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【考察】バイク乗りが目的地を温泉に設定するのは正解か?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイク乗りがツーリングの目的地をどこに設定するかは、ツーリングの楽しさや満足感を大きく左右するものだ。その中でも温泉は、ライダーにとって魅力的な目的地の一つと言えるだろう。しかし、本当にツーリングの目的地を温泉にすることは「正解」と言えるのだろうか?いくつかの観点から考察してみたい。

目次

温泉を目的地にするメリット

ライディング後のリフレッシュ効果

長時間のツーリングは、バイク乗りにとっては大きな楽しみである一方、体への負担も大きい。特に長距離を走った後は、肩や腰、手首に疲労がたまりやすく、筋肉の緊張を感じることもある。そうした体の疲れを癒すために、温泉は最適なリフレッシュ手段だ。温泉で疲れた体を癒すのは合理的と言える。

ツーリングコースとして気持ち良い

温泉地は自然豊かな場所にあることが多いため、美しい景色を楽しみながら走れるルートが豊富だ。山道や海沿いの道を楽しみながら走り、目的地として温泉に到着する流れは、バイク乗りにとって理想的なツーリングコースと言えそうだ。ツーリングの目的地として温泉が選ばれるのは自然な流れと言える。

仲間との交流の場としての温泉

バイク乗り仲間は、バイク乗りにとって大切なマブダチであることが多い。ライディングの後に仲間とリラックスした時間を共有する場として温泉が機能する。「裸の付き合い」をすることにより、仲間との絆がより一層深まるだろう。温泉がバイク乗りに人気があるのも頷けるというものだ。

温泉を目的地にするデメリット

温泉から動けなくなる

冬や寒い季節のツーリング場合、温泉に入った後にバイクに乗るという行為は相当なモチベーション、または諦めや覚悟を要求される。暖かい場所から一気に極寒の場所にわざわざ行くわけなので、その一歩はなかなか踏み出せない。

夏場は夏場で、せっかく温泉ですっきりしたのに、また汗や排ガスまみれになるのを分かりながらバイクに乗るわけなので、これもなかなか覚悟を決めるには高いハードルだ。結果、バイク乗りの多くは、温泉地からなかなか出発できなくなる現象を体験している。そういった意味で温泉はバイク乗りにとって危険な場所とも言える。

重い装備の着脱が面倒

バイクに乗るためには、ヘルメットやライディングジャケット、プロテクターなどの重装備が必須だ。温泉に入るためにはこれらを全て脱がなければならない。装備の着脱が非常に面倒だ。これを脱いでもう1回着る、ということを想像した瞬間、やっぱり温泉に入るのをやめておこうかなと躊躇してしまうバイク乗りも多いことだろう。

また、「脱衣所のロッカーに装備が全て入りきらない」や、「玄関でブーツがロッカーに入らない」というロッカー問題も併せて発生する。装備品との兼ね合いを考えたとき、バイク乗りと温泉の相性は必ずしも良いとは言えないかもしれない。

服を着るときの別のハードル

バイク乗りの多くは、温泉地を目的地としても、荷物が多くなることを嫌い、着替えを持って行かないことが多い。結果、温泉でさっぱりしたとしても、汗だくで脱いだ服をもう1回着ることになるのである。

確かに、用意周到なバイク乗りは着替えを持っていることもある。しかし、それでも避けられない存在がヘルメットだ。これだけはどうにもならない。このヘルメットが温泉から上がった時の、バイク乗り特有の罠になっている可能性がある。

家に帰ったらもう1回お風呂に入るしかない

この説明は特に必要ないと思うが、たとえ温泉に入ったとしても、帰宅した時点で「もう一回お風呂に入りたい」という気持ちは抑えられない。

夏場は特に汚れを落としたい欲求が高まるし、冬場であれば冷え切った体をもう1回温める必要もあるのだ。そういう意味では、温泉で得られる美肌効果や、健康効果は別として、ツーリング先で温泉に入る意味はほとんどないのかも知れない。バイク乗りは知っておくべき重要な事実だ。

まとめ

温泉をツーリングの目的地に設定するメリットは非常に多いし、バイク乗りが温泉地を目的地に設定しがちなことも頷ける。しかし、一方でデメリットも存在している。

温泉地自体はツーリングの目的地として最適である場合が多いが、しかしだからと言って、ツーリング先で温泉に入るかどうかは慎重に判断したほうが良さそうだ。さもなければ、温泉が極楽であればあるほど、そのギャップから、帰りのツーリングが辛いものになる可能性も秘めている。

次のツーリング先の目的地が温泉であった場合、是非、温泉に入るかどうかは、バイク仲間同士でも慎重に議論をして欲しい。

結論

「温泉地を目的地とする場合は、1泊ツーリングが最適解
※あくまで個人的な見解です

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