【brand pickup】
バイクカバーは、ほぼすべてのライダーが日常的に使っている
バイクを屋外保管するのであれば、バイクカバーは欠かせないアイテムだ。
バイク盗難を抑制し、風雨や鳥の糞などから愛車を護ってくれるバイクカバーは駐車中は常にかけておきたいものである。
しかし、ツーリングで疲れて帰宅した時などは、ついついカバーをかけるのが億劫に感じてしまう。
特に日も暮れた夜間だとスマホのLEDライトの明かりを頼りに、立ったりしゃがんだりと、カバーを掛けるだけでひと仕事。
夏場は蚊に刺されるし、裾のベルトを固定するのにチェーンオイルで手が汚れたりと、何かと面倒なことが多い。
もっとシンプルかつスピーディに脱着できるバイクカバーがあれば良いのにと、思う方は多いはずだ。
速い・かんたん・確実に装着できるバイクカバー
リード工業の「BZ955A チェーンカバー」は、新発想の商品だ。
最大の特徴はカバーの裾部分全周にチェーンを内蔵していること。これによって、バイクカバーの裾が重力の力で自然に地面に落ちるので、カバーをかける際にあちこち移動して屈んだり引っ張ったりする必要が無いのである。
チェーンが内蔵された部分は、地面へ直に接することになるので、分厚いターポリン生地が使われている。カバーをかける時に車体に当たっても車体が傷つきにくい。
抜群のかけやすさを はじめて使ったユーザーが実感!
はじめてでも約20秒でスピード装着!チェーンカバーの装着手順を動画で確認!
まずは前側からカバーをかける!
カバーは前側からかけることになる。
赤い目印がついているので、直感的に判断できる。
車体前方に向けてカバーを引っ張りながら落とすと、ストンと地面まで落ちていき、フロントホイールを覆う。ここでしゃがむ必要はないし、力も全く使わない。
続いて車体後方にカバーをかけていく。
もちろん、カバー後方の裾にもチェーンが入っているので、同じようにカバーを引っ張って離すだけで、車体を覆ってくれる。
車体後方にはステップなど、カバーが引っかかりやすい箇所が多々あるが、引っかかったらカバーを少し持ち上げて、広げ気味にして離せば良い。
裾がゴムで絞られていないので、いちいち屈む必要もないのだ。
カバーの車体後ろ側はファスナーとなっており、大きく開口するので脱着は非常にしやすい。
最後に後方のファスナーを閉じるだけ。このときに少し屈む必要があるのだが、これだけである。
特にバイクウエアは動きにくいし、ツーリングで美味しいものをたらふく食べて大きくなったお腹ではしゃがむのも難儀する……。その点、チェーンカバーならばカバーをかけるのに無理な体勢になることもない。
はじめて「チェーンカバー」を使う際は、車体のサイズに合わせて後方裾部分のアジャスターベルトを調整しておく必要がある。しかし、これは最初に調整しておけば、その後は不要だ。
車体の周囲をあちこち動かずにカバーをかけることが可能なので、バイクが何台も並ぶ狭い駐輪場でも非常に利便性が高い。
あっという間にカバーかけ完了!フィット感も良好だ
カバーの裾が全周でピッタリと地面に沿うので、カバーがぴったりフィットしているのがわかる。
風でバタつきにくいのも大きなメリット!
バイクカバーの裾と地面の間に隙間があると、風が吹いた時に砂利が侵入する。その砂利が塗装面に付着し、さらにバイクカバーが風で暴れて塗装面に擦れることで、細かな傷の原因となるのだ。
撮影日は風の強い日だったが、チェーンカバーは大きくバタつくことは無かった。裾が全周地面に密着しているので、隙間から風が入りにくいのである。
裾部分に隙間が無いので、砂利やホコリ、さらに猫などの侵入を抑制できるだろう。
バイクカバーとしての基本スペックも高い!
カバーの生地は300デニールのポリエステルにアクリルシルバーコーティングが施されたもので、さらに撥水加工されている。
前後に大型のロックにも対応するロックスリットが設けられており、盗難への備えも万全にできる。
適合はこちらを確認!
かんたん&スピーディな脱着が可能なバイクカバー「BZ955A チェーンカバー」は、いちど体験すると、その楽さに驚かされるだろう。
日々のバイクカバーの脱着を面倒に感じているならば、是非使ってみていただきたい。
Photo&Text 丸山淳大
適合はこちら