バイクをライディングする上で必要不可欠なヘルメット。
そのヘルメットを選ぶ時に基準にしていることは何だろう。
見た目? 価格? 安全性? メーカー?
頭部を守るものだから安全規格をパスしたものを選ぶことは当然!
中には海外の安全規格(SNELL)などを通っていても、日本の企画に適合していないものなどもあるが、
間違っても〝装飾用〟と銘打ったヘルメットで走ることだけは避けたい。
ヘルメットは消耗品で使うほどに内装はへたりフィット感は落ちてくる。
数年ごとに買い替えるのは、ライダーにとって結構厳しい出費でもある。
見た目が良くて、安全企画にしっかりとパスしていて、それでていて価格がお手頃なら……。
そんなライダーのわがままを叶えてくれるヘルメットがあるのだ!
ではモトメガネ編集部がおすすめするメーカーと、そこからリリースされているフルフェイス&システムヘルメットを紹介しよう!
『LS2』・デザイン性と安全性を高次元で融合
本社とデザインスタジオをスペインに置き、ヨーロッパを中心に世界中のライダーに愛用されているLS2。デザイン性と安全性を高次元で融合したコストパフォーマンスの高い製品が特徴だ。
CHALLENGER F
世界戦略モデルのツーリングフルフェイス
深く下がるインナーバイザー、風切り音を抑えた開口面の広いシールドなど、使い勝手が良くデザイン性に優れたモデル。CHALLENGER Fの頭周は、日本人の骨格に比較的近い形状となっている。
SCOPE
現代のニーズに合わせて開発したシステムヘルメット
柔らか目でありながら しっかりとした内装、前方と後方に備えた通気ポートと深く下がるインナーバイザー、開口面の広いシールドや親指の掛け易いチンバーロック解除スイッチなど、使い勝手の良さを備えている。
『GODBLINC』・適正な価格で高品質な商品を世界のユーザーに!
愛知県に本社を置くオートバイ用ヘルメットの企画、輸出入、販売を行うメーカー・ゴッドブリンク。同社代表は大手パーツメーカーでヘルメットに深く関わっていた経験があり、適正な価格で高品質な商品を世界のユーザーに届けたいとの思いからゴッドブリンクを2016年に立ち上げた。
BladeRunner
ノスタルジックのスタイルに先進の技術を投入
1980~1990年代にリリースされたマシンのカスタム進化に合わせ、ノスタルジックなシェルデザインを持ちながら、現行の性能を融合。ライディングフォームをとった際の視界の確保は勿論、空力抵抗、強度をしっかりと加味したシェル設計が魅力。
『LEAD』・厳格な品質管理のもとに製造された高い安全性
1949年に設立されたリード工業。ヘルメットやバイクカバー、盗難防止用品など多岐にわたる製品をリリースしている。厳格な品質管理のもとに製造され、製品には無作為抽出による抜き打ち検査を実施。各検査機器による試験結果を品質向上や品質管理に役立てている。
RX-100R
80年代のモデルを現代に合わせてリバイバル
バイクブーム全盛期の1980年代、ライダー達に人気だった「RX-100」を忠実に再現したビンテージモデル。シールドは視認性の高い立体成形ポリカーボネートを採用し、当時のイメージを残しつつ現代風にアレンジ。PSC、SG(全排気量対応)を取得し、大型バイクにも対応。
reise
リード工業×ガールズバイカーコラボモデル
雑誌ガールズバイカーとコラボしたモデル。スタイリッシュなデザインは走行風によるヘルメットのリフトを抑えたエアロダイナミクス設計。チンガード内側のリリーススイッチを操作することで、片手で開閉が可能。前頭部の大型エアベンチレーションは走行風を取り込み、ヘルメット内部にこもる熱やムレを低減してくれる。
『OGK KABUTO』・「安全性」と「スタイル」を融合
オートバイ、自転車用(幼児~大人用)、各種競技用ヘルメット及び周辺用品を製造販売しているオージーケーカブト。1982年に設立された大阪に本社を置く日本の企業だ。常に「安全性」と「スタイル」を融合させながら、あらゆる人に親しまれる独創的な商品開発に取り組んでいる。
AEROBLADE-6
快適性をアップデートした、軽量コンパクトモデル
2022年モデルで発売は秋頃を予定。基本コンセプトである「軽量」「コンパクト」を実現させるため、部品構成から素材セレクトまで徹底してこだわっている。帽体を4サイズに分けることで、細やかなフィッティングと軽量・コンパクト化を実現。
