えてしまうような走りをしないためでもある。
またライダー交代時のピットロードの移動を手押しで行なうのも参加者の安全に配慮してのこと。
ゲーム性を高め、運動会のように楽しめる要素も
そしてピットインを3回するごとに用意されたミニゲームをやらなければならない。
ミニゲームはパズルやルービックキューブ1面揃え、ケン玉、輪投げなどが用意されていて、クリアしなければ最大1分間足止めされてしまう。
レーシングスーツやグローブをしていると、これがまた意外と難しかったりする。
こういう遊び心があるところがカフェ耐の楽しいところ。
まるで大人の運動会といった感じだ。
女性ライダーは守られるべき存在!
女性ライダーはピンクのビブスを着用して走行。
これはコース上で一番大切にされる存在の証でもある。もしビブスを着用している女性ライダーに接触し転倒させてしまったら、該当チームは失格などの重いペナルティが課される。
そのため女性ライダーを追い抜くときは「車間に余裕を持って・優しく」を心がける。
5時間後、全車がチェッカーを受け完走! リザルトは…
スタートして5時間、日も傾いてきた16時にチェッカーが振られた。
転倒などもあったが、全35台全車がチェッカーを受け、見事に完走。
ピットには笑顔があふれた。
<リザルト>
●グロム5クラス
優勝:PILOTA MOTO MOTO GP
2位:M’s cafe Team BLUE
3位:UNITED cafe A
4位:カワンルマー
5位:808Cafe 10R マスターⅡ
6位:Rider’s Base Riberty 男子チーム
●グロム125クラス
優勝:M’s cafe Team YELLOW
2位:居酒屋 好々猫『イザカヤ ココネ』
3位:S★Garage Coffee
4位:PILOTA MOTO MOTO 4
5位:Bar 69ers
6位:PILOTA MOTO MOTO 5
そして特別賞が
#34 Rider’s Base Riberty 女子チーム
#12 TWO STAR
に送られ、カフェ耐の幕が降ろされた。
カフェ耐は今後、年2回開催する予定とのこと。
これからの展開が楽しみなイベントだ。
モトメガネでは全国のライダーズカフェ情報を発信中!
ツーリング先での休憩場所としてはもちろん、個性的なお店が多いから目的地としても最適なライダーズカフェ。そんなバイク乗りが訪れたい全国のカフェ&飲食店情報をモトメガネで発信中だ。
下記で紹介している記事はごくほんの一部。まだまだライダーズカフェ情報があるので、ぜひともチェックしてみてほしい。
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SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。