そして、恐らくその備えとして最も効力が高いものが「ドライブレコーダー(以下ドラレコ)」で、事故以外に「煽り運転対策」としても有効だったりしますが…なにぶん面倒な配線をやりたくない僕なので、どうしたものかと思っていたら…!?
まさかの配線不要で、しかも前後録画のできちゃう超お気軽かつ有能なドラレコ「MAXWIN MF-BDVR001G」を発見してしまいました!
MF-BDVR001Gとは?
今回紹介する「MF-BDVR001G」とは、大阪で車・バイク用品を販売している「MAXWIN」のバイク用小型ドラレコのことで、台湾のデジライフ・テクノロジーズという会社が開発している「MUFUシリーズ」のひとつです。
特徴としては配線不要でヘルメットにマウントするだけの簡単仕様なのに、前後録画が可能なことで、さらにはGPSによる走行ルートの確認やオービス警報機能まで搭載していることです!
つまりは「ドラレコを導入したいけど配線が面倒…仮にショップに任せるとしても費用と時間がかかる…」という僕のようなバイクいじり苦手系ライダーの「ドラレコ導入の壁」を無かったことにしてくれる、それはそれは大変ありがたいドラレコ様なんです♪
MF-BDVR001Gの特徴と仕様
それではMF-BDVR001Gの有り余る素敵な特徴と仕様の数々を解説していきます!
配線不要の前後カメラとバッテリー内蔵型ドラレコ
はい、まずはとにかくこれです!MF-BDVR001Gは配線不要の前後カメラとバッテリ一内蔵型ドラレコなんです!
これはとても大事なことなので、見出しと合わせて2回言わせていただきました。
通常ドラレコは本体とカメラが別体で、しかも前後録画対応型なら2つのカメラが必要になり…なおかつ電源として車載バッテリーやUSBポートに繋ぐ必要がありますが…なんと!MF-BDVR001Gはその全てがひとつの本体に内蔵されています、SO、つまりはワンチーム(ニヤリ)
これにより本体とカメラの配線、それからバッテリーを内蔵しているので電源への配線も不要となり、文字通り「配線不要」という素敵な四文字熟語が完成しちゃいますが…それでいて「本体サイズ:98×51×38.5mm、重量:150g」というコンパクトボディだから本当に困っちゃいますよね。。。
前後共にFullHDの広範囲録画が可能
確かに前後カメラ内蔵はお手軽でありがたいけど…ぶっちゃけそれって小さくてしょぼいカメラを使ってるからでしょ?
…はい、確かに的を得ている非常に鋭いツッコミですが…残念ながら(?)MF-BDVR001Gの前後カメラはどちらもFullHDで120°の広範囲を鮮明に録画できるヤツです!
決して小さくてしょぼいカメラだから2つ内蔵できたわけではなく、ちゃんと車のナンバープレートや道路標識、それから信号などの万が一の際の証拠となるものを視認できる画質ですし、なんなら夜間撮影も得意なのでご安心ください。
ちなみに録画データは「TSファイル」という壊れにくいデータ方式を採用していて、もちろん映像に加えて音声も記録してくれます♪
ちゃっかりGセンサーも搭載
MF-BDVR001Gのカメラはちゃんとしている(失礼)ということが判明したところで、実は「Gセンサー」も搭載していることをカミングアウトさせて頂きます!
ちなみにGセンサーとは衝撃を感知した際の録画データをロックする、つまりは「事故の疑いがあるシーン」を保護するドラレコならではの機能で、MF-BDVR001Gは傾き動作検知機能でこれを実現しています。
最大7時間の連続録画が可能
前後FullHDでの録画が可能で?ちゃんとGセンサーも付いちゃってて?おまけに全部コンパクトな本体に内蔵されてる?…って、どう考えてもバッテリーの持ちがめっちゃ悪そうやん…
だって、もはや本体に大容量のバッテリーを入れる隙間なんてないだろうし、それでいてハイスペックな録画機能とか…もしかして「1時間くらいしか撮影できない」ってオチじゃない?
…なんて、さすがに大阪の企業だけに(?)またしても東日本生まれの僕には凶器レベルの鋭いツッコミが飛んできましたが…ところが一体どういうわけなのか、なんと!MF-BDVR001Gには最大7時間の連続撮影が可能な「3,100mAhの大容量バッテリー」が搭載されてるんですよね。。。
はい…めちゃくちゃコンパクトなのに、しかも前後カメラを内蔵してるのに、一体どこにそんな大容量のバッテリーを搭載できるスペースがあるのか?…もはやこれは世界七不思議レベルのミステリーですが、とにかく最大7時間も撮影できれば、少なくても日帰りツーリングなら全然余裕ですよね♪
仮に宿泊ツーリングでも、宿で充電すれば次の日またバッテリー全開でスタートできますしね(ニコニコ)
ちなみに満充電までの時間は最大5時間ほどで、充電コネクタはUSB TypeCとなっております。
ヘルメットにマウントするだけの超簡単仕様
ここまでMF-BDVR001Gは配線不要で色々とハイスペックであることをお伝えしてきましたが、実はその反面使いこなすのがムズかし、、、くはありません!
