【カフェの特徴】
「トリプルカフェ」の店名は、カワサキの名車・マッハシリーズのエンジン形式である「トリプル」を由来としています。マスターの濱西正義さんは750SSを所有しています。カワサキだけでなく、様々なメーカーのバイクが集まるライダー憩いの場です。
店内の入口すぐ横にはヘルメットやジャケットの収納スペースが用意されており「さすがはライダーズカフェ」と嬉しくなります。コンクリートむき出しの天井や空調の配管など無機質な中に、手書きのメニューやディスプレイされた雑貨などが明るさを添えています。
ライダーズカフェを開くきっかけは?
マスターの正義さんは、会社勤めをしながら“バイクが身近にあるカフェを開きたい”という夢を持っていました。その夢をかなえるために物件を探していましたが、なかなか理想の物件に出会うことができません。そんな時に、バイクを眺めながらコーヒーが飲める物件を発見。20年近く勤めていた会社を辞めて、奥様の理沙さんと一緒に新たな一歩を踏み出しました。
常連さんがツーリング帰りに立ち寄ってくれたり、遠方から訪ねてくれることも。そのたびに「カフェをやってよかった」と実感しているそうです。お店主催のツーリングやイベントなども行なうなど、人と人との輪を広げています。
オーナー夫妻はこんなバイクに乗っています!
正義さんが初めてバイクに乗ったのは16歳のとき。当時は「16歳になったらバイクに乗るのがあたり前という時代」だそうで、誕生日前から教習所に通っていました。
18歳のときに車に興味が移るも20代半ばにバイク熱が沸き上がりKH250を入手。やがて最新バイクにはない2ストローク3気筒のエンジンの魅力に取りつかれ「もっと大きなバイクに乗りたい」と、現在の愛車750SSを購入しました。
奥様の理沙さんもライダーで、カワサキZ1Rに乗っています。女性オンリーのツーリングを企画するなど、女性ライダー目線に立ったイベントも開催しています。
おすすめのメニュー
奥様の理沙料理長が腕を振るっています。パティの枚数を最大”トリプル#まで選べるハンバーガーやふわふわ卵のオムタコライス、フレンチトーストなどが人気です。
カフェ周辺のおすすめスポット
◆鶴岡八幡宮
鎌倉幕府の武家社会とともに誕生し、ご鎮座800年以上の長い歴史を持つ名所。勝負運・仕事運のご利益があり、戦の護り神ということで合格祈願に多くの人が訪れる。さらに源頼朝と北条政子が夫婦円満で知られていたことから、縁結びや良縁の祈願としても由緒がある。
◆高徳院(鎌倉大仏)
鎌倉の仏像のなかで唯一の国宝。法然上人を開祖とする浄土宗の寺院である高徳院の境内に750年以上前から鎮座している。金銅の鋳造仏で、1252(建長4)年に鋳造が始まったこと以外は謎に包まれている。