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新型クロスカブ110にもピッタリのシート&サイドバッグはインド人のハンドメイドだった

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

最近めっきりスーパーカブが欲しいという気持ちが高まっている。あやうく近所のドリーム店に納期確認の電話をしそうになったほどだ。
※結局6月に市民税の通知が来て住んでるだけで沢山お金がかかるのだな・・・と諦めたのだけれど。

あのバイクが欲しいなぁ・・・あのメーカーのパーツを付けたら格好いいのでは?と考えている時間は悩ましいが楽しい時間である。

もしもスーパーカブを買ったらお洒落なカスタムをしたいと妄想を膨らませていた。そんな時にモトーリモーダ広報と話をしていて紹介されたのがトリップマシーンの製品だ。

たまたま車両のインプレ用に新型のクロスカブ110が手元にあったので、トリップマシーンの製品を装着しつつ紹介したいと思う。

目次

トリップマシーンとは?

トリップマシーンはインドのハリヤーナー州にある高品質のライディングギアを製造するメーカーである。

ハリヤーナー州と言えばホンダモーターサイクル&スクーターインディアの本社があることでも有名で、インドのバイクの販売は年間2000万台と驚異的な台数なので、ライディングギアメーカーが育つわけだ。

トリップマシーンの特徴は全ての工程を職人のハンドクラフトで製造していることがあげられる。

正直筆者は日本のモノづくりに携わっていた経験から、インド製品と言われると懐疑的な印象を持っていた。だが実際にトリップマシーンの製品を手にして品質の高さに驚いた。

アウトローサドルバッグ

価格:30,800円(税込み)
カラー:クラシックブラック・チェリーレッド・タバコ・ヴィンテージタン
サイズ:39×28×13cm
素材:バッファローレザー
付属品:ショルダーストラップ・カスタムマウント・レインカバー

サドルバッグとメッセンジャーバッグの機能を持たせたバッグとのことだが、メッセンジャーバッグの特徴であるバッグを体に密着させるクイックリリースなどの機能はないことから、正確にはショルダーバッグといえるだろう。

高さは公式では28cmとのことだが、ロールアップになっているので荷物が多い時には多少拡張することが可能だ。

取り付けは位置によって二種類のマウントが用意されているが、クロスカブ110の場合マフラーのない車体左側のキャリアにDリングが付いているマウントを使うとピッタリだった。

メインの荷室はノートPCなどを入れるスペースが別途設けられており、IT大国として世界中から注目を集めるインドならではと言えるだろう。また小物類を入れておくスペースや鍵をかけておくフックなども用意されている。

バッグ横側にもスペースがあり、500mlのペットボトルをギリギリ納めることが出来た。

バックパックパニア-クラシックロールトップ

価格:28,600円(税込み)
カラー:ブラック・チェリーレッド・タバコ・ヴィンテージタン
サイズ:46×25×13cm(巻き取り時) 14~15L
素材:バッファローレザー
付属品:車体取り付け用ストラップ×4

バックパック、パニアバッグの2WAYユースが可能なバッグで、こちらもロールトップを採用しているため拡張性がある。

車体取り付け用ストラップは長さが異なるものが二種類付属されており、クロスカブ110の場合には短い方がピッタリで、縦に長いバッグなので、マフラーのない車体左側に装着した。

パニアバッグとして使用する場合にはショルダーストラップは背面に収納が可能で、車体への巻き込みを防いでいる。

メインの荷室はやはりノートPCを入れるスペースが別途用意されており、小物類を入れるスペースも同様だが、鍵をかけておくフックは用意されていない。

脱着が簡単で、シンプルで質の高いレザーを使っているのでバックパックとしても使いやすいのがありがたい。

メッセンジャーバッグ

価格:16,500円(税込み)
カラー:ブラック・チェリーレッド・タバコブラウン・ヴィンテージタン
サイズ:26×23.5×11cm
素材:バッファローレザー
付属品:車体取り付け用ストラップ×4・ショルダーストラップ

こちらもメッセンジャーバッグとのことだが、クイックリリースなどは装備されていない。もしかしたらインドではフラップがついているショルダーバッグをメッセンジャーバッグと定義するのかもしれない。

第二次世界大戦中に大量の弾薬を携行するためだけに作られた、アムニションバッグをモチーフとしており、ミリタリー好きにはたまらない。

車体取り付け用のストラップは長さ違いの二種類用意されておりパニアバッグとしても使用することが出来る。

バッグの後ろ側に穴に通す形になり、使い始めは革が硬く苦労したが車体への取り付けは非常に簡単だった。こちらはコンパクトなのでマフラーのある車体右側にピッタリだ。

さすがにノートパソコンは入らないが、10インチのタブレットを収めるスペースが別途設けられ、鍵をかけるフックも用意されている。

ミニパニア

価格:14,300円(税込み)
カラー:ブラック・チェリーレッド・タバコブラウン・ヴィンテージタン
サイズ:25.5×18×7.5cm
素材:バッファローレザー
付属品:ショルダーストラップ・スナップフック付きストラップ×2

バックパックパニア クラシックロールを1/3サイズにしたものがこちら。車体サイドにマウントするパニアバック機能はそのままだが、バックパックではなくショルダーバックとして使える仕様だ。

車体への取り付けはバッグ背面のベルトで簡単に行うことが可能で、サドルバッグサポートなどが付いていれば、バッグ下両側のDリングと連結することでバタつきを抑えるスナップフック付きストラップも付属されている。

ミニパニアはメッセンジャーバッグに比べて縦長だが、車体右側に着けてもマフラーに干渉することはなかった。

ロールアップ仕様なので荷物の量に合わせて調整が可能画だが、しっかり巻いた状態でも10インチのタブレットを収めることは可能で、メインの荷室の他にバッグ前側にも荷室を備えている。

タンク&テールバッグ

価格:17,600円(税込み)
カラー:ブラック・チェリーレッド・タバコ・ヴィンテージタン
サイズ:22×19×10.5cm
素材:バッファローレザー
付属品:ショルダーストラップ・ショートストラップ・ロングストラップ・レインカバー

タンクバッグ、テールバッグ(シートバッグ)、ショルダーバッグの3WAYバッグがこちら。

バッグ背面には強力な6個のマグネットが備わっており、金属製のタンクであればガッチリと固定することが出来る。別途車体に装着するためのストラップが用意されており、こちらを使うことでシートバッグにもなる。

クロスカブ110に装着する場合にはタンクバッグとしては使えないが、リアキャリアが金属製なのでマグネットで強力に固定することができる。付属のストラップを併用すれば更に安心だろう。

マグネットが入っているのでサイズに対して少々重さを感じるが、コンパクトなバッグなのでショルダーバッグとして使っても問題はないだろう。

ハンドメイド製品だけに入荷数は少なめ

コロナの影響もあるとは思うが、トリップマシーンの全ての製品はハンドメイドなので製造数に限りがある。そのため店舗への入荷数も決して多くはない。

モトーリモーダによると初回入荷分はすぐに完売し、現在は再入荷したが決して在庫は多くないのだという。気になる方はモトーリモーダ店舗、もしくはオンラインストアをチェックだ。

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