それどころかヘルメットにマウントするだけでOKの、超簡単仕様となっております。
具体的には粘着テープ式のマウントをヘルメットに貼り付けて、そこに本体をスライドさせてカチャっと接続するだけで自動的に録画開始、外せば録画停止となります…はい、本当にそれだけです♪
しかも本体をヘルメットにマウントしたままでも、3分間動きがないと自動的に録画停止、再び動かせば録画再開となるので…つまりはバイクを降りてヘルメットを置けば録画停止、再びヘルメットを被れば録画再開という実にスマートな使い方ができるんです(ニヤリ)
ちなみにマウントにはスピーカーが付いていて、そこから「録画を開始します」のような動作アナウンスが流れてくるので、本体が見えなくてもきちんと動作していることを確認できます(ここ重要)
加えて本体のLEDインジケーターでも動作状況を確認できるので、ヘルメットを脱いで目視で確認することもできます!
さらにはマウントがクルクルと回転しちゃったりもするので、本体をお好みの角度に調整することができます(=カメラの映りを調整できます)
スマホアプリでも操作可能
MF-BDVR001GはスマートフォンとWi-Fiで接続することにより、スマホアプリ上でも各種操作が可能です。
例えばカメラ映像のリアルタイムプレビューをしたり、録画データの再生やコピー、それから削除などを行なったり、はたまたGセンサーのON/OFFなどのカメラの設定変更も可能です。
ドラレコなのにオービス警報機能あり+走行ルート確認
僕がMF-BDVR001Gで1番驚いた機能が、まさかのGPSを活かした「オービス警報機能」です!
先に説明したようにマウントにはスピーカーが付いていますが、そこからオービス警報が聞けちゃうってことです…って!もはやこれはドラレコではなく準レーダー探知機?じゃなくて…準レーダー探知機付きドラレコ?略してレダレコ!?
…っと、話が大いに脱線しましたが、これは特に意識せずとも勝手にスピードが出てしまう…大排気量車や輸入車オーナーにはありがたい機能ではないでしょうか?(あくまで安全運転が前提での話)
そして更に同じくGPSを活かした機能が、アプリで録画データを再生する際に当時の走行ルートを確認できる機能です…って、どう考えてもドラレコを逸脱している気がする。。。
安心してください!IP66の防塵・防水仕様です
はい、そこはもう大丈夫です!全く問題ございません!だってバイク用ドラレコですから(きらり)
ってことで、MF-BDVR001Gは当然ながら防塵・防水仕様になっていて、しかも「粉塵が内部に入らない+あらゆる方向からの暴噴流に対して保護されている」ことが保証された「IP66」の高レベルなやつです。
なので「僕が走るといつも雨が降るんだよね…」という雨男ライダーさんも「私がバイクで走るといつも雨なんですのぉ〜」という雨女ライダーさんもどうかご安心下さい、雨が降ってもきちんと録画してくれますので。
ちなみに僕は自他共に認めるSUPER晴れ男なので、IP66が宝の持ち腐れになってしまうのが辛いところです。。。
まとめ:MF-BDVR001Gが向いている人・向かない人
MF-BDVR001Gはなんと言っても面倒な配線が一切不要で、しかもマウントも粘着テープで貼り付けるだけなので…僕のようにドラレコに興味があるけどバイクいじりが苦手…ってなライダーにはクリーンヒットすると思います!
加えて車体ではなくヘルメットにマウントするドラレコなので、複数台所有ライダーはこれ1台で使いまわせるというメリットもあり、加えて先に紹介したようにオービス警報機能もあるので、大型バイクや輸入車に乗っているライダーにもおすすめできます!
ただしカメラに手ぶれ補正が付いていないので、いわゆる「モトブログ用途」としても使えるドラレコを求めているライダーには向いていません、、、が!どちらにしろこれだけ手軽に導入できて、しかも前後録画可能でGPSの恩恵を受けられるドラレコなんてなかなか無いと思います♪
ってことで、ドラレコの導入を迷っているライダーなら、間違いなく「買い」な逸品です!