目次
道の概要
宮城県と山形県をまたぐ蔵王連峰を東西に横断する山岳観光道路。元々有料道路だったため、道路の整備状況は大変よく、完全2車線の道を安心して走ることが可能だ。山頂御釜に行くには有料の「蔵王ハイライン」を走るが、蔵王に行って御釜に行かない理由はない。
冬季閉鎖の終わる4月から5月中旬までは雪壁が楽しめる。それ以降は新緑、秋の紅葉と通行可能な時期ごとに走る者の目を楽しませてくれる。特に紅葉は全国的にも有名で、週末は渋滞覚悟のツーリングとなる。
宮城側からは有名な大鳥居を越えるとしばらくは森林の中のヘアピンカーブを進む。低木になったあたりから下界の景色も眺めながらのドライブとなる。沿道には不動滝、地蔵滝、不帰の滝など滝が多く、駒草平からは展望が開けている。
冬季の樹氷で有名な山形側へは、刈田峠からヘアピンを下る。途中蔵王ラインで蔵王ロープウェイのある蔵王温泉街に向うとよいだろう。
お薦めのシーズン
- 冬季閉鎖解除後の雪壁、新緑から紅葉まで。
周辺立ち寄りポイント
◆蔵王ハートランド
緑の牧草地が一面に広がる約100ヘクタール(東京ドーム20個分)の牧場。乳製品がお薦め。
◆宮城蔵王こけし館
全国各地のこけしを5500本展示。
◆駒草平
コマクサが群生する絶景展望地。
◆蔵王ハイライン
刈田峠から御釜に至る有料道路。標高1,750mの頂上まで、全長2.5kmを走ります。終点には駐車場と県営山頂レストハウスが完備されている。バリアフリーの道を歩いて2~3分で御釜を見下ろす展望台に着く。
◆御釜
蔵王を代表する火口湖