MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちわ♪
5年前から100%電気自動車に乗っている、電動マシン大好き人間、さすライダーでございます。
2035年までに全ての新車を電動化するぜ、ウェ〜イ!という衝撃的な発表から始まった2021年は、まさに電動マシン元年と言えるかもしれません。
ただし、これはあくまで車の話ですが、もちろんこの流れは確実に、あ〜確実にバイクにもやってくるのは間違いなく、、、ってことで、まずは乗ってみないと分からない、だから乗っちゃいました「BLAZE EV SCOOTER」ってやつにね。
小型電動バイク「BLAZE EV SCOOTER」の特徴
今回僕が乗ってしまった電動バイクは「BLAZE EV SCOOTER」という名の小型電動バイクです。
名古屋にあるEVベンチャー「株式会社ブレイズ(社名カッコ良すぎ)」さんが開発したマシンで、100パーセント電気の力で走るピュア電動バイクなのです!
そう、つまりはガソリンを一切使わず、排ガスはNO排出、これって地球にめっちゃ優しいですよね♪
見た目はまるでキックボードのような形をしていますが、これはネタでもなんでもなく、本当にキックボードのように立ち乗りもできちゃう、実に画期的なマシンとなっております。
見た目にも非常にコンパクトな車体はなんと「折り畳みが可能」で、車のトランク、、、いや、後部座席に余裕で乗っちゃうほど小さく畳めちゃいます。
ちなみに重量は24.8kgなので、地球を代表する非力男子の僕でも余裕で、、、いや、嘘つきました、なんとか一人で持ち上げることはできます。
法律的な分類としては「原付バイク」に分類されるので、ナンバープレートとヘルメットなどのバイク用品一式が必要ですが、ナンバーは本体同梱の申込書をブレイズさんに返送すると、、、大変お優しいことに、手続きを代行した上でNewナンバーを送って下さります(涙)
今回僕はお借りした車両なので、初めからナンバーが付いていましたが、購入した際に面倒な手続きを代行してくれるのは本当にありがたいですね♪
ちなみに原付バイク扱いということで、最高時速は30kmに制限されています(実際は場所により35kmくらいまでは出ます)
BLAZE EV SCOOTERの開封の儀
基本的にBLAZE EV SCOOTERは公式サイトで注文するのですが、ネットでポチっとすると、、、なんと!数日後に「普通の宅急便で」届くから驚きです!
だって、車体がいくらコンパクトだからって、、、普通はバイクを注文したら、バイク屋さんで受け取るのが我々ライダーのジョーシキってもんじゃないですか?
ってことで、さながら「バイク界のAmazonやないか〜い」ってなところですが、ある日、巨大な箱が自宅に届くのは素直にワクワクしますよね。
さて、早速開封したいところですが、なにぶん箱が巨大なものでして、、、それなりに広い場所で開封することをお勧めします。
とは言っても、それなりに重量があるものなので、移動中に腰をやらないように慎重にお願いしますね、、、っと、気を取り直してデッカい箱を開けてみると、中から出てきたのは「本体、充電器、サドル、左右のミラー、スマートキー、説明書」と至ってシンプルな内容でございました。
BLAZE EV SCOOTERの展開と折り畳み
箱から出した状態では、本体は折り畳まれているので、まずは展開していく必要があります。
一見難しそうな印象を受けますが、実際は説明書がとても分かりやすいので、見ながらやれば初回は5分程度でできると思います。
加えて工具や力技は一切使う必要がなく、全て手で操作できるロックやネジを使って展開するので、老若男女誰でもNo Problemでございます。
ちなみに慣れてしまえば、たった1分前後であっという間に展開できるようになりますよ♪
そうそう、最初はミラーとサドルを本体に取り付ける必要がありますが、ミラーはネジ穴にクルリンパするだけだし、サドルはカチャっとロックするだけの簡単仕様となっております。
どちらも一度取り付けてしまえば、二度と外す必要はないので、次回からそのまま展開(折り畳み)が可能ですよ。
お次は本体の折り畳みですが、これは展開と逆の手順を踏んでいくだけなので、つまりは展開できた時点でYOUは折り畳みもできる、、、はずです(爆)
もちろん途中で「あれ?」ってなっても、折り畳みも分かり易い説明書を見れば問題なくできるのご安心を!
