MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ♪
お友達はアレクサとSiriだけのガジェットを愛する男、さすライダーです。
バイクのガジェットといえばインカム!ということで、今まで色々なモデルを試しましたが、今回「過去最高のコスパを誇るインカム」に出会ってしまいました。
その名も「CIEL SORO mate」まさかの税込3,300円のインカムです!
CIEL SORO mateとは?
低価格なのに高品質なインカムをリリースする「CIEL」は、今バイク乗りの間で話題のメーカーです。
世界中で15万台以上の販売実績のある商品を、日本市場向けにカスタマイズしており、その中で生まれたのが今回紹介する「SORO mate」ですYO
特徴はなんと言っても「税込 3,300円」という驚異のコスパで、通話機能を省いたシンプルな構成になっています(電話受けは可能)
つまりは「スマホと繋げて音声ナビや音楽を聴くこと」にフォーカスした、ソロユースに特化したインカムとなっております。
ちなみに防水レベルは「日常生活防水」なので、雨の日の使用は控えたほうが賢明です。
通話できないインカムってインカムなの?というツッコミはダメですよ♪
SORO mateを開封してみた
いやぁ〜びっくりですね!まずはパッケージ、インカムというよりは、、、ダ◯ソーで売ってる100円イヤフォンみたいです(ディスってないですYO)
そして実物の小ささにまたまたびっくり!
一般的なインカムはヘルメットの横に付ける「本体ユニット」がありますが、SORO mateは左右のスピーカーと小さなコントローラー兼マイクだけというシンプルすぎる構成、しかも重量たったの48g!?、、、だ、大丈夫なのか?
付属品としては「説明書、スピーカー固定用の両面テープ、充電ケーブル」とこちらも至ってシンプルの極み。
しかし「逆にこれ以上の付属品が必要か?」と言われれば「充電アダプター」が別途必要ですが、ほとんどの人はスマホ用のそれを持ってますので、特に要らないという事実がSORO mateの潔さを物語ってます。
ヘルメットへの取り付け
SORO mateの何がいいって「本体ユニット」がないことです!
いや、本体がないって表現はちょっとアレかもですが、要はヘルメットの横に設置するものがないので、基本は左右のスピーカーを取り付けるだけなんです。
一応はジェットヘルメット用のインカムですが、今回フルフェイスへの取り付けを試しました!
ってことで、早速私物の「LS2 チャレンジャーF」というヘルメットに取り付けスタート♪
ヘルメット内の左右にある、窪んでいる(スピーカーホール)場所に両面テープを貼り付けて、同じく両面テープを貼ったスピーカーをペタッとな♪、、、っとたったこれだけの作業です。
SORO mateは本体ユニットがないので、そこへの配線を考える必要がありません!
僕としたことが「取り付けタイム」を計測し忘れましたが、多分5分もかからなかったと思います。
ちなみにコントローラー兼マイクは、口に近い適当な場所に設置すればOKです!
ってことで、いざヘルメット装着、、、そ、装着、、、で、できない、、、スピーカーがこめかみ付近に当たって被れない、、、完
ま、マジか、、、汗
そういえば公式ページにこんな記載がありました「コンパクトなスピーカーを採用し、国内有名メーカーヘルメットのスピーカーホールにも適合」と。
これは別にLS2のヘルメットに限らず、海外製ヘルメットはタイトなものが多いので、基本は国産ヘルメットに取り付けた方がいいかもです(あくまで個体によります)
もちろんスピーカーを薄いものに変える、ヘルメット側を加工する、、、などが出来る人は対応可能だと思いますが、僕は「Arai ツアークロス3」もあるので、素直にそっちで試すことにしました♪
Araiのツアークロス3は、左右のチークパッドの中にスピーカーを入れるスペースがあるので、両面テープを使わず取り付け可能です(剥がしました・笑)
まぁまぁ余裕のあるスペースなので、よほどゴツいスピーカーじゃないと取り付け無理!とはならないと思いますYO
スピーカーを入れたチークパッドを元に戻したら、あとはコントローラー兼マイクを適当な場所に設置して、最後に配線が見えないように整えたら完了です。
こちらも再びタイム計測を忘れましたが、おそらくトータル10分くらいだったはずです。
そしてツアークロス3はスピーカーを入れても問題なく被れました、めでたしめでたし♪
SORO mateの操作方法
SORO mateの操作方法は至ってシンプルです!
