トライアンフが、DGR (男性のメンタルヘルスと前立腺がんに対するチャリティーイベント) 後援の一環として、ギターメーカーのギブソンとパートナーシップを締結し、特別な「ボンネビルT120」と「レスポール スタンダード リイシュー(1959年)」を製作する。
今年のDGRは2022年5月22日(日)に開催される予定で、すでに事前登録が開始されている。尚、正式登録と募金活動は3月28日からとなっている。
1959年に誕生した伝説のギターとバイク 特別なコラボレーションモデルとして登場
トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、トライアンフとギブソンが唯一無二のカスタムバイクとカスタムギターでDGRを支援する事をお伝えする。
ギブソンの1959年製「レスポールスタンダード」、そして同じ年に誕生したトライアンフの初代「ボンネビルT120」は共に歴史に残る最高傑作である。ブランドを代表する名機の生まれ年が同じであり、美しさ・高精度・高性能を追求する理念も一致するギブソンとトライアンフ。この2つのブランドがパートナーシップを締結し、「レスポール スタンダード リイシュー」と最新型「ボンネビルT120」の「1959 レジェンド カスタム エディション」を製作する。
「レスポール スタンダード リイシュー」と「ボンネビルT120」の「1959 レジェンド カスタム エディション」はDGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)後援の一環として製作される。DGRは男性のメンタルヘルスと前立腺がんに対する啓発・募金活動を目的として世界中のライダーが参加するチャリティーイベントである。今回のカスタムエディションを彩る美しいディテールはトライアンフのワークショップがデザインし、手作業で仕上げる。
提携の背景と趣旨
- ギブソンの1959年製「レスポールスタンダード」はギターファン憧れの傑作モデル、同じく1959年に発売されたトライアンフの初代「ボンネビルT120」はバイク史に変革をもたらした英国生まれの元祖スーパーバイク。今回のコラボレーションは、両ブランドを代表する2つの名機が共に1959年に誕生したことをきっかけに実現した。
- ミュージックシーンとバイクカルチャーとの間には昔から密接なつながりがあった。また、ギブソンとトライアンフは世界トップレベルのクラフトマンシップと美しさ・高精度・高性能を追求する姿勢も共通している。
- 両ブランドは共にDGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)を後援している。DGRは男性のメンタルヘルスに対する啓発・募金活動のために世界中のライダーが参加するチャリティーイベントである。
ギブソン「レスポール スタンダード リイシュー」:「1959 レジェンド カスタム エディション」
- ヴィンテージレスポールを忠実に再現した「1959 レスポール スタンダード リイシュー」。定番カラーのサンバーストはもちろん、ルックスからフィーリングまでこだわり抜いたリイシューモデルの決定版がパワフルな王道サウンドを奏でる。
- 「1959 レジェンド カスタム エディション」には、ボンネビル特有のエンジンフィンをイメージしたピックガードと手描きのコーチライン、レーザーエッチングを施したピックアップカバー、ロゴ付きのトラスロッドカバー、リイシューモデル専用スイッチバックプレートなど、トライアンフとのコラボレーションを印象付けるディテールが散りばめられている。
- 「1959 レスポール スタンダード リイシュー」の証明書に加え、トライアンフのニック・ブロアCEOとギブソンブランドのCesar Gueikian社長の署名が入った「1959 レジェンド カスタム エディション証明書」が付属する。
トライアンフ「ボンネビルT120」:「1959 レジェンド カスタム エディション」
- 最新モデルに進化した「ボンネビルT120」は、往年の名車のキャラクターとスタイルを継承しつつ、クラストップの機動性と走行性能を実現する。
- 「1959 レジェンド カスタム エディション」はレスポールを彷彿とさせるサンバーストでボディを手塗りし、ギターネックとヘッドストックのデザインをジェットブラックで描き、職人の手で美しいコーチラインを入れたほか、特製のバッジやロゴを随所に取り入れ、ギブソンとのコラボレーションを印象付けている。
DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)
- 「1959 レジェンド カスタム エディション」のレスポールとボンネビルは、2022年のDGRで最も多額の寄付を集めた方に賞品として贈られる。
- トライアンフはDGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)のスポンサーとなって2022年で9年目を迎える。DGRはこれまで世界900以上の都市で開催され、男性のメンタルヘルスと前立腺がんに対する啓発・募金活動に10万人以上のライダーが参加してきた。募金総額は3100万ドルを超えている。
1959年の名機から生まれたギブソンとトライアンフのコラボレーション
今回のコラボレーションは、ギブソンの1959年製「レスポールスタンダード」とトライアンフの初代「ボンネビルT120」が共に1959年に発売されたことをきっかけに実現した。両ブランドを代表する2つの名機はそれぞれギターファン、バイクファンの憧れであり、今なお進化し続けている。
1959年製「レスポールスタンダード」は最高峰のヴィンテージギターとして知られている。そのオリジナルモデルをギブソンのカスタムショップが忠実に再現した「1959 レスポール スタンダード リイシュー」は単なるトリビュートモデルではなく、オリジナルモデルの完璧なクローンとして位置づけられている。同じく1959年に発売された初代「ボンネビルT120」は当時の常識を覆すパフォーマンスを発揮し、英国生まれのスーパーバイクとして名を馳せた。最新の「ボンネビルT120」はクラシックバイクを象徴する存在となり、往年の名車のキャラクターとスタイルを継承しつつ、現代のシーンにマッチした機動性と走行性能を実現してる。
1959年という記念すべき年、そしてロックンロールとカフェレーサーに代表されるようなミュージックシーンとバイクカルチャーとの密接なつながりで結ばれたギブソンとトライアンフが、DGRの募金活動支援の目玉として、唯一無二のカスタムエディションを共同製作する。
トライアンフのワークショップが手掛けるディテール
ギブソンとトライアンフのデザイナーらが目指すのは美しさ、高精度、高性能、そして世界トップレベルのクラフトマンシップである。その姿勢を貫くため、「1959 レスポール スタンダード リイシュー」と「ボンネビルT120」のカスタムエディションは、英国ヒンクレーのトライアンフ本社ワークショップにて、世界トップレベルのデザインチームの手でカスタムされることとなった。
ギブソン「レスポール スタンダード リイシュー」:「1959 レジェンド カスタム エディション」
- 手描きのコーチラインが映えるジェットブラックの特製ピックガードは、クラシカルなボンネビルT120に美しく刻まれたエンジン冷却フィンへのオマージュ
- 下側のピックアップカバーにトライアンフのエレガントなロゴをレーザーエッチング加工
- ジェットブラックで手塗りされたピックアップカバーサラウンド
- 電鋳加工による薄型トライアンフバッジがヘッドストックにメタリックゴールドの輝きをプラス
- ギター裏のスイッチバックプレートはボンネビルT120のオルタネーターカバーバッジをイメージしてリイシューモデルのために製作。ペイントと手仕上げが施された美しい鋳造品で「Triumph Gibson 1959 Legends」のロゴ付き。
トライアンフ「ボンネビルT120」:「1959 レジェンド カスタム エディション」
- レスポールのサンバーストを彷彿とさせるこだわりのボディカラー。タンク上部にギターのネックとヘッドストックのデザインをジェットブラックでペイントし、手描きのコーチラインをプラス。トライアンフのカスタムペイントチームの技が光る。
- 電鋳加工による薄型の「Triumph Gibson 1959 Legends」バッジはメタリックゴールド。タンク、サイドパネル、フロントマッドガードの印象的なアクセント。
- フューエルフィラーキャップにギブソンのロゴをレーザーエッチング加工
- レザー製ギターケースに合わせてデザインされたカスタムブラウンの本革シート。ダイヤモンドステッチ、トライアンフのロゴ刺繍、特製ピックホルダーなど、心憎い演出をプラス。
- 細部にまでこだわった特製オルタネーターバッジは「Triumph Gibson 1959 Legends」のロゴ入り
署名入り証明書