ちなみに折り畳んだ後はハンドルを持ち手として、まるで掃除機のようにコロコロと楽に移動することができちゃいます。
BLAZE EV SCOOTERの充電方法・航続距離
さてさて、お次はいよいよ電動バイクの本題「充電方法・航続距離」を解説していこうと思います。
まずは結論から言うと、BLAZE EV SCOOTERの充電は家庭用コンセントでOK、航続距離は35kmとなっております。
例えば僕の電気自動車(日産リーフ)は、200Vという特殊な電源が必要となりますが、大変嬉しいことにBLAZE EV SCOOTERは普通の家庭用コンセントに充電器を挿すだけ、つまりはスマホの充電となんら変わりがありません!
ちなみに満充電までは約3.5時間となっていますが、基本的にバッテリーを空にしてから充電することはほぼないので、事実上は2〜3時間くらいで済むことが多かったです(僕の場合)
ふ〜ん、なるほど、充電はすごくお手軽なんだね、、、でも、電気代がお高いんでしょ?
はい、そうなんです、、、1回の充電で電気代がなんと!なななんと!13円もかかってしまいます、、、ってめっちゃ安くないですか?
仮に1ヶ月毎日充電したとしても「13円×30日=390円」しかかからない、実に驚異的なコスパを誇っております!
満充電で35kmという航続距離的に、通勤・通学や日常の足としてのシティコミューターとしてのマシンとなっているので、日頃の移動コストを抑えるという意味では実に現実的ですよね。
BLAZE EV SCOOTERの装備を解説
とにかく車体がすごくコンパクトなので、装備もさぞかしコンパクト、、、かと思いきや、BLAZE EV SCOOTERの装備は「ガチでバイク」でした!
まずはブレーキですが、なんと前後ともにディスクブレーキを採用しているから驚きです!
おまけにヘッドライトは小ぶりながらLEDを採用していて、サドルとハンドルの高さは調整可能だったりします。
つまり、これって普通に現代のバイクの装備ですよね、、、そもそも車高(サドル)調整が可能とか、それってBMWの上級グレードマシンの仕様じゃないですか(汗)
あ、停車時はもちろんサイドスタンドがありますが、パーキングブレーキの類がないので、傾斜のある場所はなるべく避けて停車する必要があります。
BLAZE EV SCOOTERの起動・操作方法
まず最初に、BLAZE EV SCOOTERは電動バイクなので「エンジンをかける」のではなく「電源を入れる」ことで起動して走り出します!
ついつい癖でエンジンかけよう♪って言っちゃいますが、それは間違いなのでご注意ください(ここ大事)
ってことで、まずはエンジン、、、じゃなくて電源の入れ方ですが、まずは車体左側の充電ポート横にある「メインスイッチ」をONします。
これは家電製品で言うところの「主電源をON」にした状態となるので、折り畳んで持ち運ぶ時以外はONの状態で問題ありません。
お次はハンドル右側にある、液晶ディスプレイの電源をONにする必要があるのですが、この操作がガソリン車で言うところの「エンジンをかける」操作となります。
つまりはONにした瞬間にいつでも走り出す可能性があるので、必ずブレーキレバーを握った状態でONにしましょう。
ちなみにブレーキは左右のレバーが前後のブレーキ操作となります。
液晶ディスプレイの電源を入れた状態で、下にあるレバーを押し込んでいくと、スルスルとほぼ無音で走り出します。
つまりはこのレバーはアクセルとなるので、ガソリン車と同じようにジワーッと操作しましょう、、、さもなくば電動特有のズドン!としたトルクMAX発進となります(汗)
もちろん最初は、、、いや、慣れてきても無意識にレバーじゃなくハンドルグリップを回しちゃう場合がありますが(回りませんが)それはライダーの癖なので致し方ないと思います。
液晶画面には常に「走行モード、スピード、バッテリー残量(バー表示)、オドまたはトリップか数値でのバッテリー残量」が表示されています。
このうち走行モードの切り替えは、矢印マークの「モード切り替えボタン」で行い、オド・トリップ・バッテリー残量数値表示の切り替えは、Mの「表示切り替えボタン」で行います。
走行モードは「ECO・MID・HIGH」の3種類があり、それぞれ最高時速が「10km、20km、30km」に設定されています。
なお、走行中のモード切り替えも可能ですが、例えばMID→HIGHの場合は急に速度が上がる可能性があるので、アクセルを緩めた状態で行うのがお勧めです。
ウインカーやホーンの操作は普通のバイクとほぼ同じですが、ウインカーはプッシュキャンセル式ではなく、中央にスイッチを戻すとキャンセルされる仕組みです。
これがなかなか最初は慣れないもので、おまけに乗車姿勢ではウインカーがほぼ見えないので、何度かウインカー点けっぱなし案件に遭遇してしまいました(汗)
これはもし次回作があれば、ぜひ改善して欲しいポイントだと思いました。
ガソリン車で言うところの「エンジンを切る」つまりは電源OFFの操作は、電源ボタンを長押しします。
すると液晶ディスプレイがOFFになるので、基本はこの状態で駐輪します。
しかし「え?でも、、、通りすがりのパリピがノリで電源ONしたら走れちゃうよね?」って思うかもしれませんが、確かにそうですよね。
なので、停車時は付属のスマートキーで「盗難防止システム」を起動させちゃいましょう!
