MotoMeganeをご覧のみなさん、こんにちは!Rurikoです。今回はYAMAHA TRACER9 GTをお借りしてツーリングしてきました!TRACER 9GT はMT-09をベース開発された車両です。MT-09を以前試乗した時に程よいキレキレ具合・音の良さがグッと来た車両なので、今回の試乗もとても楽しみです!!
TRACER9 GTで試乗したコース
横浜からフェリーに乗って千葉県の房総半島へ渡り、海沿いを気持ちよく走って来ました!
帰りは高速をひたすら走ります!
TRACER9 GT の気になる燃費
市街地・高速・ワインディングを走行した燃費は大体20km/Lでした。タンク容量は18Lなので350kmは走ってくれそう!ロングツーリングでも安心ですね!
足つき・取り回しチェック
TRACER9 GTのシート高はシートを調節する事によって825mmと810mmの2つから選択できます!こういった大きいバイクは足がつかない事で諦めることが多いので、ローシートに出来るのはとても有難いです。
という事で、私は有無を言わずローシートの810mmで試乗しました。乗ってみるとシート幅が広いので思ったより足がつかない。そして足を下に降ろす位置にステップがあるので、足を着く時にステップに引っかからないよう注意です。
この日は厚底ブーツで3cm底が厚い靴を履いていたので、なんとか両足バレリーナ状態で乗る事が出来ました。
車両重量は220kg、動かしてみると意外と重たくない! 重たいんですけど、見た目程重たくない! 車体の重心位置が低いからしっかり落ち着いてとりまわせば、私でも動かす事が出来ました。
TRACER9 GTを試乗してみて
市街地
怖いです(笑)やっぱり足つきがネックになって来ます。
止まる時に慎重に止まるのは良いのですが、走り出しが一番ドキドキしました。加速し始めにハンドルがグラグラしてバランスを取るのが難しかったです・・・。
走り出してしまえば全く気にならないぐらい、軽い感覚なんですけどね!!出来れば信号待ち、一時停止は避けたい気分でしたw
高速
高速走行は本当に最高でした!流石にここまで大きな車体、手動で調節可能なスクリーンがある事で走行風は殆ど身体に当たりませんでした。
クルーズコントロールがあるのも大きいですね。そして街乗りではネックだったシート幅のおかげで、お尻とシートの接地面が広いので痛くなりません!
これはタンデムシートも疲労感が少なく楽しめそうです。車に乗っているかのような快適性でした!
ワインディング
車体大きいし、車高高いから曲がりにくいのかな?と思っていたのですが、ひらひらグイグイ走ってくれて、とても楽しい!D-MODE(走行モード切り替えシステム)があるので、一番スポーティなモードにしてみました!
MT-09はアクセルの開け始めがキレッキレだったのですが、TRACER9 GTはそこまでキレキレじゃない?意外と優しい感覚です!乗っているとスポーツバイクに乗っているかのような、気持ちよさでした・・・!
TRACER9 GTの試乗を終えて
正直乗りやすいかと言われれば、足つきの影響からストップ&ゴーのある街中では私にはちょっと乗りにくかった!w
やはり市街地での運転では常に神経を使っていました。私ぐらいの身長だと足つきが不安になってしまうと思います。
なのである程度身長と力がある人であれば、楽しく乗れる車両かな?と思いました。乗り心地はとても良いんです!特に高速走行は快適で、どこまでも行けそう!
TRACER9 GTは「もう一つ上の旅を」というコンセプトなので、まさしくいつもより快適で旅に出て、旅先ではスポーツ走行を楽しむ。という使い方が出来そうですね!私にもう少し身長があれば、優雅に乗れたのでしょうか・・・!