トライアンフのニック・ブロアCEOとギブソンブランドのCesar Gueikian社長の署名が入った「1959 レジェンド カスタム エディション証明書」付き
DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)
DGR(The Distinguished Gentleman’s Ride)は男性のメンタルヘルスと前立腺がんに対する啓発・募金活動を目的として世界各地で一斉に開催されるチャリティーイベントである。クラシックスタイルのバイクに乗った紳士・淑女姿のライダーが何十万人も参加する。DGRは2012年、オーストラリアのシドニーでスタートした。粋なファッションに身を包んだライダー達が集結し、ライダーに向けられるネガティブな印象の払拭と世界中のバイクコミュニティのつながりを強化することを目指して募金活動を行ったのが始まりである。
これまでDGRに寄せられた募金総額は3100万ドルを超え、チャリティーパートナーである「モーベンバー」の活動に使用されている。DGRは現在、世界114ヶ国、900以上の都市で開催されている。
2022年のDGRは5月22日(日)に開催される。事前登録はすでに始まっている。正式登録と募金活動は3月28日にスタートする。
ギブソン「1959 レスポール スタンダード」
ギブソンのレスポールはロックンロールの代名詞的存在であり、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、エアロスミスのジョー・ペリー、ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュなど、名だたるギタリストに愛用されてきた。骨太なリフや熱いソロ、温かみや切れのあるトーンなど、ギタリストの右手から繰り出されるサウンドは実に多種多様だ。
1959年製「レスポールスタンダード」はエレクトリックギターの最高傑作としてギブソンの黄金期を牽引し、今なおギタリストの憧れのモデルとして知られている。1958年、1959年、1960年に製作された「レスポールスタンダード」は世界で最も高額なヴィンテージギターであり、中でも1959年モデルの人気が特に高いと言われている。 1959年製「レスポールスタンダード」ほど人を惹き付け、虜にするギブソンギターはほかにはない。当時の生産本数は650本ほどと非常に少なく、その希少価値の高さから伝説的ギターとなった「レスポールスタンダード」は、やがて世界的ギタリストがこぞって使用するようになり、再び注目を集めた。
ジミー・ペイジ 、キース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、デュアン・オールマン、マイク・ブルームフィールド、ビリー・ギボンズ、ジョー・ペリー、スラッシュ、ジョー・ボナマッサ、リック・ニールセン、ジェイソン・イズベルなど、そうそうたるミュージシャンが「レスポールスタンダード」で名演奏を披露してきた。
ギブソンブランドの製品開発担当シニアディレクターであるMat Koehler氏は次のように述べている。「レスポールスタンダードは飽きのこない美しさと魅力的なサウンドで偉大なプレーヤーたちに愛されました。ギターの神様と呼ばれる人々が必ず手にしたモデルです。オリジナルモデルに100万ドル近い値が付くのも不思議ではありません」
トライアンフ「ボンネビルT120」
最新型の「ボンネビルT120」は伝統を色濃く反映したデザインDNAとクラストップの上質なフィニッシュやディテールを大切にしつつ、最新機能を巧みに融合し、走る喜びを純粋に感じられるバイクとして、さらなる進化を遂げている。
2021年モデルはトルクリッチな1200ccツインエンジンのパフォーマンス、洗練されたセッティング、ボンネビルならではの美しいDNAを大幅にアップグレード。時代を超越したキャラクターと優れた乗りやすさで新たなベンチマークを確立している。
トータルで7kgの軽量化に加え、新設計の軽量アルミニウムホイールリムやハイスペックなブレンボ製ブレーキの新規採用によってハンドリングが格段に向上。加えて、クルーズコントロールの搭載、ライディングモードの強化、スロットルレスポンスの向上など、ライダーのためのテクノロジーもさらに進化している。ボンネビルの伝説に終わりはない。
リリース提供元:トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社