やり方は至って簡単、ボタンを一回押すと「ピュイ」という音がするので、これでどうやっても電源が入らなくなりますし、振動を感知するとアラームを鳴らしてれくれます。
解除する時はもう一回ボタンを押すと「ピュイ、ピュイ」と2回音がするので、これで電源が入る状態となります♪
ちなみにメインスイッチを入れた状態じゃないと動作しないので、停車時にOFFにするのはあくまでディスプレイの電源だけにしましょう。
BLAZE EV SCOOTERで実際に走ってみた感想
一般的なガソリン車とは違って、電動マシンは出だしからトルクがほぼMAXで出るので、見た目はコンパクトで可愛いBLAZE EV SCOOTERですが、決してなめてはいけません!
実際アクセルレバーを倒し込むと、下手な小排気量車よりグイッ!と車体が前に押し出されるので、最初はちょっと慣れないかもしれません。
そして、ライダーとしては何よりエンジン音がないことに違和感を感じるかもしませんが、、、それこそ「音がしないバイクなんて!」と思うかもしれませんが、これが一度味わうと結構クセになります。
ほぼ無音でスルスル〜っと路面を滑るように走るマシンに乗っていると、なんだか日頃の「心の垢」が落ちるような癒しの感覚を味わえますよ!
下り坂だと多少はスピードが伸びますが、基本は最高30kmに制限されているので、流石に交通量の多い道路では辛いものがありますが、、、人通りの少ない道路、公園(原付が走れる場所)、路地裏散策なら正に水を得た魚状態!
最高の機動力と音がしない(近所迷惑にならない)という特徴が際立つ瞬間が訪れます。
それに数値だけを聞くと遅い!と思われがちな最高30kmですが、体感スピードとしてはなかなかの迫力ですよ?
それとある程度の勾配の坂なら、もちろん多少は速度が落ちますが、意外と問題なく登ってくれたのが好印象でした。
そしてこのマシンには「立ち乗りができる」という特徴がありますが、これもまた新感覚で個人的には楽しかったです♪
なんでしょう、歩いてないけど歩いてる感じ?とでも表現すれば良いのでしょうか、、、とにかく景色を見ながらゆっくりと走るのにはうってつけでした。
安定性も特に問題はなく、立ち乗りで不安を感じるシーンはありませんでした。
反対に乗ってみてちょっとイマイチだったことは、タイヤが小さいので段差が苦手なこと、ミラーが振動で緩んでしまう場合があることでしたが、どちらもちょっと気をつければ済むことでした。
BLAZE EV SCOOTERで時代を先取りしよう!
結論、これからバイクにも確実に電動化の流れがやってきます!
これは個人の好き嫌いなどは一切関係なく、もはや世界がその流れに乗っているので、何がなんでも、どうやっても絶対そうなります(きっぱり)
だからまずは体験してみましょう、触る前から否定するのは勿体ないです、実際にこんないいものが既にあるんですから♪
気軽に乗れて、家のコンセントで充電できて、折り畳んで持ち運べちゃう、まずはそんなBLAZE EV SCOOTERで時代を先取りしちゃいましょう!