スマホとのペアリングを済ませたら、あとは電源のON・OFF以外はほぼ操作しません。
ちなみに電源のON・OFFはコントローラーに3つあるボタンの真ん中「再生ボタン」を長押しです。
スマホとのペアリングは再び再生ボタンを長押しすると、LEDが青と赤の点滅(ペアリングモード)に変わるので、あとはスマホからSORO mateに接続すればOKです!
ちなみにSORO mateは、2台のスマホをペアリングすることができますYO
ペアリングが完了したら、その時点からスマホの音声ナビや音楽をSORO mateで聴けます!
ってことで、とっても簡単、シンプルイズザベスト!でございます。
あとは次回から電源ONで勝手にスマホに繋がりますので、音量以外は特に操作することはありません。
取り付けも操作方法もめっちゃ簡単やん!
実際に使ってみた
結論、全く問題なく使えます!むしろソロユースでこれ以上何か必要ですか?って感じです!
まずは音質ですが「俺っちは音質に拘りがある!Hi-Fi以外は認めん!」というライダーでない限りは、必要十分でクリアな音がします。
そもそも音質を求める価格帯じゃないしね
コントローラーが小さいので、多少操作し難いのはありますが、少なくても停車中に跨った状態なら問題ありません。
電源を入れた時やペアリングをする際に「電源ON、ペアリング」などとハキハキした音声ガイダンスが流れるので、確実に操作したことが分かります。
ちなみに音量はコントローラーではなく、あらかじめスマホで調整しておくのがスマートですYO
例えばGoogleMapの音声ナビを聞きながら、同時に音楽を聴くことも可能で、音声ナビ発動中は音楽の音量が自動で下がります。
加えてこれは試せませんでしたが、かかってきた電話に応答できるので、通話定額プランと組み合わせれば事実上のインカム通話も可能といえば可能だったりします。
それと個人的に萌え〜だったのは、再生ボタンを3回押すとSiriやgoogleアシスタントなどのAIを呼び出せる機能で、走りながら「Hey Siri トップガンのテーマを再生して」とお願いすると、あなたもマーヴェリックになれます!
バイクがNINJAなら完璧!
スマホ以外の機器とのペアリング
SORO mateは2台のスマホをペアリングできますが、ならばスマホ以外の機器もペアリング可能なのか検証してみましたYO
僕はBMW純正ナビ、それからデイトナのレーダー探知機があるので試しましたが、どちらもあっさりぺリングできました!
BMW純正ナビについては相性が悪いのか、接続と音量が終始安定しませんでしたが、レーダー探知機はバッチリ使えて、さらにスマホとの併用も問題なかったです!
具体的にはスマホで音声ナビを聞きながら、レーダー探知機の通知を拾えたので、これは上位機種と変わりない環境なのでは?
ただし基本はスマホとの接続を前提としているので、他の機器との接続は未知数であることをご了承下さい。
バッテリーの持ちと充電
SORO mateはめっちゃコンパクトなのに、なんと!スペック上は15時間もバッテリーが持ちます!
一体どこにバッテリーが入っているのか?そもそも小さいのにそんなスペースがあるのか?、、、これはバイク業界の7不思議に数えられる案件だと思います。
とにかく1日は余裕、電話着信さえなければ2日も行けるであろうバッテリーの持ちは優秀としか言えませんYO
ちなみに充電は付属のMicroUSBケーブルを手持ちの充電器に繋げて、SORO mateの充電ポートに挿すだけでOKです(2〜3時間で完了)
3,300円でこれはスゴい!
え〜っと、改めて言います「税込3,300円」です!
普通に使えます、音も問題ないです、バッテリー持ちます、本体ユニット不要でヘルメットの美しい形状が保てます、、、って凄くないですか?
僕のようにソロツーリングがメインのライダーなら、これは真っ先に検討すべきインカムじゃないでしょうか?