MOTORISTS合同会社は、ファンティック・レーシングが参戦したMOTO2 タイGPの結果を発表した。
同チームのアーロン=カネット選手は、金曜日には最速ラップ、土曜日の予選ではわずかにポールを逃したが2位でフロントロースタートを確保した。そして1周目からトップを確保するとそのままレースをコントロールし、ポジションを脅かされることなくフィニッシュ。今回の勝利で、カネットはランキング2位を堅守したのだ。
輝かしきかな!カネット、シーズン3勝目をタイで飾る
ファンティック・レーシングMOTO2のスターライダー、アーロン=カネットが今季3勝目、7回目の表彰台、そしてゼッケン44を飾る生涯44回目のトップ3フィニッシュを、ブリラムで開催されたタイGPで記録した。
カネットの際立った活躍は途切れることなくここタイでも続いている。ファンティック・レーシングのスペイン人ライダー、カネットはここブリラム・サーキットでほぼ完ぺきな週末を過ごすことになった。金曜日には最速ラップ、土曜日の予選ではわずかにポールを逃したが2位でフロントロースタートを確保、そして1周目からトップを確保するとそのままレースをコントロールし、ポジションを脅かされることなくフィニッシュしたのだ。
最前列からスタートしたカネットはホールショットこそ逃したもののその先のコーナーでトップを奪うと一度も振り返ることなくトップライダーとしての貫禄を見せつけた。レース中はリードを十分な余裕をもって維持し、レース終盤の降雨で1周を残して赤旗中断となるまでレースを完全にコントロールしたのだ。
今回の勝利で、カネットはランキング2位を堅守した。最大のライバル、小椋藍選手がここタイで今シーズンのチャンピオンを決めたことに、ファンティック・レーシング一同、心から祝福申し上げたい。
ザビ=カルデラスもまた、決勝まで着実な進歩を遂げている。予選は今シーズンベストの位置を得て、最終的にはレースも20位で終えることになった。
アーロン=カネット:いいレース、素晴らしい勝ち方には満足だね。今日の目標はとにかく勝つことだったからね。小椋選手とは最終ラップまでいいバトルができたら、と願っていたんだ。だから彼がタイトルを獲得できたことには心から祝福したいね。天候が怪しくて、レースをコントロールすることは実は簡単ではなかったんだ。でも、今や僕はこれまでの生涯で最高に乗れている。どんなサーキットでも、どんなライダーにも挑戦できる自信があるくらいなんだよ。レースではもちろんスピードも必要だけど継続性、つまりそのペースを維持できることも大切だ。シルバーストーン以降、僕はそれを実行し続けていると思うよ。ファンティック・レーシングMOTO2のみんなの素晴らしい働きっぷりには感謝しかないね。
ロベルト=ロカテリ(ファンティック・レーシングMOTO2チームマネージャー):いやもう、うれしくって月さえも飛び越えちゃいそうだね。このややこしいコンディションで、またも勝利を得ることができたんだからね。アーロンのライディングは輝きを増していて、どんな状況でもマシンを可能な限りコントロールしている状態だよ。チームは最高の状態で、素晴らしいスタッフとライダーに恵まれ、次のマレーシアでさらに素晴らしい結果を得られるべく働き続けているんだ。そう、我々はそれをやり切れる力がある自信にみなぎっているのさ。ザビも悪くなかったよね。彼を継続して成長させていくべく取り組んでいるんだ。
リリース提供元:MOTORISTS合同会社