MOTORISTS合同会社は、ファンティック・カルドソ・レーシングチームが参戦したMoto2 ヨーロッパ選手権の結果を発表した。
同チームのライダー、ロベルト=ガルシア選手は、最終戦を前にしたアラゴンでのレース、ガルシアは4位に入賞しポイントリードを19と広げ、チャンピオンをほぼ手中に収めた。また、ガルシア選手が記録したラップタイムは2ヒート共にコースレコードも記録している。
ファンティック・カルドソ・レーシングチーム、Moto2 ヨーロッパ選手権で最終戦を残して 19 ポイントのリードを築くリーダーに。
ファンティック・カルドソ・レーシングチームはヨーロッパ選手権ロードレースの MOTO2 クラスを走らせるチームで、MotoGP ライダーだったスペイン人、ホセ=ルイス・カルドソが率いるロードレースプロジェクトだ。
今シーズンのライダーはロベルト=ガルシアで、これまでも選手権をリードしてきた。最終戦を前にしたアラゴンでのレース、ガルシアは 4 位に入賞しポイントリードを 19 と広げ、チャンピオンをほぼ手中にした。
MOTO2 クラスの 2 レース、最初のヒートではロベルトは予選 10 位からスタートし、オープニングラップで 6 位まで順位を引き上げた。さらに強力にチャージを続け、一時はトップに立ったものの、無理な追い上げがたたってタイヤの損耗が激しく、最終ラップにトップまでわずか 0.5 秒差の 4 位まで順位を下げてのゴールとなった。
ヒート 2、ロベルトはスタートから優勝に向けて突っ走る。自身に満ち溢れた走りはコンスタントにライバルとの差を広げ、今シーズン 4 レース目の優勝を飾ったのだ。
ガルシアが記録したラップタイムは 2 ヒート共にコースレコードも記録した。この結果、最終戦であるリカルド=トルモ(バレンシア)を前にしてチャンピオンシップで19 ポイントもの差をライバルにつけることとなった。
ロベルト=ガルシア:いや、いいレースだったね。特に 2 レース目はよかったよ。これでバレンシア行きを前にチャンピオンシップでのリードを広げることができた。今週末の結果はシーズンチャンピオンに向けて本当に重要だったから、僕はもちろんチームのみんなも集中して準備してきたんだ。表彰台に戻れてよかったね。チーム、家族とスポンサーのみんなに心から感謝しているよ。
ホセ=ルイス・カルドソ:素晴らしいレースだった。だれにとってもこの週末は厳しいものだったと思うが、得られた結果はとてもポジティブだ。バレンシアに向かうにあたり、ポイントリーダーとしてのアドバンテージをさらに確実なものにしたわけだからね。レース 1 での失敗を踏まえて、ロベルトはレース 2 での戦略をきっちりと変え、モノにしたといっていいだろう。レースの進行も、タイヤの損耗も完ぺきにコントロールしたんだからね。そう、レース 1 から学んだことをきっちりと応用して、得られた勝利なんだ。スポンサーすべてと、この勝利に貢献してくれたすべての仲間、そして頑張ってきたチームのみんなに感謝するよ。さあ、バレンシアに行こう!
リリース提供元:MOTORISTS合同会社