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道の概要
北海道中央部に広がる雄大な大雪原生林の中を、層雲峡から糠平湖に走り抜ける国道273号は国内トップクラスのドライブルートである。中でも三国峠展望台からは東側に広がる原生林の景色は北海道の雄大さを感じる場所だ。
層雲峡から大雪湖を通って三国峠までは、山深い川沿いのルートで緩やかなカーブが連続し走りやすい。三国峠からは雄大な原生林を異物のような人工物であるいくつかの橋を下っていく。その後は、さわやかな白樺林の直線道路をクルージングしながら糠平湖に到着する。
北海道の東西を結ぶ幹線道路でもあるので、大型トラックの通行も多い。道路に駐車しての撮影は危険なので、駐車スペースに停めることをお薦めする。
道は大変よく整備され冬季走行を前提にした道幅も広く運転はしやすい。ツーリング本でよく見る松見大橋は、三国峠駐車場から少し東に向った緑深橋からの撮影になる。橋の手前に駐車スペースがあるので、そこにバイクを置いて撮影したい。
お薦めのシーズン
- 年間を通して四季それぞれに楽しめるが、原生林が輝く夏から秋がお薦め。
周辺立ち寄りポイント
◆三国峠駐車場
雄大な場所をする駐車場。Cafeもあるので乳製品や、軽食を頂くことも可能。
◆タウシュベツ橋梁・展望台
かつては、糠平三股林道で自由に橋のたもとまで行けたが、現在は上士幌の森林管理署に事前申請してカギを借りて入るか、現地の散策ツアーに参加することになる。現在国道沿いに展望台が設置されているので、そこから遠望することもできる。
◆ナイタイ高原牧場
糠平湖から上士幌町へ下り道道806号を右折。ライダー御用達の北海道有数の広大な牧場の中を走る絶景道路が待っている。ソフククリームも絶品。