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寒波到来!雪が降っているときは後方のフォグランプを点灯すべき?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

冬に運転していると、雪のせいで視界が悪くなってしまいドキッとするシーンも増えてきます。そんなとき、前方の路面を照らし、運転を助けてくれるのがフォグランプ。

また同じように、クルマ後部のバックフォグランプも有用となっているのですが、バックフォグランプについては認知がそれほどされておらず、よく知らないという人も多いかもしれません。

そこで今回は、バックフォグランプの役割や雪が降っている中での必要性について紹介します。

目次

雪の中ではフォグランプが味方に!?

大雪に見舞われることが多くなるこの時期は、スムーズな運転のためにスタッドレスタイヤやチェーンを装備しますが、フォグランプも装備しておくと安心です。

フォグランプは視界が悪い状況下で前方を確認するための補助灯です。また路面を効率的に照らしてくれるほか、ヘッドライトと違い光を上下方向に拡散させないため、雪や水滴の乱反射で見えにくさも感じにくいのも特徴。

そこで、雪で視界が悪いときはヘッドライトをロービームに切り替え、フォグランプのスイッチもオンにすることをおすすめします。こうすることで、ヘッドライトだけで走るよりも歩行者や障害物などに早く気づき、安全に走行することができます。

またフォグランプは英語表記でfog lamp。その名前のとおりfog(霧)の中で使うために作られたパーツとなっています。このフォグランプがクルマ後部に装着されたのが「バックフォグランプ」です。

バックフォグランプはフォグランプとことなり赤く着色されており、ブレーキランプ以上の強烈な光を放ちます。

これは、濃霧時に点灯させて後続車の追突事故を防ぐためで、ヨーロッパで以前から装着が義務化されていました。しかし国産車では目立っていなかったものの、最近のクルマに装備されることも多くなっています。

実際、濃い霧や豪雨などで先行車のテールランプが見えにくい状況に陥ったとき、バックフォグを点灯させると、後続車に安全な車間距離をとってもらえる効果が期待できます。

昨今はゲリラ豪雨も多いので、バックフォグランプが活躍するシーンはさらに増えているかもしれません。

吹雪やホワイトアウトのときこそバックフォグ!

冬は急な吹雪により視界が悪くなる場合があります。なかでも、あたり一面が真っ白となる「ホワイトアウト」が発生したら、周りが見えなくなるので要注意です。

ホワイトアウトとは、強風で大量の雪が舞い上がることで光が乱反射し、前が見えなくなる状態のこと。降雪中や積もった雪が強風であおられる地吹雪で発生します。また、風がなくても、雪片が大きなボタン雪が積もることでホワイトアウトがみられることもあるようです。

この状況で大事になるのは、自分の車の位置を周囲に知らせること。もし装備していれば、フォグランプ・バックフォグを迷わず点灯させます。そしてゆっくり運転し、安全にクルマを停められる場所で天候が落ち着くまで待機しましょう。

しかし、バックフォグは寒冷地仕様車のオプション装備となっていることが多いため、もし仕事や旅行で雪深い地に赴くなら、装着を検討するとよさそうです。

ウィンカーレバーのスイッチを回してオン・オフ!

では、バックフォグはどうやって点灯させるのでしょうか。

多くの国産車では、ウィンカーレバー部分にフォグランプとバックフォグの回転式スイッチが組み込まれています。またフォグランプのマークは、ヘッドライトから左斜め下へ光りが出て、縦の波線がその光を貫いているマークになっています。

これに対して、ヘッドライトから右横へ光で出て、縦波線が貫いているのがバックフォグのマークです。

バックフォグを点灯させるには、バックフォグマークスイッチを回すだけでOK。手を離すと、スイッチは自動でOFFやフォグマークの位置に戻ります。なお、もう一度バックフォグマークまでスイッチを操作すると、消灯させることができます。

点灯しているか消灯しているのかよくわからないときは、メーターパネルにマークと同じ表示灯がつくようになっています。しかしスイッチの操作性のせいで、バックフォグの消し忘れが多くなるとも言われるため、乗車時に確認することを忘れてはいけません。

冬場は雪と風が合わさることで視界不良が発生しやすくなり、運転に大きな危険が伴います。さらに夜の雪は、軽い雪でも視界が更に悪化してしまいます。そのためフォグランプやバックフォグは、ドライバーの安全を守る上で重要な安全装備で、後続車にとっても頼もしい存在といえるでしょう。

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