RYUKI
IRカットシールド採用の軽量システムヘルメット
熱線遮蔽性能のある『UV&IRカットシールド』を採用。パーツレイアウトや装飾処理を見直すことで、従来のシステムタイプより軽量化を実現している。インカムやカメラを考慮した専用取付スペースを予め左右に設定される。
『RIDEZ』・モーターサイクルライフがもっと楽しくてスタイリッシュに
1998年に横浜で創立されたライズインターナショナルは、”モーターサイクルライフがもっと楽しくてスタイリッシュに”をコンセプトにしたメーカー。様々な商品企画、海外ブランドの輸入やそれに伴う海外バイクカルチャー紹介やバイクイベントも提案している。
XHELMET
ラジカルな雰囲気のネオクラシック
NEW&OLDな雰囲気を持つ現代のネオクラシックフルフェイス。過酷な荒野の走行でも快適性を保ち、安定して走り続けることができる。オプションでスモークやミラーシールドが用意されている。
『HJC』・MotoGPなど各ジャンルのプロライダーからも支持
HJCは1971年に設立された韓国のヘルメットメーカーだ。最先端の風洞試験所で製品開発をし、高い空力特性などの性能からMotoGP、スーパーバイク、FMXなど様々なジャンルのトッププロライダーからも支持されている。製品はハイエンド、ミッド、およびエントリーレベルと幅広い商品ラインナップも魅力だ。
HJH113 | CS-15
日本人向けのオリジナル内装を装備したスタンダードモデル
UVを99%カットするシールド、メガネスリット、着脱式速乾内装などヘルメットの基本性能を凝縮したスタンダードフルフェイス。RS TAICHIが日本国内で正規販売しているHJCのヘルメットは、快適な被り心地を追求した日本人向けのオリジナル内装を装備している。
HJH191|i90
オプションで豊富な内装サイズを用意しベストなフィッティングが可能
ポリカーボネートシェルを採用し、格納式サンバイザー(ブラックダークスモーク)、ベンチレーション、シングルボタン開閉式チンバー、スピーカーホールとシステムヘルメットに要求される装備を網羅。高い質感も魅力だ。
『ZENITH』・ワイズギアのヘルメットブランド
ヤマハ発動機のグループ企業であるワイズギア。そのワイズギアのヘルメットブランドがゼニスだ。車両メーカーの取り扱うヘルメットだから安全性はお墨付き。より安全に、より快適により清潔にバイクライフを楽しめるよう、バイクのカテゴリーに合ったヘルメットが用意されている。
YF-9 ZENITH
サンバイザー付きフルフェイス
普遍的なかぶり心地と使い込むほどに良さを感じるスタンダードヘルメット。吸汗速乾性に優れ殺菌効果を発揮するSUPERCOOL内装を採用。大型ベンチレーションシステム、低重心設計、空気抵抗を低減するエアロダイナミクスデザインにより長時間走行の疲れを軽減する。
YJ-21 ZENITH
エアロダイナミクスに優れた形状のシステムヘルメット
システムヘルメット特有のシールドベース周りの凹凸を無くすことにより、フルフェイスルックなフォルムへ進化。エアロダイナミクスを向上し、大型ベンチレーション、サンバイザーなどの充実な装備を身に着けている。
『WINS』・安全と快適性を追求
日本のバイク界に新風を吹き込みたい。ひとりでも多くのライダーに「この商品があってよかった!」と喜んでもらいたい。という思いから2009年に石川県金沢市で誕生したウインズジャパン。独創的な商品が特徴で、ライダーの安全と快適性が追求されている。
G-FORCE SS FULLFACE
耐衝撃性と分散性(=安全性)を向上させた超軽量のシェルを採用
インナーシールド付きフルフェイス。インナーパッド類は快適でフィット感の高い素材を採用し、長距離ツーリングでも疲労を軽減できる包み込むようなかぶり心地にこだわっている。眼鏡装着時も不快感のないよう、眼鏡テンプルが入るスペースに余裕を持たせ、圧迫を軽減。
MODIFY X
システムヘルメットからジェットヘルメットにもチェンジ可能!
フロント部分をフリップアップできるシステムヘルメットだが、オプションのアクセサリーパーツを用意することでスタイルチェンジできる。インナーバイザーを装備し眩しさを軽減。幅広いサイズ展開で、多くのライダーに対応している。